お立ち寄りいただき

ありがとうございます照れ

 

このブログは

介護予防や認知症予防を

身近に感じていただきたくて

 

認知症ケア専門士と

介護予防運動指導員の資格をもつ

作業療法士が

心を込めて書いていますドキドキ

 

 

 

これは 私の身内のことなんです。

 

認知症になると いろんなことを忘れて

ご本人も家族も大変さはあるんだけれども

悪いことばかりじゃないよなあと

しみじみ思った話をシェアさせてください照れ

 

 

主役はこんな人 

 

Aさんは アルツハイマー型認知症です。

元々 運動したり歩いたりすることは

好みませんでしたが 昔から働き者でした。

 

 

Aさんはあるとき 

自宅の庭で転んでしまい 以降

ますます買い物以外で外に出ることを

嫌がるようになっていました。

 

 

溺愛する孫が散歩に誘っても

Aさんには なんだかんだと

散歩に行けない理由があって

 

普段は 椅子でウトウトしたり

お皿洗いや洗濯物をしたり

屋内で過ごすことがほとんどでした。

 

認知症が進行してきたAさんの変化 

 

そんなAさんでしたが

認知症の症状が進行するにつれて

どんどん活動的になっていきます。

 

 

Aさんの症状は進んで

テレビのリモコン操作が

思うようにできなくなりました。

 

今の季節も不確かになり

 

夏には

35度を超えるような暑さでも

エアコンを嫌って窓を開けながら

過ごしていたりします。

 

 

 

そんな Aさんが

初夏から熱中しているのは

庭掃除です。

 

 

大人ひとりが通れるくらいの

狭めの家の裏側にも入り

 

連日 枯れ葉を集め

長いと思う生垣の枝を取り除き

 

明らかに観葉植物っぽい植物以外を

丁寧に取り除いています。

 

 

家の周辺は 段差もあるし

庭仕事は立ったりしゃがんだり。

 

家族が止めるのも気にせず

せっせと取り組んでいたAさん。

 

 

その結果

最近 歩幅が広がり

手すりを使ってなんとか数段だけ

昇降できていた階段も

おぼつかなさはあるものの

10段以上 上り下りできるように爆  笑飛び出すハート

 

認知症になる以前のAさんは

階段昇降を怖がり 長らく

自宅の2階には上がっていません。

 

 

階段を下りて孫の演奏を近くで見る 

 

今年の3月には 綾瀬市内にある

コンサートホールの客席の階段を

降りることを断念して 

最上段から 

孫の吹奏楽の演奏を聴いていたAさん。

 

 

7月の演奏会では

私の手にしっかりつかまりながら

なんとか 舞台に近い席まで

階段を降りることができました。

 

下矢印階段に手すりが無いんですよね~

画像はこちらからお借りしました

 

 

そして9月後半の演奏会。

 

私の手は握っているものの

足取りが軽くなっていて

「階段に対する恐怖感」も

ほぼ無いカンジびっくり

 

 

満面の笑みで 

舞台上の孫の顔を眺められそうな席まで

移動することができましたクラッカー

 

ただし Aさんは

失認が進んでいるのもあって

似たような背格好の学生の中から

孫を見つけ出せなかったのですが笑い泣き

 

 

 

認知症になったら 

不便なことだらけそうなAさんですが

 

これまで囚われていた

「階段はムリ」「運動したくない」

という想いから解き放たれて

 

気になる庭掃除をしているうちに

ここ15年で一番 

動ける身体を手に入れたようです。

 

 

こういう自然にできるリハビリって 

いいなあ と思うと同時に

 

疲れを感じきれずに頑張ってしまえる

認知症の危うい一面と

ここまでの改善に至った

普段の活動量を思いましたあせるあせるあせる

 

 

気持ちのいい気候が続きますように

祈るばかりです。

 

 

本日も

最後までお読みいただき

ありがとうございましたドキドキ

 

 

介護予防と認知症予防のパートナー