お立ち寄りいただき

ありがとうございます照れ

 

このブログは

介護予防や認知症(予防を含む)を

身近に感じていただきたくて

 

認知症ケア専門士と

介護予防運動指導員の資格をもつ

作業療法士が水曜日に

心を込めて書いていますドキドキ

 

 

 

寝たきりのご家族に面会に行っても

何もしてあげられない と

残念そうにされるご家族が

ときどきいらっしゃいます。

 

話しかけても 

ずっと眠り続けていると

かける言葉も続きにくいですよね。

 

 

私は昨年 寝たきりで

集団でのレクリエーションに

参加ができなくなってきた患者さんを対象に

マッサージを行う体験をして

有効性を感じたのでご紹介します。

 

 

お看取りが近いと思われる方であっても

有効なのではないかと思うので

そんな方も ぜひ。

 

 

タクティールケア…もどき 


唐突ですが 

タクティールケアという言葉を

聞いたことはありますか?

 

『タクティール®とは、ラテン語の

「タクティリス(Taktilis)」に由来する言葉で、

「触れる」という意味があります。

 

その意味が示すように、

手を使って10分間程度、

相手の背中や手足を「押す」のではなく、

やわらかく包み込むように触れるのが

タクティール®ケアです。』

 

 

認知症のある方にも有効と

聞いたことがあったものの

これまで気にも留めずにいたのですが

 

見よう見まねで行ってみても

とてもいいものでした。

 

 

本来は それなりに学んで

施すものかと思ったので

今回ご紹介するのは「もどき」です。

 

 

準備するもの 

 

このマッサージをするために

用意したものは以下の通りです。

 

① アロマオイルと加湿器(心地よい香りを感じる)

 

アロマスプレーをタオルなどに噴射でもいいと思います。

香りに悩む場合は

マッサージをする方がリラックスできる香りも

おススメです。

 

 

② フェイスタオル2枚程度

 

クリームで潤いすぎた時や

塗ったばかりの腕や足をそっと

このタオルの上に載せてあげると

寝具や衣類にクリームが付着しづらかったです。

 

 

③ ヴァセリン(保湿クリーム)

 

このクリームは 始めは固いのですが

マッサージをする人の手のひらでよく練ると

温かく滑らかになります。

 

看護師さんの話では 

傷や皮膚トラブル箇所を避ければ

多くの人に使えるクリームだそう。

 

 

④ CDとデッキ

 

できるだけ ゆったりした曲を

リラックスできる音量で流す

 

 

以上は

寝たきりの方の(嗅覚・触覚・聴覚)と

マッサージをする側の私たちを

心地よく刺激するためのお品です。

 

 

おそらくマッサージしたいお相手は

ベッド上にいらっしゃると思いますが

できるだけ

リラックスした姿勢に整えてから

始めることをお勧めします。

 

病院や施設の方に

リラックスした姿勢にしてほしいと

お願いするのもいいと思います。

 

 

マッサージは10分程度 

 

改めてお伝えしますが

私が行ったのは

「タクティールケア」もどきです。

 

きちんと学んだわけではなく

病棟師長のアドバイスをもとに

私なりのアレンジで行ったから

正式な技術ではありません。

 

 

1回のケアでマッサージを行う場所は

 

・両肘から指先にかけて だけ

・両ひざから足先にかけて だけ

・首から肩にかけて だけ

 

というふうに 

上記の中でも1か所だけです。

 

点滴などしていない部位を選んでください。

 

 

たとえば 

両肘から指先にかけて であれば

 

温かく滑らかになったクリームを

ゆっくり手の甲や前腕の外側に伸ばしていきます。

 

速度は 

眠りそうな猫や犬の背を

起こさないように なでるくらいの

ゆっくりさです。

 

手首から肘の長さを5秒くらいかけて

ゆ~~~っくり 

手のひら全体で優しくなでます。

 

そっと猫の背をなでる あんな感じです。

 

自分が 優しく吹き抜ける風や

波になったかのように

ゆ~~~っくり です。

 

 

皮膚が大きくよれるような圧はNGです。

 

大事なものを 

そっとそっと 優しくなでるように。

 

マッサージだから ほぐさないと

なんて思わないで

ただただ 

クリームの滑らかさを借りて

優しい感触を相手の腕に広げていくだけ。

 

指の一本一本も

固くなって伸びなければ無理をせず

ゆっくりゆっくり。

 

10分なんて

あっという間に終わるかもしれません。

 

 

 満ち足りた時間を
 

 

慣れないと 

これでいいのかと不安もあり

緊張もするかと思いますが

 

自分もまどろみそうなくらい

心地よい風や波になりきって

やってみてください。

 

寝たきりや 終末期の方との

すてきな時間を感じていただけることと思います。

 

 

 

本日も

最後までお読みいただき

ありがとうございましたドキドキ

 

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