魂の傘 ~本編 その14~ | 35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。

 

 

 

 

月影の雫 

 

 

月に刻んだ 初恋が 

今宵砂漠で 泣いている 

 

金星の如く 照らされて 

闇夜に濡れて 揺れながら 

 

肌を知らない わけじゃなし 

触れて触れられ 生きてきた 

 

それでも知った 初めての 

命を懸けた 恋心 

 

愛しています 今もまだ 

見上げた月に 綴りつつ 

 

月の光が 届くころ 

静かの海が 目を覚ます 

 

 

月影の雫よ あなた 胸に沁む 

想いは募らん 届かぬばかりに 

 

 

 

 

 

 

 

月に刻んだ 初恋は 

独りよがりの 紙芝居 

 

震える肩は 見せられぬ 

秘めて儚い 花園よ  

 

散りゆくままの 恋であれ 

手も繋げない 道であれ 

 

それでもいいと 初めての 

すべてを懸けた 人だった 

 

愛していたと 今はまだ 

艶めく月に 綴れずに 

 

月の光が 絶えるころ 

静かの海から 雫が落ちる 

 

 

月影の雫は涙 あなたへの 

想いはいつか 月に帰らん 

 

 

 

 

 

 

 

竹取の姫の ふるさとよ 

叶わぬ恋が 行きつく星よ 

 

満ちては欠けて 行く様に 

あまねく無常 この身に映し 

 

   

月に刻んだ 初恋よ 

今も愛しい あの人よ 

 

永久にと誓えば かたくなに 

移ろう心の 季節を奪う 

 

 

海という名の 砂漠の隅に 

名もなき墓標 埋めつつ 

 

いつか綴らん さようなら 

きっと綴らん ありがとう 

 

 

 

 

 

 

 

【注釈】

 

 

シングルマザーが、

同じくシングルマザーの

ママ友に恋をして。

 

 

思い切ってキスをして、

お付き合いが始まった方の

ブログを読んでいたのですが。

 

 

何かのことで喧嘩した後、

彼女からの連絡が途絶え、

最終的には、お別れしたという展開になり、

しばらくした後、ブログの更新もストップ。

 

 

そのブロガーさんは、

彼女のことが大好きで、

なかなか諦められなかったそうですが。

 

 

その後、別の人と交際を始め、

何とか彼女のことを忘れかけた矢先のこと。

 

 

 

「別れたことを後悔している。

喧嘩した後、きちんと話し合うべきだった」

 

 

 

泣きながらこう話す彼女が、

やっぱり好きで。

 

 

指輪をくれた恋人に別れを告げ、

彼女とやり直すことになり、

 

また幸せな日々が始まったと、

再開されたブログには綴られていたのですが。

 

 

ある日を境に

ブログの更新が止まり、

その後、ブログ内の記事も

全て削除されていました。

 

 

 

「人の心は変わる」

 

 

 

ある時、彼女が発した言葉。

 

今から思えば、それは彼女自身の心も

含めてという意味だったのかと、

ブロガーさんは思い返していました。

 

 

 

儘ならない恋。

惚れたら負け。

 

でも、どうにもならない恋心。

 

これはきっと、

この世に生まれてきた大多数の人にとって、

永遠のテーマなのではないでしょうか。

 

 

彼女たちの切ない恋に、

月の朧気なイメージが重なって

出てきた詩です。

 

 

 

 

 

 

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