「怖いから、検査は受けたくない」と言った母。
先生は、
「アルツハイマー型だと思うけど、
きちんと検査をして、
結果を見てから、
今後の治療方法を考える。」と仰った。
そりゃ、そうだよね
これからどうしたらいいのか。
実家に両親を送り届け、
自宅に戻ってからも、
母はこれからどうなるのか、不安だらけ
それでも、
なってしまったものは仕方ない。
これまで、私達子供に心配かけまいと、
一人で頑張って来た父のことも気にかかる。
やっぱり検査を受けた方が良いに決まってる。
すぐに父に電話をかけ、
「検査受けた方がいいと思う」と伝えた。
父も同じように考えてたみたいで、
すぐ先生に連絡してみる、と。
泣いてばっかりじゃなく、
前に進むしかない。
そう考えながらも、
後悔やらなんやら、
色んな感情がこみ上げてきて、
やっぱり涙が溢れ流れる。
こんなたくさんの涙は、
私の体の一体どこにあったんだろう
