名古屋市千種区/東山公園駅近
re・Frame exercise®×ピラティススタジオ
あるものを存分に生かし新しい私をクリエイトする
骨格美&機能美ボディクリエイト Harmony
こんにちは。
【骨格美&機能美】ボディメイクトレーナーの古澤麻衣です。
2021年6月18日、交通事故にあいました。
自転車で通勤中に自動車と接触、転倒し救急搬送。
幸い命に別状はなく手術もせずにすみましたが、骨盤を3ヶ所骨折。
ここでは、入院から仕事を再開するまでを振り返って綴っています。(色々な交渉がまだ進行中なため、こういった場でお伝えできる範囲で綴ります)
記録しようと思った理由は、自分の中で一区切りつけて進んでいきたいという思いがひとつ。
ふたつ目は、人の身体に関わる仕事をしている私だからこそ、この体験を通してお伝えできることがあるかもしれないという思いです。
前回からの続きです。
検査が終わり、主治医の先生の診断は
「左恥骨、座骨、仙骨の骨折」
手術は必要ないけれど、2ヵ月くらいの入院。そして3週間はベッド上安静。
3週間、自分でトイレに行けないと分かった時からしばらくの間、私の頭の中はトイレのことでいっぱい(￣▽￣;)
事故直後は興奮状態だったのか、現状を受け止めきれず空元気だったのか、病院へかけつけた夫もビックリするくらい普通な様子だったそうで。
その後、アレよアレよという間に入院手続きとなり、看護師さんから
「古澤さん、病室はどうされますか？個室の場合、差額ベッド代は自己負担です。
事故の場合でも自動車保険の支払い対象外になると思いますが…」
と言われました。
身体と精神的なことを考えたら、個室の一択！
だって、3週間自分でトイレに行けず、ベッドから離れられないんだから。
どんなことになるか想像はできないけれど、大部屋はホントにホントに無理〜〜！(>_<)
という感情は抑えきれません。
実は私、今の仕事に就く前に、複数の保険を扱う保険代理店に勤めていました。
実際に窓口で保険相談を担当していた時期もあるので、保険のことに関してはある程度知識があって。
自分の加入している医療保険の内容をすごい勢いで思い出し、計算（笑）
何とかカバーできそうだったこともあり、
「ひとり部屋でお願いします！」
と告げました。
ちなみに豆知識ですが、
差額ベッド代とは、通常の大部屋と違い条件の良い個室等を使用した場合に、患者に請求される大部屋との差額費用のことです。
個室というと1人で利用することを想定しがちですが、病室の病床数が4床以下であることが条件のひとつなので、4人部屋でも差額ベッド代が必要になることがあります。
ただし「治療上」個室への入院が必要な場合や病院側の管理の都合等で必要な場合は、負担は発生しません。
今回の私のケースは、あくまでも私自身の希望なので自己負担、しかも「一人部屋」を希望すると、その金額は当然高くなります(￣▽￣;)
仮に保険に入っていなかったとして。
当初2ヶ月くらいの入院予定と言われていたので、かかる金額を計算したら正直なところ、どうするか迷ったかもしれません。
貯金で賄えるとしても、このために貯めていたお金じゃないから、大出費感は拭いきれない！
それでも背に腹はかえられませんから、結果的にひとり部屋を選んだとは思います。
だけど、不意の大出費に気持ちは相当重く沈んだでしょうね…＿|￣|○
長年保険料を払ってきて、一度も保険を使ったことがなかったけれど、保険のありがたみをしみじみと感じました。
万が一の時って、普通の状況じゃないんです。身体的にも精神的にも大変な時。
そういう時に、さらに何かを我慢しなきゃいけないのは、本当につらいこと。
もし、私がホントは自分の心の安定のために、ひとり部屋に入りたい。
でも、金銭的にキツいからという理由で大部屋にしていたら…。
自分の状況を振り返ると、入院はとっても、とってもストレスフルなものになっていたと思います。
もしかすると、そこでかかったストレスは、ケガの回復具合にも影響していたかもしれません。
万が一は起こってほしくないけれど、起こってしまった時に、
自分が望むベストな環境をためらいなく選べる。
ということが大事だと、そう頭で理解し備えをしていたし、当時お客様にもお伝えしていました。
今回はそれが、こういうことかぁ〜と深ーく腹落ちしたのでした。
これは、入院3日目にベッドから撮った空。
こちらは4日目に撮った空。
足元側の壁が一面大きな窓でした。
入院中、この窓から見える表情豊かな空にとっても救われました。
次回へつづく。
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