ガゼルの風Ⅱ(翼を持つもの)④+
小説ですガゼルの風Ⅱ (翼を持つもの)作者 キラミラ背中の違和感に 鏡台に立ち自分の背中を のぞいてみるみたこともない背中の入れ墨に驚くイーリアは 思わず 鳥かごを落としそうになった入れ墨は肩甲骨から 大きな羽が ついているごとく蝶の羽のように美しいあんにゃろーーーカッサム皇子の一夜の儀式的ちぎりの夜私に眠り薬を かがせた時に本人の承諾なしで こんないれずみもしたのかよ!!と 舌打ちをした イーリアが首の後ろの入れ墨に触った瞬間幼い記憶が よみがえってきたまだイーリアが小さな頃3,4,歳の頃だろうか・・・父様 ・・・あのチクチクするのは イーリアは 嫌ですだって 痛いんですもの・・・父が幼いイーリアの背中に 魔法の呪文をかけている「痛みを全部取ってしまうと効力が薄くなってしまう・・だから イーリア 痛いのを 少し我慢するんだよ」と 父の声が 背中から聞こえてくる母さまが 泣きそうな顔でこっちをみているイーリアは 受精3日で 生まれてきたために体温調節が 自分でできない極端に 寒い場所にいくと 体がフリーズして 動かなくなってしまうつい先日も親の知らないうちに 街の子供達と一緒に 氷山で スキーをしようとして具合が悪くなって肺炎になったばかりだみんなが 平気でできることもイーリアは 体温調節を 頭で考えて行動しないといけないリスクをおっている王宮勤めの母親と共にアンジオール様の侍女として 徹底した温度管理の城の中なら不自由はしなくても女のコだというにもやんちゃな イーリアの性格も 両親は見通して親の管理が 行き届かない惨事に合った時なんとか 自分で自分を守ることができるように父が考えついたのはイーリアに 護法神といわれる精霊をつけることだった父の守護者であり 護法神の子どもを イーリアの体に埋め込んで 育てていくことを 思いついた守護者と言われる 護法神自分を守ってくれる精霊は自分と相手が大人になってからくみかわす一種 の魂の誓いをする守護者である 精霊の卵(子ども)を 産み付けるのは一種 タブーになっているのは精霊の卵(子ども)に選ぶ権利があり自分の能力以下の人の子に つくことは 高貴な精霊だけあり 嫌がるのだヘタをすると 精霊のエネルギーに 負けてしまって 自我が壊れることもある今回はイーリアの父親と父の精霊との 間での 酌み交わされたのはわかりやすくいうなら親同士が決めた 幼い許嫁同士のような 関係性イーリアの成長とともに精霊も 成長していくというものだが精霊の卵が 羽化するのに10年は かかるその後も 精霊の目覚めは宿主の 感情に比例するので宿主である イーリアが危機的状況に陥って 初めて目覚めるところがあった今回自分でどうすることもできない 状況に もがき苦しんでいる最中に 妖精の進化が 起こったようだそれが わかった瞬間イーリアの背中の 入れ墨は どんどん薄くなって 消えていったこの精霊の翼はいつも 入れ墨が出ているわけではないようだイーリアの感情に呼応するように出たり 消えたり消えて 出たりをするのだとわかったふうぅーーと 椅子に倒れ込んだ瞬間部屋の ドアをたたく音がするカッサム王子が 返事も聞かずに 勝手にあけて 部屋に入ってくる「我が 国の神がつばさを 持つ者よ 歓迎すると 今 神託が 降りた数時間後におまえは 我が国の神 と対面できるぞ!」と 高揚しながら イーリアに 抱きついたつづく