Harmas 二十四節気のつれづれ日記

Harmas 二十四節気のつれづれ日記

一年を二十四等分した節で日々のさまざまな出来事を綴った日記です

年を越してしまいましたが、師走に訪ねた定例の“筑波山”の続きです。

 

真壁にある椎尾山薬王院は筑波山の中腹に位置しますが、冬でも温暖な気候のため、まだ紅葉が楽しめました。

 

 

仁王門とイロハモミジ

 

男体山とイロハモミジ

 

参道に生えるアオキの葉痕は少し怖顔

 

こちらはアジサイの葉痕 

可愛い顔しています。

 

薬王院から少し林道を登って登山道へ向かいます。

深い緑の葉を茂らせたスダジイの木々に囲まれたイロハモミジの紅葉が映えます。

 

そして登山道へ。

 

アオキの果実

 

道端に沢山落ちていたフジの鞘と種

 

葉の裏表が解り難い特徴のリョウメンシダが生える登山道を登っていきます。

 

植林された杉や檜の森

 

林床のやや湿った場所にフユイチゴが群生しています。

 

その合間にクヌギやコナラの自然林があり、落ち葉が堆積してそこをラッセルしながら進みます。

 

気温も10℃を越えてきて、陽射しのある場所ではポカポカ陽気。

新しくおろした登山靴の具合は今のところ調子良い感じです。新しくインナーソールを入れたことにより、下りでの爪先への負担はかなり減り、またサイドのホールド性は格段高くなっています。ミドルカットの恩恵もかなりあり、滑りやすいところでの横方向への変な挫けは無くなりました。

 

かなり下った枯れたアカマツ林に射し込む太陽の光のもと、林床のコウヤボウキの冠毛を纏った姿があちこちに観られます。

 

ゲンノショウコの種子を飛ばした後の果実を観ることが出来ました。その形は神輿の屋根の形に見えることから「ミコシグサ」とも言われていることに納得してしまいます。

 

ショートコースの約3時間の登山でしたが、新しい登山靴の試しには丁度よい行程でした。

真壁町椎尾から筑波山を望む

 

よく晴れ渡った冬空、気温もさほど寒くなく、小春日和の陽気でした。

このあと、新しい登山道探しに車で仙郷林道に向かいます。(後日林道レポートしたいと思います)

 

夕暮れの筑波山 つくば市池田から

 

 

 

 

今日から二十四節気は“小寒”を迎えました。

 

 

最も寒い時季の始まりになります。陰暦十二月の異称は師走。また、冬の三ヶ月の終わりに当たる月で「晩冬」ともいいます。

そして「寒の入り」になります。

季節の挨拶としてこの日から出すのが寒中見舞いになります。

冬の花の代表格である山茶花でさえ、 その花を散らせてしまうのが、この時季に降る冷たい雨。

そのためこの雨を 「山茶花梅雨」と言われています。雨も風も冷たい季節です。

 

 

その一方、つぼみを膨らませているのが蝋梅(ロウバイ)。

陽当たりの良い場所ではポツリポツリと咲き始めました。

丸で蝋細工のような花の質感と濃厚な甘い香りがして、一足早い春の訪れを感じさせてくれます。

 

 

 

「雪中四友」という言葉があります。

「蝋梅(ロウバイ)」、「梅(ウメ)」、「山茶花(サザンカ)」そして「水仙(スイセン)」。

 

そのウメも咲き始めていました。白、薄紅そして紅色等がありますが、先陣を切って紅梅が数輪咲いていました。

 

 

 

厳しい寒さの中でも甘い香りを放ち、彩りを添えることから「四友」と中国の文人画の題材として好まれた植物の総称です。

英語で「winter  sweet 」とも言われます。

 

残念ながらまだスイセンはお目にかかっておりません。千葉の鋸南町にある佐久間ダム湖親水公園では早くも見頃だそうです。

 

冬の弱い陽射しに一輪だけ咲くタンポポを見つけました。春までもう一息です!

 

明けましておめでとうございます。

どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

 

オニグルミの葉痕と冬芽

 

年末は31日まで仕事に追われていましたが、唯一30日何とか休みを頂くことが出来、近場の河原でデイキャンプして1日のんびり過ごさせていただきました。

 

私事ですが···

 

昨年、同居の母親の認知症が進んでいました。

それでも自分で料理や掃除、洗濯そして14歳なる老犬の散歩もこなしていました。

しかし、物忘れや暴言が日に日に酷くなり、悪いことに、夏に入って踏み台から転倒。肋骨3本折る大怪我をして入院。同時に肺炎に罹っていたことも解り、リハビリ兼ねて3ヶ月の長期入院になりました。

退院後は更にひどくなり、火を掛けたまま調理を忘れる、大事なものを何処かに仕舞うなど段々手に追えなくなっていきました。

母のやっていたことを全て自分がやることになりました。

デイサービスやショートステイを利用して負担が少しだけ緩和しましたが、やはり仕事をやっている以上夜明け前から色々食事の用意して洗濯、掃除に犬の散歩を片付けて出勤。帰ってから犬の散歩、片付け。睡眠を削って何とかこなしてきたつもりです。

最初の頃はドリンク剤飲んでは昼寝しての毎日でしたが大分慣れてきました。

 

デイサービスに行ってる間、“筑波山”や“房総のむら”を歩いて四季折々の様子を観てきました。ちょっとした息抜きです。

 

30日もデイサービスの日だったのでデイキャンプができました。

 

焚き火してオープンサンド作ったり、テントで昼寝したりとのんびりしていました。

 

キャンプしたかったのとは別にもう一つ理由がありました。

冬のフィールドで楽しめる葉痕探し。

落葉樹の葉を落とした後に残る傷痕のことです。

葉が付いていた所の形や水分・栄養分の通り道である維管束の跡が残っており、それが顔の形によく似ているのがあります。

そんな顔探しをしにこの河原まで来ました。

ここにはオニグルミが多く自生しています。

恐らく川の上流から流れてきた種子が止まり、根を張ったのだと思われます。

 

 

冒頭の写真がそのオニグルミの葉痕で頭は冬芽です。なんとも愛くるしい姿。何処と無く羊さんに似ています。

 

 

ただこの“羊さん”に会いたい一心で来ました。年末最後にまったりと楽しめました。

 

今年も去年とあまり変わらない活動を続けていきたいと思います。フィールドは筑波が中心になっていくかもしれません。

ブログ更新は時間が許す限りなるべく早くアップデートできるよう頑張ります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今年はこの相棒であちこち走りに行きます❗

 

 

明けましておめでとうございます。

どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

 

オニグルミの葉痕と冬芽

 

年末は31日まで仕事に追われていましたが、唯一30日何とか休みを頂くことが出来、近場の河原でデイキャンプして1日のんびり過ごさせていただきました。

 

私事ですが···

 

昨年、同居の母親の認知症が進んでいました。

それでも自分で料理や掃除、洗濯そして14歳なる老犬の散歩もこなしていました。

しかし、物忘れや暴言が日に日に酷くなり、悪いことに、夏に入って踏み台から転倒。肋骨3本折る大怪我をして入院。同時に肺炎に罹っていたことも解り、リハビリ兼ねて3ヶ月の長期入院になりました。

退院後は更にひどくなり、火を掛けたまま調理を忘れる、大事なものを何処かに仕舞うなど段々手に追えなくなっていきました。

母のやっていたことを全て自分がやることになりました。

デイサービスやショートステイを利用して負担が少しだけ緩和しましたが、やはり仕事をやっている以上夜明け前から色々食事の用意して洗濯、掃除に犬の散歩を片付けて出勤。帰ってから犬の散歩、片付け。睡眠を削って何とかこなしてきたつもりです。

最初の頃はドリンク剤飲んでは昼寝しての毎日でしたが大分慣れてきました。

 

デイサービスに行ってる間、“筑波山”や“房総のむら”を歩いて四季折々の様子を観てきました。ちょっとした息抜きです。

 

30日もデイサービスの日だったのでデイキャンプができました。

 

焚き火してオープンサンド作ったり、テントで昼寝したりとのんびりしていました。

 

キャンプしたかったのとは別にもう一つ理由がありました。

冬のフィールドで楽しめる葉痕探し。

落葉樹の葉を落とした後に残る傷痕のことです。

葉が付いていた所の形や水分・栄養分の通り道である維管束の跡が残っており、それが顔の形によく似ているのがあります。

そんな顔探しをしにこの河原まで来ました。

ここにはオニグルミが多く自生しています。

恐らく川の上流から流れてきた種子が止まり、根を張ったのだと思われます。

 

 

冒頭の写真がそのオニグルミの葉痕で頭は冬芽です。なんとも愛くるしい姿。何処と無く羊さんに似ています。

 

 

ただこの“羊さん”に会いたい一心で来ました。年末最後にまったりと楽しめました。

 

今年も去年とあまり変わらない活動を続けていきたいと思います。フィールドは筑波が中心になっていくかもしれません。

ブログ更新は時間が許す限りなるべく早くアップデートできるよう頑張ります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

今年はこの相棒であちこち走りに行きます❗

 

 

先週、今年最後の筑波山に行って来ました。

 

朝の筑波山

 

今回は山頂へは向かわず、真壁市椎尾にある“つくし湖”から“薬王院”を訪ねて、登山道を逸れて“椎尾山”に向かい、再び椎尾へ下りる、約2時間のコースになります。

 

つくし湖、手前の山が椎尾山そして筑波山

 

前月、山歩きを終えた後、登山靴に違和感を感じて底を見るとソールが半分以上剥がれていました。

10年近く履いてきましたが、いよいよ引退時。

人生3足目のキャラバンシューズでしたが、どれも長持ちでした。出会いはMTB にも最適と紹介された雑誌BE-PALがきっかけ。学生時代に帰り道、巣鴨の本店で購入したのが始まりです。

 

新しい登山靴も同じキャラバンシューズ

 

山頂を目指さず、その手前の里山止まりにして、新しい登山靴を試しながら、無理せずに楽しもうと決めていました。

 

つくし湖の駐車場に車をデポして準備。ニューシューズの靴ひもを縛り登山開始です。

朝の冷え込みは厳しかったのですが10時を回り、アンダーとマウンテンパーカーで充分な位、暖かくなってきました。

つくし湖から登山道を経由して薬王院に行きます。

 

自生のチャノキの花が咲いています。

 

センニンソウの果実

白い髭のような毛が仙人の髭のようであるということから名がつきました。

 

シロダモの冬芽は鱗状をした芽をしています。

 

アオキの葉痕はどこかドラえもんチックです。

 

フユイチゴがあちこちに赤い果実をつけていました。

直径1cmほどの小さな果実を頂くと酸味多めですが美味しいです。

 

 

地面に落ちた紅葉したイロハモミジの葉、見上げるとまだ黄葉した葉がまだまだ付いています。

 

ヤツデの花

 

20分程登山道を登った先に薬王院が現れます。

オオモミジはまだ黄葉で赤く染まっていませんでした。

 

薬王院仁王門前から観たイロハモミジの紅葉と筑波山男体山。

 

仁王門とイロハモミジとスダジイ

 

三重塔横に立つスダジイ

 

「陽光の椎」

 

この薬王院の境内には樹齢300年~500年のスダジイが群生し「椎尾山薬王院スダジイ樹叢」として県の天然記念物に指定されています。

スダジイは温暖な気候を好む常緑広葉樹ですが何故筑波山の中腹にあるのでしょうか?

今よりも温暖だった7000年前、海水面が上昇して霞ヶ浦は海でした。その後、寒冷になり海水面は現在の位置まで低下しますが、冬の筑波山の中腹にできる「斜面温暖帯」といわれる気候条件により、冬でも暖かい空気の層のおかげで、今でもスダジイは群生して生き延びているのです。

過去の気候変動や気象条件などのさまざまな偶然が重なってできています。

 

境内には色々な植物が植えられています。

キミノセンリョウ

 

センリョウ

 

マンリョウ

 

キンシバイの紅葉を観たのは初めて。色づく姿は素敵です。

 

本堂と男体山

 

地面に沢山の果実が落ちていました。

 

見上げるとムクロジの大木。

まだ少し枝先に残っていました。

この果皮には石鹸成分が含まれているので、昔は洗濯や洗髪に使われていました。

種子は羽根つきの玉や数珠に利用されてきました。

 

薬王院本堂と三重塔

 

もう少し紅葉を楽しんでから椎尾山を目指していきます。

 

 

11月末に訪ねた定例の“房総のむら”の続きです。

 

小春日和に恵まれたこの日は暖かく上着要らず。有料施設を出て、その周りの森を散策しに向かいます。

 

散策路を進んでいくとたくさんの落ち葉が落ちています。

下総台地の雑木林に多いクヌギ、コナラやイヌシデそしてハリギリ等々がほとんど同じ時期に葉を落としています。それに合わせてイチョウやイロハモミジも落ちていました。

イチョウの黄色い路は明るくほっとしますが、雌株だと銀杏のあの匂いで歩くのを躊躇います。遠目が一番!

 

クヌギの赤茶色の落ち葉は乾燥して踏む音が心地好い。

 

旧平野家住宅のマンリョウ

 

まるでサクランボのような果実

 

ツワブキ

 

フユノハナワラビは揺らすと胞子が煙のように飛んで

いきます。

 

サザンカの花弁が落ちてピンクの絨毯に。

 

旧御子柴家住宅の生け垣のセンリョウ

 

10月咲いていたハリギリの花は果実となっていました。

 

そしてハリギリの黒い落ち葉で散策路は暗く感じます。

 

春先に咲くウグイスカグラが一輪だけ狂い咲きしていました。今年はいつまでも暖かかったせいでしょうか?

 

いつもの資料館横の定点観測

すっかり雑木林は緑色が少なくなりました。

 

ススキの穂

 

今回の散策は落ち葉がメイン。堆積した場所はラッセルができるほど積もっています。誰かがいれば落ち葉の布団やってみたいところです🎵

 

コナラやクヌギの点在する森の定点観測

その奥にイロハモミジが紅葉し始めていました。

手前左の薄緑色の葉もイロハモミジ。場所によってばらつきがあります。

 

コナラの落ち葉は薄茶色、赤茶色はクヌギ

 

ヒサカキのトンネルはこの時期になると日中でも暗いです。

 

坂田ヶ池脇の林床に咲いていたコウヤボウキの花は終わりになりました。

 

マメガキが沢山実ってました。

 

そして旧学習院初等課正堂

手前のソメイヨシノの葉もほぼほぼ落ちて枝先だけが残っていました。

 

 

昨日の季節外れの暖かさから一転、朝から北風が吹き、この時季らしい冬が戻ってきました。

 

今日は二十四節気の“冬至”。

 

北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日のことです。

因みに千葉県柏市の日の出は6時半、日の入りは16時半。日中は約10時間で、夜が約14時間になります。

 

 

中国の「易経」に出てくる“一陽来復”。

昔の中国の暦(太陰暦)では10月はすべて陰の気で覆われて、11月に入ると陽の気が復活しはじめ、これを境に長くなっていくとされています。 (太陰暦では11月が冬至でした)

冬が去り春(新春)が来ること、また、悪いことが続いた後、ようやく物事が良い方向に向かうことをもこの言葉で表しています。

 

冬至を境に陽が伸びて行くことへの喜びを、この“一陽来復”で表現したのでしょう。

 

今晩は柚子湯にでも入って身体を温めながら、“一陽来復”への思いを馳せてみますか。

 

 

今年も残り半月を過ぎてしまいました。毎月二回訪ねている“房総のむら”ですが、なかなかブログアップが追いついていない(いや、ただの怠け者かも)のが現状です。

先生も走る師走、一緒になってブログ更新していきたいと思います。

 

休題閑話

 

11月末に訪ねた定例の“房総のむら”のレポです。

師走間近らしく朝は霜が降りる程の冷え込んだこの日でしたが、日中は風もなく穏やかな小春日和の冬晴れが続きました。

先ずは有料施設内の上総の農家から。

 

前回ナンテンを紹介しましたが、その隣にマンリョウも赤く実を付けていました。

 

庭先にはキクが見頃。

 

ツワブキ

 

ロウバイの花の蕾

 

ヒイラギが花を咲かせていました。近づくと甘い香りが仄かにします。

葉にトゲがあるのは前回も紹介しましたが、このトゲで「邪鬼」の家屋への侵入を防ぐ意味合いを込めて、縁起木として植えられました。表鬼門である北東に植えると良いとされています。

 

生け垣に植えられたイロハモミジに暫し見とれていました。緑色の夏の葉から黄緑色、黄色、朱色、赤色そして深紅色と紅葉の課程をこの一本がすべて表現してくれているのです。

 

道を挟んだ反対側にも見事なイロハモミジの紅葉です。

 

お祭り広場のジュウガツザクラはまだまだ咲いています。

 

安房の農家へと向かう散策路は花が終わったキバナアキギリが種子を落として立ち枯れしていました。

 

庭先の夏みかん

 

シュロを簀巻きにしています。

寒さから防ぐためです。

 

トチノキの冬芽は寒さに耐えられるよう粘着があります。また虫から芽を守る役目もあります。

 

お隣の下総の農家の庭もキクが見頃。

 

門を出た先にあるキリ。

春に咲く花の蕾が鈴なりに付いています。

 

下総の田んぼ道を降りていくと、まだまだ秋の花が咲いていました。

ノアザミ

 

ヒヨドリバナ

 

オケラは終わっていました。

 

田んぼ脇の雑木林でトキリマメを見つけました。

 

赤い鞘に入った黒い種子が朝日に透けて何処か愛くるしい。

 

その先にシロダモの花を見つけました。花と同時に赤く実った果実も観ることができます。

 

お祭り広場の茶店裏のイロハモミジの紅葉。こちらは朱色がメイン。

 

 

 

再び上総の農家に戻って田んぼへと降りていきます。

蝉の脱け殻と黄葉した雑木林

 

 

 

前回も紹介したハマヒサカキの花はピークを迎えていました。

 

上総の農家から武家屋敷に向かう裏道にヨウシュヤマゴボウの果実を観ることができました。ブドウのように見えますが食べることはできません。毒性か強いので口にしてはいけません!

 

その隣でビワの花が咲いていました。

 

武家屋敷のフヨウも花は終わりを告げていました。

 

先回に続いてセンボンヤリをまた観に行きました。冠毛を纏った姿です。

 

矢じりのような先端をした「閉鎖花」が何本も林立した姿こそ「千本槍」ではないかと思ったのですが、大名行列を更に目立たせるために「毛槍」などというものがありました。これもまた「千本槍」だと確証した次第です。

因みにこちらは閉鎖花

 

何はともあれ素敵な光景を時忘れて観ていました。

 

帰り際、黄色い落ち葉の散策路に出会しました。辺りはそこだけ明るい。何の落葉かと見たらイヌシデでした。

早速集めてみました。

落葉してしばらくすると丸まってしまうのが特徴です。

 

午前の散策を終えました。午後から施設の外の森を散策します。

 

 

先月半ばに訪ねた定例の“房総のむら”。

 

 

有料施設内の森はイロハモミジをはじめ、イチョウ、ウワミズザクラやクヌギ、ヌルデなどの紅葉も見頃を迎えました。

 

 

夏に比べ花の咲いている種も大分少なくなりましたが、サザンカ、ヤクシソウ、ヒイラギ、ハマヒサカキ、センブリそして閉鎖花のセンボンヤリなどまだまだ観ることができました。

 

只でなくても陽の傾きが早い晩秋、有料施設から出てそのままその周りの森へ足を運びました。

 

コナラの黄葉

 

まだ緑が大半の林床で際立つ白い花、シロヨメナです。

 

サザンカ

 

資料館横の定点観測 まだ緑は多いですが黄葉も進んできています。

 

資料館入り口に立つトウカエデとイチョウ。青空のもと、紅葉と黄葉、お互い競演しているかのよう。

 

ノブドウの果実

 

ゴンズイは黒い種子も落ちてしまいました。

 

ススキ

 

9月の彼岸に咲いていたヒガンバナ。

咲き終わると葉が出てきて光合成をします。他の葉が無くなってきた時に葉を伸ばして栄養を蓄え、来秋の開花に備えるのです。

 

10月に咲いていたツルボは種子を落として立ち枯れしていました。

 

コナラやクヌギの点在する森の定点観測

 

暗い森のなかに陽が射し込み、まるでステージに立つヒロインのようにハゼノキの紅葉が輝いていました。

 

定点のヒサカキのトンネル

 

ヤブコウジの果実。赤い果実をつけるマンリョウ(万両)、センリョウ(千両)。このヤブコウジの別名はジュウリョウ(十両)です。みな正月に飾られる縁起のよい植物とされています。

 

コウヤボウキの花がピークを迎えていました。

 

ホソヒラタアブとコウヤボウキ

 

こちらは花の時期が過ぎ冠毛となったカシワバハグマです。

 

旧学習院初等課正堂

 

右側のイチョウを逆側から撮ったもの

 

旧平野家住宅前の林にあるイロハモミジ

 

旧平野家住宅敷地内のツワブキ。チャバネセセリが蜜を吸いに来ていました。

 

フユノハナワラビが胞子葉を出していました。

 

この旧平野家の周りは前日の風で沢山落ち葉が落ちていました。

いくつか集めてみました。

ハリギリ

 

トウカエデ

 

カキノキ

 

次回は季節は進んで冬に入ります。

どんな出会いがあるのでしょうか?

 

 

先月中旬に訪ねた定例の“房総のむら”。

蝉の声もなくなり、時折虫の音とヒヨドリやモズの高い鳴き声が聴こえてきます。

秋晴れの一日で暖かく、上着を脱いでも歩けるほどの気温でした。

ケヤキの紅葉(有料施設入り口)

 

今回、センボンヤリというキク科の植物が見頃という情報を耳にして訪ねてみました。

センボンヤリの頭花と種子

 

頭花は春と秋になり、春は4~6月に咲き、花はタンポポに似ていて白や薄紫色になります。別名ムラサキタンポポとも。(残念なことにこの場所ではまだ観ていません)

秋は9~11月。花茎を30cm程伸ばし林立しています。

その姿を戦国時代の武士の槍である「千本槍」に見立ててそう名前が付いたそうです。

秋型の頭花は花を開くこと無く、自家受粉する閉鎖花で総苞に包まれたまま実ります。

なんとも不思議な植物を探しながら、紅葉が見頃を迎えた里山を散策していきます。

 

先ずはそのセンボンヤリの咲く有料施設内の森へ。

上総の農家

 

ナンテンの果実と葉が一足早いクリスマスカラーです。 

 

ロウバイの黄葉。来春咲く花の蕾はまだ固い。

 

庭先で今年収穫されたナタマメを紹介していました。

 

タイワンホトトギスが咲いていました。 

 

 

イロハモミジの紅葉は見頃。

 

お祭り広場のサザンカ

ツバキとの違いは花の時期も違いますが、花弁一枚一枚落とすのがサザンカです。花ごと落ちるのがツバキになります。

英名で“Sasanqua ”と言われています。漢字では“山茶花”。“さんさか”が訛ってサザンカになったそうです。

 

そしてジュウガツザクラ。一時花は少なくなり、もうお仕舞いかと思いましたが、また沢山の花を咲かせてきました。

澄み渡る青空のもと、薄い桃色の小さな花弁が咲き誇ります。

 

安房の農家に向かう丘は見事な紅葉でした。

 

農家の軒先中植えられたニシキギ。世界三大紅葉樹のひとつです。

ニシキギの果実。

 

お隣の下総の農家の周りではウワミズザクラの紅葉が見事。

今回の紅葉の中でウワミズザクラが一番の圧巻な風景を造り出していました。

 

ヤマグワの黄葉

 

まだアキアカネが日溜まりで羽を休ませていました。

 

武家屋敷のカキノキはすっかり葉を落とし、果実だけに。

 

フヨウの花は終わりを告げていました。

 

資料館への道ではクヌギの黄葉が観られます。

 

林床では緑の中に一際鮮やかなマムシグサの赤い果実が目立ちます。

 

弥生時代住居の脇にセンブリが咲いていました。

 

 

上総の農家の田んぼ道に向かう途中、あの独特な春先に漂うヒサカキの香りがしてきました。

同じ種で晩秋に咲くハマヒサカキでした。

枝に無数の白い小さな花が鈴なりです。

都市ガスの臭いとも塩ラーメンの匂いとも言われています。

 

ヤクシソウが一塊に咲いていました。

 

オオアオイトトンボが羽を休ませていました。

 

 

田んぼから上総の農家へと続く登りの雑木林の散策路沿いにムラサキシキブの果実をみつけました。

 

 

そしてガマズミの果実

 

ヌルデの紅葉

 

ハリギリの黄葉

 

マツやコナラ、クヌギ、イヌシデなどの雑木林を進んで行くと、陽の当たる窪地にまだキバナアキギリが僅かに咲いていました。

 

 

雑木林を歩いて辺りを見渡して、伸びた花茎の先に薄茶色の球状の頭果(冠毛)をつけたセンボンヤリを見つけました。

広いこの敷地内にここだけ生息しています。

僅か5m四方。頭果と閉鎖花が50本ほど風に揺られていました。

頭果(冠毛)

 

閉鎖花

 

「千本槍」とはよく言ったものです。見事に槍が林立していました。来春、花弁が開いた姿をまた観に来ようと思います。

 

商家の街並みのはずれのイロハモミジが丁度紅葉で見頃を迎えていました。

 

 

センボンヤリを観て有料施設内の散策を終えました。

昼過ぎからはその周りの森を散策していきます。

 

旧学習院初等課正堂脇のイチョウはまさに見頃。