私は普段
認知症専門病院で働いています。
入院してくる患者さんの中には
食事に対する拒否の強い方が
ちょこちょこ いらっしゃいます。
そんなとき どうしているか?
今日は
スプーンに載せる量について書きます。
一口目は水分を
食事介助を必要とする方の場合
今から食事をするんだと
しっかり認識できていない方もいます。
食事をするんだという声掛けとともに
私はまず 少量の水分を口にしてもらい
口の中を加湿します。
さらに 食べるんだということを
言葉だけでなく 身体の感覚からも
認識してもらうようにしています。
また 少量の水分を
スムーズに口の中に取り込み
飲み下せているのか
患者さんの状態を確認することもできます。
2~3口目くらいは少量の美味なものを
食事に対して拒否のある方で
拒否の理由が不明な場合
ご本人が「嫌」と思わないように
食事介助をする必要があります。
なので
水分で口の中を潤わせた後は
美味しいと思ってもらえそうなものを
少量だけ 口にしてもらいます。
少量とは 私の場合
ティースプーンの前半分に
食べ物が 薄く載る程度です。
大きく口を開けなくても
無理なく口の中に取り込める量。
スプーンを
口の奥まで入れられずにすむ量。
食事だけがスッと口の中に
残っていくのに適した量です。
人によっては
もっと少ない一口でもアリだと思います。
「食べてみようか」と
思ってもらうためのひとさじ。
味見してもらうイメージです![]()
さっき お茶を一口飲んだ方なら
お味噌汁を一口だけ とか。
甘めのおかずを一口 先にとか。
「あなたに 美味しいものを
無理なく食べてもらいたい」
というメッセージをスプーンから伝えます![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
