私はこれまで
認知症になっても安心して
できるだけ住み慣れた場所で
暮らし続けてほしいと
本気で思っていましたが
それを実現するための
具体的な課題も見え始めたこの頃。
課題の一つは介護者にとって
なかなかに過酷です。
そんな課題を体感させてくれているのは
認知症のある義母
それから介護を担う義父です。
苦手を補おうとしただけ
我が家の義両親は
今夜もすれちがっていました。
義母は いらいらしながら
義父に言い返しています。
「そんなに私がすることを…。
もういいわ」と義母。
今夜のバトルの原因は
スイカでした。
義父にしてみれば
義母がスイカの皮まで
食べようとするのを
ただ止めただけ。
さらに
義母が食べかけて残っていた
お皿の上の
別のスイカを食べるように
声をかけただけなんです。
「おいおい
それはもう皮だからやめとけ。
こっちこっち。
こっちのは まだ残ってる」と。
認知症のある人は理由もなく怒らない
たまたま 義実家で見た
義母が義父にキレ始める瞬間でした。
義母にしてみれば
「私のやることに
いちいち指図をしてくる。
スイカくらいちゃんと食べれます」
という想いが
あったんだと思います。
義父は 私に
「な?こうだよ。
いつも突然怒り始めるんだよ。
困っちゃうよな」
と悲しそうに同意を求めてきましたが
「ああ お義父さん
すべて あなたが原因です」
と私は思ってしまいました。
事実はさておき
義母にとって義父は
『スイカの食べ方まで
いちいち口出ししてくる
自分の能力を疑っている
腹立たしい相手』 なんです。
『なんとかうまく食べようと
工夫しているのに
横から次々と手出し・口出しして。
集中できないじゃない』
という想いもあったかもしれません。
相手の言い分が全て
義母は 義父に対し
「そんなに私がすることを…。
もういいわ」と
席を立とうとしました。
家を出そうな気配です。
こうやって 二人は
夜になるとバトルをし
外に出る義母をなだめきれずに
我が家に来るという展開が
繰り広げられているのでしょう。
さいわい今夜は
私も孫たちも居たので
「おじいちゃんが悪いね」
となだめ
皮を取り除いたスイカを
小さめに切って器に入れて
再度 提供して
落ち着いてもらいました。
義父は本当に
本当に頑張っていますが
義母がキレて家を出る展開になれば
介護者側のダメージが増すだけ。
相手がどう受け止めるかが全ての
理不尽な世界です。
「行動を止める」ではなく
「行動を変えてもらう」ように
提案するスキルを身に着ける必要があります。
日々の介護で疲れている中で
身近な家族を相手にこんな手間を
なんて・・・過酷すぎません?
それを乗り越えてきた方々は
相当なスキル保持者
ということになりますよね![]()
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
