先週、今年最後の筑波山に行って来ました。

朝の筑波山
今回は山頂へは向かわず、真壁市椎尾にある“つくし湖”から“薬王院”を訪ねて、登山道を逸れて“椎尾山”に向かい、再び椎尾へ下りる、約2時間のコースになります。

つくし湖、手前の山が椎尾山そして筑波山
前月、山歩きを終えた後、登山靴に違和感を感じて底を見るとソールが半分以上剥がれていました。
10年近く履いてきましたが、いよいよ引退時。
人生3足目のキャラバンシューズでしたが、どれも長持ちでした。出会いはMTB にも最適と紹介された雑誌BE-PALがきっかけ。学生時代に帰り道、巣鴨の本店で購入したのが始まりです。

新しい登山靴も同じキャラバンシューズ
山頂を目指さず、その手前の里山止まりにして、新しい登山靴を試しながら、無理せずに楽しもうと決めていました。
つくし湖の駐車場に車をデポして準備。ニューシューズの靴ひもを縛り登山開始です。
朝の冷え込みは厳しかったのですが10時を回り、アンダーとマウンテンパーカーで充分な位、暖かくなってきました。
つくし湖から登山道を経由して薬王院に行きます。

自生のチャノキの花が咲いています。

センニンソウの果実
白い髭のような毛が仙人の髭のようであるということから名がつきました。

シロダモの冬芽は鱗状をした芽をしています。

アオキの葉痕はどこかドラえもんチックです。

フユイチゴがあちこちに赤い果実をつけていました。
直径1cmほどの小さな果実を頂くと酸味多めですが美味しいです。


地面に落ちた紅葉したイロハモミジの葉、見上げるとまだ黄葉した葉がまだまだ付いています。

ヤツデの花
20分程登山道を登った先に薬王院が現れます。

オオモミジはまだ黄葉で赤く染まっていませんでした。

薬王院仁王門前から観たイロハモミジの紅葉と筑波山男体山。

仁王門とイロハモミジとスダジイ

三重塔横に立つスダジイ

「陽光の椎」
この薬王院の境内には樹齢300年~500年のスダジイが群生し「椎尾山薬王院スダジイ樹叢」として県の天然記念物に指定されています。
スダジイは温暖な気候を好む常緑広葉樹ですが何故筑波山の中腹にあるのでしょうか?
今よりも温暖だった7000年前、海水面が上昇して霞ヶ浦は海でした。その後、寒冷になり海水面は現在の位置まで低下しますが、冬の筑波山の中腹にできる「斜面温暖帯」といわれる気候条件により、冬でも暖かい空気の層のおかげで、今でもスダジイは群生して生き延びているのです。
過去の気候変動や気象条件などのさまざまな偶然が重なってできています。
境内には色々な植物が植えられています。


キミノセンリョウ

センリョウ

マンリョウ

キンシバイの紅葉を観たのは初めて。色づく姿は素敵です。

本堂と男体山
地面に沢山の果実が落ちていました。

見上げるとムクロジの大木。

まだ少し枝先に残っていました。
この果皮には石鹸成分が含まれているので、昔は洗濯や洗髪に使われていました。
種子は羽根つきの玉や数珠に利用されてきました。

薬王院本堂と三重塔
もう少し紅葉を楽しんでから椎尾山を目指していきます。