せっかく涼しくなってきたのに
熊被害が怖すぎて
身近な山に登るのをあきらめているこの頃。
玄関から車に乗るまでの間に
クマに遭遇かもしれないとは
西洋のゾンビ映画のようです。
被害が落ち着くのを
祈るばかりです。
今日は 認知症専門病院の
療養病棟のことを書きます。
認知症療養病棟はこんなかんじ
勤務先の療養病棟の患者さんは
主に 入院が1年を超えており
退院(自宅や施設など)が遠そうな方が
治療病棟から転棟してきて過ごしています。
入院が長引いている方の特徴は
以下の感じです。
・突然 大声をあげてしまうことがある
・目についた気になるものを集めてしまう
・介護されるとき、力強く抵抗してしまう
・家に帰りたくて仕方ないが、
一人では道に迷ってしまう
施設での生活では
受け入れられにくい症状が残っていると
なかなか入所に至らず
入院が長引いてしまいがちです。
治療病棟の患者さんは 最近まで
自宅で暮らしていたという方も多く
心身能力も高いが
認知症のBPSDも激しめな方が多いので
病棟は
よくも悪くも活気にあふれています。
一方の療養病棟は
1年以上の入院生活を経て
認知症の症状も
それなりに落ち着いてきているものの、
心身の能力も低下してきた患者さんが多く
病棟内も 割と静かな気がします。
治療病棟のスタッフの得意
当然ではありますが
病棟の性質に適応して
スタッフも得意なところが異なります。
治療病棟では
新規の入院患者さんにできるだけ早く慣れ
怪我や事故がないように
対応していくことが求められます。
患者さんの快・不快は何か?
どんな場面で
どんなリスクがありそうか?
ご家族や施設職員さんからの
情報をもとにしつつ
入院から1週間の事故多発期間は
特に気をつけて対応します。
なので 同じ病院の職員ではあっても
療養病棟の職員に比べて
どこか力強いですし
スピード感がある方が多い気がします。
療養病棟のスタッフの得意
一方 療養病棟のスタッフには
ゆったり感があるように思います。
患者さんも
活発に活動される方が少ないので
慌てて対応しなくてはいけないことも
自然と減るんですよね。
患者さんとは
数年来のおつきあいになることも。
車椅子で過ごしていた方が
何年も経つうちに
誤嚥性肺炎や骨折などで寝たきりとなり
よくしゃべっていたのに
いまや私たちが話しかけてようやく
一言 二言 かえってくる
という衰えを目にもします。
だから なのか
長く療養病棟で働くスタッフは
目の前で眠ることが多くなった
寝たきりの患者さんを
「寝たきりの患者さん」とは捉えず
「○○だった○○さん」として
なにかで関わるときには
親しく声をかけていたりします。
いつもいつも そうやって
とは いかないですし
療養病棟のスタッフ全員が
というわけではないですが。
長い間の関わりにより
意思表示が不明瞭になってきた後も
患者さんの気もちを
なんとなく察して声をかけ対応できる。
療養病棟のスタッフは
そんなケアに
長けている人が多いように思います。
つづく
本日も
最後までお読みいただき
ありがとうございました![]()
介護予防と認知症予防のパートナー
