haroayuの母は認知症です。
昨年アミロイドPET検査を受けて、
アルツハイマー型と診断されました。
検査を受けた当時の話、書きました
その母を、
高齢の父がお世話をしてくれています。
ある時、父が話し出した内容に、
とても驚きました🫢
「認知症になっても、本来の性格とか性質は、
変わらんと思う。
それどころか、前よりも一層、
表に出てくるようなったと思うんや。」って。
私は母の状態が分かった頃から、
認知症関連の本を手当たり次第読みました。
その中に、
父が言った内容と同じ事が書いてあった本が、
あったのです。
認知症になれば、
覚える事が苦手になります。
何回も同じ質問を繰り返し、
家族を困らせます。
当初、そんな母を見て、
母が壊れていく、って思いました。
母が母でなくなってしまう、と思いました

父のことを、
「ご飯を作ってくれる優しいお兄ちゃん」と、
言った母。
そんな母を一番近くで見ていた父が、
認知症に関する本も読んでいないのに、
実体験でそう感じていたのです。
家族が認知症と診断されたら、
これからどう変わっていくのか、
今までの母ではなくなってしまうのか。
考えるたびに涙があふれ出て、
何ともやるせない気持ちになりました。
でも、それは間違いと気づいたのです。
母は母のままで、
母でなくなったりしない。
父の事を分からなくなった時もあったけれど、
私達3姉弟のことは忘れなかった母。
二週間に一回の点滴の時も、
自分のことより
付き添いの私達のことを気にかけてくれる母。
認知症になったからと言って、
全てが変わってしまうなんて事はない!
母はいつまでも、
私に色んな事を教えてくれる👍
私のこと、
分からなくならないでね、お母さん

最初に読んだ認知症関連の本。泣けた