「この世で一番ロマンチックなもの」 part2 | 35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。


「この世で一番ロマンチックなもの」part 1


実際、お金って素晴らしい。
本当にそう思う。

お金が、色んなチャンスへの扉を開けてくれる。
人生の様々な面で選択肢を増やしてくれる。

誰かや何かから選ばれるのではなく、自分の意思で選ぶこと。
これをより可能にしてくれる。


これは、とてつもなく大きい。


確かに、お金はたくさんあったらあったで、大変なこともあるだろう。
でも、それはお金がなくても同じことだ。

そして両者のうち、より惨めな思いをするのは、どちらか?
きっと言わずもがな。





「でも、お金で人の心は買えない。」





全くその通りだと思う。

たとえ、目の前に札束をどれだけ積まれても、




「こいつの言うことだけはききたくない!」




ということもある。



ここは、邱永漢氏の言葉をお借りしよう。



「確かにお金で人の心は買えないが、ステキなプレゼントを買い、
それを相手に失礼なく、スマートに渡すことができれば、
人の心をつかもうと思った時に、お金も有用である。」




一語一句は正確ではないが、大まかな趣旨はこうだったと思う。

さすが!
図らずもお金儲けの神様と呼ばれた男。私は大いに納得した。





前回記事 のホステス談。




「この世でお金ほどロマンチックなものはないわね。」




今の私は、彼女の気持ちがよく分かる。

大学時代の私が、彼女を不謹慎だと思ったのは、
単なる世間知らずと、お金への偏見からだったのだ。


男が残してくれたお金があるから、誰かを頼らずに生きていける。


生活に追いまくられることがないから、
別れたけれど、好きな男をいつまでも待っていられる。

一人の男を想い続けるのがロマンチックだとすれば、
彼女の場合、この状態を可能にしているのは、他ならぬお金なのだ。




何て正直で好感の持てる女だろう!




今の私は、こう思うのだ。





寺山修司の『青女論 さかさま恋愛講座』

第十一章 おかね


この章は、この言葉で幕を開ける。



もしも心がすべてなら いとしいお金は何になる




裏腹に、




もしもお金がすべてなら いとしい心は何になる




こういう問いかけも成り立つのではないだろうか。





昔、姉が母から聞いたという話。

居酒屋で、金持ちの男と貧乏な男がケンカをした。


二人は口論の末...




金持ちの男: 「なんや、お前なんか貧乏のくせに!」

貧乏な男 : 「おおそうや!確かに俺は貧乏や。でもだから何や?
        俺は別にお前に食わしてもろとるわけじゃないわい!


金持ちの男: 「....................」





要はバランスだと思うのだ。

お金と心、つまり、お金と人間性とのバランス。

私は、お金と心、どちらも大事だ。
両方捨てがたい。

私は、この両方のバランスが取れたお金持ちに、ぜひともなりたい。









◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 応援してくださってるあなた!
ドキドキドキドキ いつもありがとう!! ドキドキドキドキ

 にほんブログ村 家族ブログ 国際結婚夫婦(台湾・香港・中国人)へ