今日は
入院中の認知症のある患者さんの靴について
書いてみようと思います。
予防から離れがちな内容が続いていますね💦
私は普段 認知症専門病院で
作業療法士をしています。
職場での仕事の一つに
患者さんに合う靴を選定する
というものがあります。
というのも
入院された認知症のある患者さん方
入院中に
靴が合わなくなったり
入院時から 適した靴を
持参されていない ということが
多々あるから なんです。
これって
当院だけあるあるかもしれませんが
シェアさせてください。
当院でお断りしている靴 「紐靴」
当院では
入院時の使用をお断りしている靴が
大まかに2種類あります。
1つ目は 紐靴です。
履きやすそうなのですが
当院の場合は お断りの一品です。
なんでダメかといいますと
認知症専門病院でもありますが
精神科の病院でもあったため
万が一にも
命を絶つための道具になりかねない
紐がついたものがそもそも禁 なんです。
現在は 認知症専門の色が濃いものの
車いすの前輪に
ほどけた靴ひもが絡まっての事故を危惧して
お断り となっています。
認知症のある 入院が必要な方で
靴ひもの管理がうまくできる方は
なかなかいませんので
車いすを利用されない場合でも
靴ひも付きは 避けています。
うわばきとスリッパもご遠慮ください
当院でお断りしている靴
もう一つは うわばきです。
バレーシューズともいいます。
うわばきって
靴底に滑り止めが効いていて
転びにくそうだし
安価だし シンプルなつくりだから
履きやすそうじゃないですか?
ですが
すり足や 突進するような歩き方をする
レビー小体型認知症の方の場合
このタイプに限りませんが
思いもよらない場面で
床にひっかかって転ぶというリスクが
予測されるため
当院ではお断りの靴になっています。
スリッパに至っては
当院の場合は 靴にあらずで
お断りです![]()
こんな靴も受け入れているものの…
紐靴 うわばきは
入院時にお断りしているものの
それ以外の靴は
大きな支障がない限り
そのままご利用いただいています。
が 認知症のある患者さんの場合!?
自分で靴が履けなくなるような
介護量が増したタイミングで
運動靴や 履き口がゴムの靴が
徐々に入りにくくなることが
見られ始めたりします![]()
たとえば こんな感じの靴です。
イメージ画像を2つ。
こういうタイプの靴だからこそ
安全にしっかり履けて
出歩くことができている方も
確かにいます![]()
ですが
入院が必要になってきていて
少しづつ
できることが減ってきた患者さんの場合は
履き口がきつくて足がはいりにくいとか
足のむくみが助長されるなどで
靴の形状が 足に合わなくなってきたなと
感じるようになります。
靴を履くときって
無意識のうちに
足が靴に入りやすいように
動かしているのだと思うのですが
心身が衰え
身体の動きが滑らかでなくなるほどに
足首や足の甲 足指の動きも減り
靴の形状に合わせて足を靴にいれることが
しにくくなるのだと思います。
そう思うと
人間って 本当によくできていますよね![]()
長くなってきたので 今日はここまでに![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()




