今日は私の
認知症のある家族(義母)の話です。
義母の診断名は
アルツハイマー型認知症です。
認知症を疑ったとき(MCI)から
かれこれ12年ほど経過しています。
現在の介護度は2ですが
すでに失禁に気づかなくなっています。
BPSD(行動・心理症状)が変化してきた
認知症になる前は 買い物以外
家の外に出ることを嫌い
終日 自宅内で過ごしていた人なので
認知症になってからも
外出して 帰路を見失い
帰れなくなるという心配はありませんでした。
ところが 今年に入り
「家に帰ろうと思う」と
玄関外まで出ることが増え
先月からは
あっという間にご近所まで
出て行ってしまっています。
家の前はバス通りに近く
そこそこ車も通る道路なのに。
義父は大慌てで後を追い
どうにも興奮が収まらないときは
私が呼ばれ
迎えに行くというのが
ここ最近は続いています。
家に帰ろうと出歩いた直後の義母の様子
私が車で追いついた直後の義母は
興奮と混乱で
着こんだ衣類の下は発汗気味。
呼吸も少々荒くなっています。
今の状況や心境を話したくても
言葉を上手く紡げず
もどかしさと悔しさの真っただ中
という感じなのですが
車に乗ろうと促すと
ホッとしてもいたんですよね。
それが私には意外でした。
患者さん方は こんなとき
「ほっといて」と拒否的なことが多いから?
「帰ろうと(思ったんだけど)
(道?方向?)わかんなくなった」
だから息子に送ってもらおうと思った。
もし息子が嫌がったら
それはそれでいいやと思った。
みたいなことを
断片的に助手席で話していました。
久しぶりの青空に癒されます
家族団らんで安心を得て落ち着く
私はそのまま 義両親をのせて
少し離れた我が家まで戻ります。
義母は出迎える孫の顔を見て泣き笑い。
一緒に 夕食や甘いものを食べて
ひとしきり おしゃべりしたら
「じゃあ お父さんそろそろ帰ろうか」
なんて昔ながらのコメントで
義父に帰宅を促すので
義父も苦笑いです。
私や孫たちに
「そんなにあっさり機嫌なおしていいの?」
「おじいちゃんにあんまりじゃない?」
とからかわれても にっこにこ。
「さっきは あんた誰っていわれたぞ」
という義父にも
「あはは ごめんね」と義母が笑えるのは
『家族みんなで食事を賑やかに楽しめる家』
で過ごし
『家族の中で確かな自分を取り戻せた』
からなのかもと思います。
行動・心理症状の変化と できなくなったこと
義母は年末くらいまでは
掃除や洗濯物たたみ
お皿洗いを自発的にしていました。
道具をうまく使いこなせなくなり
ガラスのコップや食器を
何枚か割ってもいましたが
「いいのよ 私がやるから」
と 私が食器を洗っていると
毎回 声をかけてもくれてました。
そういえば最近は
そんなコメントが聞かれなくなり
掃除機を出しっぱなしにすることも
なくなったなと思っていたら
しばらくして
目立ってきた「家に帰る」と
出歩き始めた この行動変化。
リンクしていると思えてなりません。
これは
自宅で作業療法をするしかない。
今更ですが これを書いていて
そう思いました。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
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