私が勤務する認知症専門病院では
始業直後に 病棟の患者さん情報が
夜勤の看護師から申し送られます。
申し送られるのは
新しく入院した方のことだったり
夜間に転んでしまった方のことだったり
体調を崩している方のことだったり。
それから
認知症の症状が急に進んだかのように
できていたことができなくなってきた
患者さんのことが主な申し送り内容です。
この朝の申し送りで
私が最も注目するのは
「認知症が進んじゃったかね?」
と スタッフが思っちゃうような
急激に
できないことが目立ってきた
患者さんのことです。
今日は
なんでここに注目するのかについて
書いていこうと思います。
症状の背後に隠れた何かがありがち
認知症は 程度の差はあれ
進行していくものなので
入院している患者さんも
これまでできていたことが
少しづつできなくなっていきます。
ですが 認知症の症状が
急激に進行したかも ![]()
と職員が感じる場合は
症状悪化から数日内に
原因となる
他のなにかが見つかりがちなんです。
入院中の認知症のある患者さんは
ご自分の体調がどんなふうに悪いのか
気づけていないことが多々あります。
となると
患者さんの様子をいつも以上に気にして
なにが原因となっているのかを
探るしかないんですよね~![]()
背後に潜んでいたもの
急に怒りっぽくなったり
食事をうまく口に運べなくなったり
会話がさっぱり成り立たなくなったり
身体が傾いて座っていられないとか
ふらついて歩けないとか
急激に いつもと違うお困りごとが
目立ってきた後に 判明する原因は
・発熱(誤嚥性肺炎や感染症系)
・便秘、尿閉
・薬の副作用
かなり痩せている人で効きすぎた
レビー小体型認知症の方
1か月以内に薬を増量した方
・貧血、下血
・その他 何らかの内科疾患
だったりします![]()
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すぐに判明するものから
しばらく分からなくて
血液検査や尿検査なんかでようやく判明
というものまで 多岐にわたります。
そりゃあ わからないよね
認知症だから
認知症になって
あらゆることに対して
これまで以上に頑張らないと
ままならない日々を過ごす患者さん。
持てる能力を駆使して過ごされているので
わずかな不調であっても
これまでのように こなせないとか
さっぱり対処できない とかに
容易になってしまうんだと思います![]()
ご自身が不調を伝えられない病だからこそ
病院の職員としては
「認知症が進んだ」で済ませることなく
本当に進行したと言えるのか?
何が原因なのか?
どんな場面で どんなふうに
これまでと違っているのか?
過去の患者さんたちのことを思い出しつつ
ひたすら探っていくしかないんですよね。
本日 2名の患者さんが
いつもと違うと申し送られ
一日を通して 観察したものの
収穫なしのまま帰宅した私![]()
いつのまにか 復活されるのか
数日内に原因が判明するのか
今はわかりません。
そんなわけで
今日はこんな内容になりました。
久しぶりに涼しい今夜。
どうか ゆっくりおやすみになれますように
介護予防と認知症予防のパートナー
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
