Harmas 二十四節気のつれづれ日記

Harmas 二十四節気のつれづれ日記

一年を二十四等分した節で日々のさまざまな出来事を綴った日記です

今日は二十四節気の“雨水”。

空から降る雪が雨に変わる頃を指します。そして雪融けが始まる時季になっていきます。

フキノトウ

 

 

昨日の晩、突然予期せぬ通り雨が降った後、北寄りの風が強まり今も強く吹き荒れています。

昨日の日中は暖かでしたが、今日は北風のせいで寒くなりそう。

明日は風が止んで暖かく、まさに“三寒四温”、春が近づいてきている証拠です。

 

春の訪れを告げる黄金色の花、マンサク(満作 万作)。

長いひものような花弁をつけた黄金色の花です。

 

他の木に先駆けて花をつけることから「まんず咲く!」

また黄金色の花が多数咲くと豊作になるといわれました。転じて「万年豊作」が「万作」に。

昔の人は、「マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作」「マンサクが咲かない年や、少ない時は凶作」などと吉凶を占っていました。

 

近くで“シナマンサク”の花が見頃を迎えています。

 

中国原産のマンサクで本種より花弁は長く、香りが強いのが特徴。

昨年の葉を落とさずに残っているのも違います。マンサクに比べてシナマンサクの方角早く咲き始めます。

 

週末は気温も高くなり、暖かな日が続くとか。

これからたくさんの春の花が咲いていきます。

 

 

 

 

一年でもっとも寒い時期が終わり、寒が明けて一年の始まりとなりました。

今日は二十四節気の“立春”です。

 

 

この時期はまだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではようやく長かった冬も終わり、春となります。

今日はまさに暦通り、暖かな日中で久々に過ごしやすい一日でした。

明日、明後日と春を思わせる暖かな日が続きます。

そのあとは雪マーク。暖かい日が続いてまた寒くなる「三寒四温」になっていくのでしょうか?

 

立春大吉

立春の朝に開運、厄除け招福を願って玄関や柱にこの御札を張ります。

左右対称なので、表からも裏からも同じ文字が読めることから、節分の鬼を惑わして家から追い出すという言い伝えがあります。昔の人はよく考えたものだと感心します。

 

 

今日を境に少しずつ春が近づいていって欲しいものです。まだまだ寒い日もありますがフィールドに出掛けたくてウズウズしています❗

 

 

冬型の気圧配置が強まり、今季最強の寒波が南下して、日本海側で大雪警報が出ています。

 

今日から二十四節気は“大寒”を迎えました。二十四節気のうちで、一年の最後を締め括る節になりました。

 

まさに今朝は暦通りの冷え込みになりました。

 

 

文字通り、一年で最も寒さが厳しくなる頃になりました。

 

南関東は晴天が続き、まとまった雨や雪も降らなく、空気が乾燥していて田畑もカラカラ状態です。

 

 

 

 

その一方で、「三寒四温」という言葉を耳にしはじめるのもこの時季。

寒い日が3日続いたあと、4日は暖かい日になり、凍てつく寒さのなかにも徐々に春の訪れが感じられる頃になっていきます。

 

ニワトコの冬芽も大分伸びてきました。

 

寒さのなかに一足早い春を探しに行ってみては如何でしょうか?

 

 

年を越してしまいましたが、師走に訪ねた定例の“筑波山”の続きです。

 

真壁にある椎尾山薬王院は筑波山の中腹に位置しますが、冬でも温暖な気候のため、まだ紅葉が楽しめました。

 

 

仁王門とイロハモミジ

 

男体山とイロハモミジ

 

参道に生えるアオキの葉痕は少し怖顔

 

こちらはアジサイの葉痕 

可愛い顔しています。

 

薬王院から少し林道を登って登山道へ向かいます。

深い緑の葉を茂らせたスダジイの木々に囲まれたイロハモミジの紅葉が映えます。

 

そして登山道へ。

 

アオキの果実

 

道端に沢山落ちていたフジの鞘と種

 

葉の裏表が解り難い特徴のリョウメンシダが生える登山道を登っていきます。

 

植林された杉や檜の森

 

林床のやや湿った場所にフユイチゴが群生しています。

 

その合間にクヌギやコナラの自然林があり、落ち葉が堆積してそこをラッセルしながら進みます。

 

気温も10℃を越えてきて、陽射しのある場所ではポカポカ陽気。

新しくおろした登山靴の具合は今のところ調子良い感じです。新しくインナーソールを入れたことにより、下りでの爪先への負担はかなり減り、またサイドのホールド性は格段高くなっています。ミドルカットの恩恵もかなりあり、滑りやすいところでの横方向への変な挫けは無くなりました。

 

かなり下った枯れたアカマツ林に射し込む太陽の光のもと、林床のコウヤボウキの冠毛を纏った姿があちこちに観られます。

 

ゲンノショウコの種子を飛ばした後の果実を観ることが出来ました。その形は神輿の屋根の形に見えることから「ミコシグサ」とも言われていることに納得してしまいます。

 

ショートコースの約3時間の登山でしたが、新しい登山靴の試しには丁度よい行程でした。

真壁町椎尾から筑波山を望む

 

よく晴れ渡った冬空、気温もさほど寒くなく、小春日和の陽気でした。

このあと、新しい登山道探しに車で仙郷林道に向かいます。(後日林道レポートしたいと思います)

 

夕暮れの筑波山 つくば市池田から

 

 

 

 

今日から二十四節気は“小寒”を迎えました。

 

 

最も寒い時季の始まりになります。陰暦十二月の異称は師走。また、冬の三ヶ月の終わりに当たる月で「晩冬」ともいいます。

そして「寒の入り」になります。

季節の挨拶としてこの日から出すのが寒中見舞いになります。

冬の花の代表格である山茶花でさえ、 その花を散らせてしまうのが、この時季に降る冷たい雨。

そのためこの雨を 「山茶花梅雨」と言われています。雨も風も冷たい季節です。

 

 

その一方、つぼみを膨らませているのが蝋梅(ロウバイ)。

陽当たりの良い場所ではポツリポツリと咲き始めました。

丸で蝋細工のような花の質感と濃厚な甘い香りがして、一足早い春の訪れを感じさせてくれます。

 

 

 

「雪中四友」という言葉があります。

「蝋梅(ロウバイ)」、「梅(ウメ)」、「山茶花(サザンカ)」そして「水仙(スイセン)」。

 

そのウメも咲き始めていました。白、薄紅そして紅色等がありますが、先陣を切って紅梅が数輪咲いていました。

 

 

 

厳しい寒さの中でも甘い香りを放ち、彩りを添えることから「四友」と中国の文人画の題材として好まれた植物の総称です。

英語で「winter  sweet 」とも言われます。

 

残念ながらまだスイセンはお目にかかっておりません。千葉の鋸南町にある佐久間ダム湖親水公園では早くも見頃だそうです。

 

冬の弱い陽射しに一輪だけ咲くタンポポを見つけました。春までもう一息です!

 

明けましておめでとうございます。

どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

 

オニグルミの葉痕と冬芽

 

年末は31日まで仕事に追われていましたが、唯一30日何とか休みを頂くことが出来、近場の河原でデイキャンプして1日のんびり過ごさせていただきました。

 

私事ですが···

 

昨年、同居の母親の認知症が進んでいました。

それでも自分で料理や掃除、洗濯そして14歳なる老犬の散歩もこなしていました。

しかし、物忘れや暴言が日に日に酷くなり、悪いことに、夏に入って踏み台から転倒。肋骨3本折る大怪我をして入院。同時に肺炎に罹っていたことも解り、リハビリ兼ねて3ヶ月の長期入院になりました。

退院後は更にひどくなり、火を掛けたまま調理を忘れる、大事なものを何処かに仕舞うなど段々手に追えなくなっていきました。

母のやっていたことを全て自分がやることになりました。

デイサービスやショートステイを利用して負担が少しだけ緩和しましたが、やはり仕事をやっている以上夜明け前から色々食事の用意して洗濯、掃除に犬の散歩を片付けて出勤。帰ってから犬の散歩、片付け。睡眠を削って何とかこなしてきたつもりです。

最初の頃はドリンク剤飲んでは昼寝しての毎日でしたが大分慣れてきました。

 

デイサービスに行ってる間、“筑波山”や“房総のむら”を歩いて四季折々の様子を観てきました。ちょっとした息抜きです。

 

30日もデイサービスの日だったのでデイキャンプができました。

 

焚き火してオープンサンド作ったり、テントで昼寝したりとのんびりしていました。

 

キャンプしたかったのとは別にもう一つ理由がありました。

冬のフィールドで楽しめる葉痕探し。

落葉樹の葉を落とした後に残る傷痕のことです。

葉が付いていた所の形や水分・栄養分の通り道である維管束の跡が残っており、それが顔の形によく似ているのがあります。

そんな顔探しをしにこの河原まで来ました。

ここにはオニグルミが多く自生しています。

恐らく川の上流から流れてきた種子が止まり、根を張ったのだと思われます。

 

 

冒頭の写真がそのオニグルミの葉痕で頭は冬芽です。なんとも愛くるしい姿。何処と無く羊さんに似ています。

 

 

ただこの“羊さん”に会いたい一心で来ました。年末最後にまったりと楽しめました。

 

今年も去年とあまり変わらない活動を続けていきたいと思います。フィールドは筑波が中心になっていくかもしれません。

ブログ更新は時間が許す限りなるべく早くアップデートできるよう頑張ります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今年はこの相棒であちこち走りに行きます❗

 

 

明けましておめでとうございます。

どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

 

オニグルミの葉痕と冬芽

 

年末は31日まで仕事に追われていましたが、唯一30日何とか休みを頂くことが出来、近場の河原でデイキャンプして1日のんびり過ごさせていただきました。

 

私事ですが···

 

昨年、同居の母親の認知症が進んでいました。

それでも自分で料理や掃除、洗濯そして14歳なる老犬の散歩もこなしていました。

しかし、物忘れや暴言が日に日に酷くなり、悪いことに、夏に入って踏み台から転倒。肋骨3本折る大怪我をして入院。同時に肺炎に罹っていたことも解り、リハビリ兼ねて3ヶ月の長期入院になりました。

退院後は更にひどくなり、火を掛けたまま調理を忘れる、大事なものを何処かに仕舞うなど段々手に追えなくなっていきました。

母のやっていたことを全て自分がやることになりました。

デイサービスやショートステイを利用して負担が少しだけ緩和しましたが、やはり仕事をやっている以上夜明け前から色々食事の用意して洗濯、掃除に犬の散歩を片付けて出勤。帰ってから犬の散歩、片付け。睡眠を削って何とかこなしてきたつもりです。

最初の頃はドリンク剤飲んでは昼寝しての毎日でしたが大分慣れてきました。

 

デイサービスに行ってる間、“筑波山”や“房総のむら”を歩いて四季折々の様子を観てきました。ちょっとした息抜きです。

 

30日もデイサービスの日だったのでデイキャンプができました。

 

焚き火してオープンサンド作ったり、テントで昼寝したりとのんびりしていました。

 

キャンプしたかったのとは別にもう一つ理由がありました。

冬のフィールドで楽しめる葉痕探し。

落葉樹の葉を落とした後に残る傷痕のことです。

葉が付いていた所の形や水分・栄養分の通り道である維管束の跡が残っており、それが顔の形によく似ているのがあります。

そんな顔探しをしにこの河原まで来ました。

ここにはオニグルミが多く自生しています。

恐らく川の上流から流れてきた種子が止まり、根を張ったのだと思われます。

 

 

冒頭の写真がそのオニグルミの葉痕で頭は冬芽です。なんとも愛くるしい姿。何処と無く羊さんに似ています。

 

 

ただこの“羊さん”に会いたい一心で来ました。年末最後にまったりと楽しめました。

 

今年も去年とあまり変わらない活動を続けていきたいと思います。フィールドは筑波が中心になっていくかもしれません。

ブログ更新は時間が許す限りなるべく早くアップデートできるよう頑張ります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今年はこの相棒であちこち走りに行きます❗

 

 

先週、今年最後の筑波山に行って来ました。

 

朝の筑波山

 

今回は山頂へは向かわず、真壁市椎尾にある“つくし湖”から“薬王院”を訪ねて、登山道を逸れて“椎尾山”に向かい、再び椎尾へ下りる、約2時間のコースになります。

 

つくし湖、手前の山が椎尾山そして筑波山

 

前月、山歩きを終えた後、登山靴に違和感を感じて底を見るとソールが半分以上剥がれていました。

10年近く履いてきましたが、いよいよ引退時。

人生3足目のキャラバンシューズでしたが、どれも長持ちでした。出会いはMTB にも最適と紹介された雑誌BE-PALがきっかけ。学生時代に帰り道、巣鴨の本店で購入したのが始まりです。

 

新しい登山靴も同じキャラバンシューズ

 

山頂を目指さず、その手前の里山止まりにして、新しい登山靴を試しながら、無理せずに楽しもうと決めていました。

 

つくし湖の駐車場に車をデポして準備。ニューシューズの靴ひもを縛り登山開始です。

朝の冷え込みは厳しかったのですが10時を回り、アンダーとマウンテンパーカーで充分な位、暖かくなってきました。

つくし湖から登山道を経由して薬王院に行きます。

 

自生のチャノキの花が咲いています。

 

センニンソウの果実

白い髭のような毛が仙人の髭のようであるということから名がつきました。

 

シロダモの冬芽は鱗状をした芽をしています。

 

アオキの葉痕はどこかドラえもんチックです。

 

フユイチゴがあちこちに赤い果実をつけていました。

直径1cmほどの小さな果実を頂くと酸味多めですが美味しいです。

 

 

地面に落ちた紅葉したイロハモミジの葉、見上げるとまだ黄葉した葉がまだまだ付いています。

 

ヤツデの花

 

20分程登山道を登った先に薬王院が現れます。

オオモミジはまだ黄葉で赤く染まっていませんでした。

 

薬王院仁王門前から観たイロハモミジの紅葉と筑波山男体山。

 

仁王門とイロハモミジとスダジイ

 

三重塔横に立つスダジイ

 

「陽光の椎」

 

この薬王院の境内には樹齢300年~500年のスダジイが群生し「椎尾山薬王院スダジイ樹叢」として県の天然記念物に指定されています。

スダジイは温暖な気候を好む常緑広葉樹ですが何故筑波山の中腹にあるのでしょうか?

今よりも温暖だった7000年前、海水面が上昇して霞ヶ浦は海でした。その後、寒冷になり海水面は現在の位置まで低下しますが、冬の筑波山の中腹にできる「斜面温暖帯」といわれる気候条件により、冬でも暖かい空気の層のおかげで、今でもスダジイは群生して生き延びているのです。

過去の気候変動や気象条件などのさまざまな偶然が重なってできています。

 

境内には色々な植物が植えられています。

キミノセンリョウ

 

センリョウ

 

マンリョウ

 

キンシバイの紅葉を観たのは初めて。色づく姿は素敵です。

 

本堂と男体山

 

地面に沢山の果実が落ちていました。

 

見上げるとムクロジの大木。

まだ少し枝先に残っていました。

この果皮には石鹸成分が含まれているので、昔は洗濯や洗髪に使われていました。

種子は羽根つきの玉や数珠に利用されてきました。

 

薬王院本堂と三重塔

 

もう少し紅葉を楽しんでから椎尾山を目指していきます。

 

 

11月末に訪ねた定例の“房総のむら”の続きです。

 

小春日和に恵まれたこの日は暖かく上着要らず。有料施設を出て、その周りの森を散策しに向かいます。

 

散策路を進んでいくとたくさんの落ち葉が落ちています。

下総台地の雑木林に多いクヌギ、コナラやイヌシデそしてハリギリ等々がほとんど同じ時期に葉を落としています。それに合わせてイチョウやイロハモミジも落ちていました。

イチョウの黄色い路は明るくほっとしますが、雌株だと銀杏のあの匂いで歩くのを躊躇います。遠目が一番!

 

クヌギの赤茶色の落ち葉は乾燥して踏む音が心地好い。

 

旧平野家住宅のマンリョウ

 

まるでサクランボのような果実

 

ツワブキ

 

フユノハナワラビは揺らすと胞子が煙のように飛んで

いきます。

 

サザンカの花弁が落ちてピンクの絨毯に。

 

旧御子柴家住宅の生け垣のセンリョウ

 

10月咲いていたハリギリの花は果実となっていました。

 

そしてハリギリの黒い落ち葉で散策路は暗く感じます。

 

春先に咲くウグイスカグラが一輪だけ狂い咲きしていました。今年はいつまでも暖かかったせいでしょうか?

 

いつもの資料館横の定点観測

すっかり雑木林は緑色が少なくなりました。

 

ススキの穂

 

今回の散策は落ち葉がメイン。堆積した場所はラッセルができるほど積もっています。誰かがいれば落ち葉の布団やってみたいところです🎵

 

コナラやクヌギの点在する森の定点観測

その奥にイロハモミジが紅葉し始めていました。

手前左の薄緑色の葉もイロハモミジ。場所によってばらつきがあります。

 

コナラの落ち葉は薄茶色、赤茶色はクヌギ

 

ヒサカキのトンネルはこの時期になると日中でも暗いです。

 

坂田ヶ池脇の林床に咲いていたコウヤボウキの花は終わりになりました。

 

マメガキが沢山実ってました。

 

そして旧学習院初等課正堂

手前のソメイヨシノの葉もほぼほぼ落ちて枝先だけが残っていました。

 

 

昨日の季節外れの暖かさから一転、朝から北風が吹き、この時季らしい冬が戻ってきました。

 

今日は二十四節気の“冬至”。

 

北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日のことです。

因みに千葉県柏市の日の出は6時半、日の入りは16時半。日中は約10時間で、夜が約14時間になります。

 

 

中国の「易経」に出てくる“一陽来復”。

昔の中国の暦(太陰暦)では10月はすべて陰の気で覆われて、11月に入ると陽の気が復活しはじめ、これを境に長くなっていくとされています。 (太陰暦では11月が冬至でした)

冬が去り春(新春)が来ること、また、悪いことが続いた後、ようやく物事が良い方向に向かうことをもこの言葉で表しています。

 

冬至を境に陽が伸びて行くことへの喜びを、この“一陽来復”で表現したのでしょう。

 

今晩は柚子湯にでも入って身体を温めながら、“一陽来復”への思いを馳せてみますか。