これは 私の身内のことなんです。
認知症になると いろんなことを忘れて
ご本人も家族も大変さはあるんだけれども
悪いことばかりじゃないよなあと
しみじみ思った話をシェアさせてください![]()
主役はこんな人
Aさんは アルツハイマー型認知症です。
元々 運動したり歩いたりすることは
好みませんでしたが 昔から働き者でした。
Aさんはあるとき
自宅の庭で転んでしまい 以降
ますます買い物以外で外に出ることを
嫌がるようになっていました。
溺愛する孫が散歩に誘っても
Aさんには なんだかんだと
散歩に行けない理由があって
普段は 椅子でウトウトしたり
お皿洗いや洗濯物をしたり
屋内で過ごすことがほとんどでした。
認知症が進行してきたAさんの変化
そんなAさんでしたが
認知症の症状が進行するにつれて
どんどん活動的になっていきます。
Aさんの症状は進んで
テレビのリモコン操作が
思うようにできなくなりました。
今の季節も不確かになり
夏には
35度を超えるような暑さでも
エアコンを嫌って窓を開けながら
過ごしていたりします。
そんな Aさんが
初夏から熱中しているのは
庭掃除です。
大人ひとりが通れるくらいの
狭めの家の裏側にも入り
連日 枯れ葉を集め
長いと思う生垣の枝を取り除き
明らかに観葉植物っぽい植物以外を
丁寧に取り除いています。
家の周辺は 段差もあるし
庭仕事は立ったりしゃがんだり。
家族が止めるのも気にせず
せっせと取り組んでいたAさん。
その結果
最近 歩幅が広がり
手すりを使ってなんとか数段だけ
昇降できていた階段も
おぼつかなさはあるものの
10段以上 上り下りできるように![]()
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認知症になる以前のAさんは
階段昇降を怖がり 長らく
自宅の2階には上がっていません。
階段を下りて孫の演奏を近くで見る
今年の3月には 綾瀬市内にある
コンサートホールの客席の階段を
降りることを断念して
最上段から
孫の吹奏楽の演奏を聴いていたAさん。
7月の演奏会では
私の手にしっかりつかまりながら
なんとか 舞台に近い席まで
階段を降りることができました。
階段に手すりが無いんですよね~
そして9月後半の演奏会。
私の手は握っているものの
足取りが軽くなっていて
「階段に対する恐怖感」も
ほぼ無いカンジ![]()
満面の笑みで
舞台上の孫の顔を眺められそうな席まで
移動することができました![]()
ただし Aさんは
失認が進んでいるのもあって
似たような背格好の学生の中から
孫を見つけ出せなかったのですが![]()
認知症になったら
不便なことだらけそうなAさんですが
これまで囚われていた
「階段はムリ」「運動したくない」
という想いから解き放たれて
気になる庭掃除をしているうちに
ここ15年で一番
動ける身体を手に入れたようです。
こういう自然にできるリハビリって
いいなあ と思うと同時に
疲れを感じきれずに頑張ってしまえる
認知症の危うい一面と
ここまでの改善に至った
普段の活動量を思いました![]()
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気持ちのいい気候が続きますように
祈るばかりです。
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー

