頭痛
とひとことで言っても、
何から来る頭痛なのか
カラダに聞いてみると
対処の仕方が違います。
それを簡単に見分ける方法があります。
東洋医学では
右側の頭痛は『冷え』から来るもの
左側は『カラダの調子』から来るもの
と云われています。
また『目の疲れ』から来る痛みは
おでこやこめかみ。
でもこちらは
『冷え』が原因のことも多いです。
カラダの不調子からくる頭痛は、
骨格のズレや内蔵の疲れなど
原因も様々なので
あまりにもひどい場合は
病院に行って診断してもらいましょう。
『冷え』から来る頭痛の対処の仕方は色々ありますが、
私がよく実践していて、実際に効果のあったものは、
●洋服を着込む
(……これは誰でもやりますね(笑))
●仙骨を温める
仙骨は尾てい骨(退化した尻尾)上あたり。
仙骨付近に下半身の血管がひとつになる
血流の交差点があります。
ここを温めると
カラダ全体の血液が温まります。
●首を温める
首は動脈、リンパ節や神経が集まる重要部分です!
体調の要となるツボもたくさんあります。
ここを冷やすと、こりや体調不良の原因になることも。
ショールやマフラーを巻くなどでも
大変効果的です!
ちなみにこりは、
血流の滞りから起きるので、
冷えは要因のひとつです。
●足の裏や指をよくほぐす
足の親指は、頭に位置します。
特に入念にほぐします。
●足首を温める
足首にはたくさんの神経が集まっています。
足首を温めて眠ると、免疫力も高まります。
妊娠中の方以外は、
足首をもみほぐすとカラダも温まり、
効果が期待できます。
●おなかを温める
へそから下3センチに、
『タンデン(丹田)』と呼ばれるツボがあります。
カラダの体調を整える大事なツボです。
●ツボを押す
上半身では、目頭、こめかみ、
首と頭の付け根の窪み(ぼんのくぼ)、
首と肩の付け根、両わきの前後にあるリンパ節
をほぐすように回します。
★こめかみは、ほぐした後、
そのまま耳の後ろを通って首の付け根まで流すと
ちょうどリンパ管の位置を通ることができ、
老廃物が流れます。
また首のリンパの滞りや筋&筋肉のハリが
頭痛の要因になっていることもあるので
こちらもよくほぐすと効果的です。
これを繰り返すと、私の場合は
かなり頭痛が楽になります!
さらにこっていたり、
ゴリゴリしているところは
よ~くほぐした後、
耳の後ろ、首を通り
さらに鎖骨付近をほぐし、
しっかりとわきの下まで流しましょう。
マッサージ用のキャリアオイルを付けて
マッサージすると滑りがよく、ほぐしやすくなります。
しっかりほぐした後は、
老廃物をわきの下まで運ぶことを忘れずに!
そして水をたっぷり飲んで、
汗をかいたり、尿として老廃物を出しましょう!
以上の●のポイントを
じっくりゆっくり試していると
軽いものであればあるほど
短時間で気づけば痛みが消えています!
いずれにしても、
頭痛は冷えからきていることが
結構よくあります(^~^)
右側が痛い時は、
『あれ、冷えたかな?』
とカラダの信号に
じっくり目を向けてみて下さいね(*^ー^)ノ