お立ち寄りいただき

ありがとうございます照れ

 

このブログは

介護予防や認知症(予防を含む)を

身近に感じていただきたくて

 

認知症ケア専門士と

介護予防運動指導員の資格をもつ

作業療法士が

心を込めて書いていますドキドキ

 

 

今月の初めは まだ暑いと思っていたのに

ホットカーペットが愛しい寒さになってきました。

 

我が家のホットカーペットは

転がったら最後

時間が30分以上はさらっと進んでしまう

魔法のじゅうたんです。

 

 

同じ病院ではあっても

病棟ごとに得意が違うと感じた

勤務先の話を書きます。

 

 

 

認知症治療病棟のようす 

 

私の職場は認知症専門病院です。

 

病棟は2タイプあり 

一つは新規の認知症患者さんを受け入れる治療病棟。

もう一つは入院が1年を超えた患者さんを担当する

療養病棟です。

 

治療病棟に入ったばかりの患者さんは

概ねBPSDといわれる症状が激しめで、

自宅や施設でのケアが難しくなって

入院することになった方が大半です。

 

ちなみにBPSDというのは

暴言・暴力・昼夜逆転・徘徊・大声・不安などなど、

介護者にとっての

お困りごととなるような症状だったりします。

 

ですが BPSDの症状は

認知症の主たる症状ではなく

環境や対応によって改善も見込まれます。 

 

 

 

 

 

治療病棟に入院した 

例えば帰宅願望全開で

すぐに介護者に暴力をふるうと

言われていた患者さんも、

 

入院して1週間もすると

にこやかにスタッフの声かけに応じられ

穏やかに過ごされるようになったりします。

 

「帰りたい」の気もちはあっても

入院時のように扉を激しくたたいて

というほどではありません。

 

スタッフの説得や説明を

しぶしぶ受け入れてくださったり、

 

同じように帰りたい気もちのある

別の患者さんとともに病棟内を

出口を探して歩いたり 

おしゃべりで気持ちを落ち着かせたり

言動が穏やかになっていきます。

 

 

これは 患者さんにとって

暴力を振るわなくても過ごせる環境が

病棟にあるからなんだと

私は考えています。

 

暴力を振るわなくても過ごせる環境として

病棟にあるものは

たとえば 以下の2つです。

 

 

関わり始めは丁寧に 

 

ところで 

認知症のある患者さんに

こちらの意図を伝えたり

ケアやリハビリで関わるときに

毎回 気をつけていることがあります。

 

この方には
どんな声のかけ方をしたら

スムーズに伝わるのか?

 

声の大きさや 言葉の長短は?

 

声かけでなく 

ジェスチャーがいいのか?

 

そもそも 

こちらが関わろうとしていることに

気づいているのか?

 

 

今 気になることがあって

こちらの意図に

応じるどころではないなら

そこを解消するところから

関わらなければいけません。

 

 

怒りっぽいとか暴力的と言われる方では

特に大事な関わり方のポイントです。

 

病院でこの症状を見かけるときは 大抵 

突然の不快刺激に驚いて

暴力や怒りという反応になっているように感じます。

 

 

ご本人にとって 

介護者からの関りが

突然の不快・不安を覚える刺激にならないように

気をつけています。

 

そうはいっても 

いつも上手くいくとは限りませんが

気をつけて関わるうちに

落ち着いてこられます照れ

 

 

 

 人と繋がって力を得られる
 

 

病院では上げ膳据え膳で

行動範囲や活動に制限があるので

身体機能は落ちていきがちです。

 

ですが メリットもあります。

他者との交流(社会性)の復活です。

 

入院前は

認知症の症状が激しくなり

身内以外とは

交流が持てていなかったであろう

患者さんが 病院ではまた 

似たような激しい症状で苦しんでいた

別の患者さん方と

交流することができるようになるんです。

 

 

仲良しの患者さんができた方から

病棟に馴染み 症状が落ち着かれていく。

 

担当してきた患者さん方からは

そんなふうに見受けられました。

 

 

 

認知症予防には 

他者との温かい交流は必須だと思うのですが

 

症状の緩和にも やはり他者

それも同じ境遇の方との交流は

とても力をもつのだと思います。

 

 

つづく

 

 

本日も

最後までお読みいただき

ありがとうございましたドキドキ

 

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