Harmas 二十四節気のつれづれ日記

Harmas 二十四節気のつれづれ日記

一年を二十四等分した節で日々のさまざまな出来事を綴った日記です

今日は昼間が一年で最も長い日の二十四節気夏至」になります。

 

とは言え、梅雨の真っ只中、太陽が出ていないので中々実感できないのが現実です。

 

今年は梅雨の晴れ間に紫陽花を観てきています。

 

筑波山ではガクアジサイの小型版とでも言いましょうか、ヤマアジサイが咲いています。

 

そして匂いのある紫陽花、コアジサイが森に清涼な甘い香りを漂わせています。

まるで「山の香水」といって良いほど素敵な香りがします。

 

夏至を過ぎると昼間が短くなり、梅雨もピークを迎え、荒れた天気になりがち。

梅雨の晴れ間をうまく活用して行きたいものですね。

 

 

 

今日は暦の上で「入梅」。

昔から伝わる農作業の目安になる日。愚ずついた天気が続きますが、作物にとって大事な雨です。

里山の紫陽花が深い緑の森に映えます。

 

湿地に生えるハンゲショウの葉っぱが色付き始めました。

小さな花が集まった細長い総状の花序が出始めて、その周りの葉が白く化粧してきました。

白い葉っぱを目指してやってくる虫。うまく誘導して花に集めさせ、受粉させるという、したたかな作戦らしいです。

葉の半分が白く変色するので「半化粧」。花が終わるとまた葉は緑一色になります。

 

まだ山桜が咲く春の終わりに、栃木県の益子町にある「林道 板橋線」を走りに行ってきました。

 

二年ぶりの益子町。自然が残る田園と里山の長閑な場所。陶芸でも有名ですが、食べ物も美味しいところが沢山。

毎回必ず立ち寄るのが町から少し離れた里山の麓にある「つづり食堂」さん。

今回もここでのんびりランチを戴いてから、板橋線を走りに行きます。

そして林道終点にある「作坊 吃(ゾーファンチィ)」さんというアジアンカフェで一休みして帰路へと計画を立てました。

 

今の車にしてから毎月一回は林道を巡っていますが、何せ林道初心者。ハードな林道はまだまだ。里山をつなぐ未舗装ながら整備されている生活林道のような走り易い所を今のところ走っています。

 

朝から天気に恵まれたこの日、自宅を出て、いざ益子へ。

下道オンリーで、まずは「道の駅ましこ」へ。

週末ということもあり、ごった返しており、すばやく新鮮な野菜と特産のイチゴをゲットして退散。

予約していたつづり食堂の時間よりかなり早く到着しそうなので、先に林道を走ることに。

 

林道板橋線は調べたところ、栃木県芳賀郡益子町板橋にある未舗装ながら整備された全長約2kmの生活林道だそうのどかな里山の風景や、木々に囲まれた新緑・紅葉のトンネルを楽しむことができるといわれています。 

 

早速、西側から走り始めます。入り口近くに予定しているアジアンカフェの「作坊 吃」さんがある

はずです。

 

が、早くも見落として通り過ぎてしまいました。

はじめは砂利を敷き詰めたフラットダートが続きます。

轍も深くなく走り易く勾配もさほどありません。4駆に入れなくても十分走れてしまいます。

民家のある人里を離れ、山奥と向かっていきます。

途中枝分かれした支線がいくつか現れますが、どれも勾配はきつく、恐らく重機で伐採作業するための道でしょう。

暫くすると砂利道は消え、土がむき出しの道へと変わります。

勾配はややきつくなります。カーブにはガードレールも設置している箇所もあり、初心者のオフローダーにも安心!?

 

 

のんびり10分ほどで山のピーク。林道全線の中間あたりでしょうか?

ピークのこの場所の道幅は広くなってます。

初夏を思わせる陽射しのなかで、ウグイスやコジュケイの鳴き声が聴こえます。

 

ちょっと車から降りて散策。この周辺の山を縦走できるトレイルが走っていました。

山歩きも良さそうです。

 

シュンラン

 

ニガイチゴの花

 

さて東に向かって林道を降りていきます。

 

相変わらずフラットダートで難しい箇所もなく走破していきます。

九折の道を降りていくと唯一の開けた場所に。

 

 

少し降りると民家が現れ、小川が流れる橋を渡り林道の終点へ。

雨巻山や三登谷山から染み出た水が流れてできた清流。

林道終点そばに「大川戸つり堀」があり、多くの家族連れが釣りを楽しんでいました。

ネットで調べてみると、益子唯一の釣り堀で、釣った魚をその場で塩焼きにして出してくれるそうです。次回来た時、是非立ち寄ってみたいと思います。

 

林道を走ってちょうど頃合い良く、予約した「つづり食堂」さんへ向かいました。

雑木林に囲まれた静かな隠れ家っぽい店構え。マクロビオティック料理の食堂です。

この日のメニューはというと、

 

ここではのんびりした時間が流れます。

料理が運ばれてきました!

 

毎回楽しみなのが、意外とお味噌汁なんです。味噌がとても美味しくてほっとできます。

厚揚げとエリンギのフリッターのふわふわ感に舌鼓!またこのソースが食欲をさらに倍増させます。煮物もよく滲みています。菜花とレンズ豆のピーナッツ和えはどうしたらこういう味出せるのか、唸りながら食べてしまいます。

相変わらずの安定した料理に大満足でした。

デザートも戴きました。

桜マフィン

 

いちごと甘夏のココアタルト

どちらも季節ならではのデザート。美味しく戴きました。

 

大満足のつづり食堂さんのランチを戴いて、再び林道板橋線へ。今度は大川戸つり堀さん側から登っていきます。

そして西側の林道終点にある「作坊 吃」さんに向かいます。

天気も良くて暖かなツーリング日和

 

復路も難なく無事下ることができて、作坊 吃さんに突入。

 

今度はすぐ見つかりました。

お店の入り口にはシモクレンが咲いていました。

 

 

 

つづり食堂さんでランチを戴いてからまだ1時間ほどしか経っていません。

ちょうど暑かったので冷たいものだけでもと入店しました。

 

しかし、メニュー見ているうちに気になるものが!

フォーガーという米粉麺に鶏肉をトッピングしたスープ麺を頼んでしまいました。

待っている間店の雰囲気を楽しませてもらいました。

天井の照明

 

そして来ました!白っぽいのが鶏肉。

 

香味野菜が別皿に盛られて付け合わせて戴きます。

 

鶏ガラの出汁と魚醤やスパイスが効いたあっさりした奥深い味わいです。

難なく平らげてしまいました。

 

甘い黒糖シナモンで口直し

 

ランチであれだけ食べたのにすんなり入ってしまいました。次回はグリーンカレーに挑戦したいかな?

 

せっかく益子まで来たのだから少し寄り道して、次は真岡へ。

 

はみ出したアンコで有名な「たい焼き 八起屋」さんにお邪魔して、またまた食べてしまいました!こちらのお店、たこ焼きもやっていて一皿戴いてしまいました。

写真無くてごめんなさい。

普段あまり食べないのですが、この日はアドレナリン大放出してたのか、片っ端から食べていました。

 

帰路、「ダイヤモンド筑波山」で有名な母子沼遊水地に立ち寄ってきました。夕陽が沈む時間はまた格別な景色を見せてくれました。

 

池の回りはまだソメイヨシノが咲いていました。

 

夕陽と桜と菜の花

 

 

天気にも恵まれ、新緑の中の楽しい食い倒れツーリングでした。

 

 

台風が去り、曇り空の肌寒い日が続いていましたが、ようやく雲の合間から陽が射して、時間を追う毎に青空が広がりました。

 

二十四節気の“芒種”を迎えた今日、毎月定例の印旛郡栄町にある「房総のむら」を訪ねてきました。

梅雨に入る前の里山の風景を観てきました。

蕎麦は花は終わり、実ができていました。

 

芒種とは芒(のぎ)をもった植物(稲など)の種を撒く時期を指しますが、現代では実際はもっと早い時期です。

田植えも終わり若い稲が生長しています。

 

ガクアジサイが里山の林床を明るくさせていました。

額縁のように縁に広がる装飾花。

 

真の花は縁の中にあります。

 

タチアオイが空に向かって伸びてきました。てっぺんのつぼみが咲いたら梅雨の終わりを告げます。

 

天気は長続きしなさそうです。

太陽の回りに日暈(ハロ)ができていました。

 

いよいよ梅雨入りでしょうか?

 

 

 

毎月定例の「房総のむら」。4月中旬の続きです。

有料施設を出て、周辺の森を散策。

昼を過ぎて気温はかなり上がってきました。

手元の温度計で25℃近くまでになって汗ばむ陽気に。

 

ヤブキリの赤ちゃんを見かけました。

 

資料館前の定点観測。若草色に覆われています。

 

林床にツクバキンモンソウがあちこちで観られます。

個体差があり花弁の色が白っぽいものから青紫まで様々。

 

施設の外でもキンランは至るところに。つぼみが開いているものも見かけます。

 

こちらはヘビイチゴの花。

 

花弁が地面に落ちていて、初めて気がつきました。フジの花が咲いています。

イメージでは4月終わりから5月はじめの開花。今年はかなり早く感じます。

 

そしてヤマツツジも咲き始めていました。

 

秋、散策路脇に咲く彼岸花。枯れたあと、冬から春先にかけて葉を出して光合成を行い栄養を蓄えた後、初夏葉は枯れて、再び休眠に入ります。少し萎れてきていました。

 

タチツボスミレはこの気温でもまだまだ健在です。

 

コナラやクヌギが点在する定点箇所も若葉が眩しい。

 

こちらは常緑のヒサカキの定点。陽射しが冬に比べて高い位置から入り込んで来るので、昼間でも薄暗くなって参りました。花の時期は終わり、独特な香りはもうしなくなりました。

 

ヒサカキの道を坂田ヶ池に向かって降りていきます。

秋から冬にかけて過ごしていた沢山の野生のカモは殆ど居なくなりました。

 

池の縁のシラカシの根元に咲くシュンランはまだ花が咲いていました。

 

陽が射す斜面林の根元ではチゴユリはちらほら咲いています。

 

そして今回楽しみにしていた花を観に行きます。

竹林の林床の一ヶ所にロープで囲われて保全されている場所があります。

 

扇形の特徴ある葉を持ち、これまた特徴ある大きな花が咲くクマガイソウです。

ラン科の仲間で集団で咲いています。

 

犬に見えなくもない愛くるしい姿に暫し癒されます。

今年は少し離れた場所に新たな集団がありました。

 

坂田ヶ池から再び台地に上がり、旧学習院初等科正堂へ。

芝生の回りのソメイヨシノはすっかり葉が生い茂り、強い陽射しを遮るように影をつくっていました。

 

ソメイヨシノの林床に今年も沢山のフデリンドウが咲いています。

わずか2,3cmの小さな漏斗状の青紫色した花です。

この時期咲く花で一番好きなひとつです。

色の個体差はありますが、陽が花に射すと透明感のある青紫色が現れます。

今回の訪問は目的の花も観れて満足いくものでした。

 

 

帰り道、栄町の田んぼには水が入り、代掻きが行われていました。

 

 

 

 

ここ数日、二・三ヶ月前に戻ったような気温が続いています。冷たい雨は止んだものの北風が吹いています。

先一昨日の休み明けから仕事が多忙極まりない状態に陥り、家にはほぼ寝に帰っているだけの日を送っていました。

 

一昨日、二十四節気の“小満”を迎えていたのも忘れていました。

万物が成長し、天地に満ち始める時季を指しています。

吹き抜ける風が心地好い、ゆったりと満ち足りた気分で過ごせる貴重な陽気です。

 

里山の木々は青々して、日に日に緑が濃くなってきています。ハルゼミの合唱、ホトトギスの甲高い鳴き声が聴こえてきます。

 

春咲き始めた花は果実となり、次なる初夏の花が里山を彩りしていきます。

 

 

心地この先梅雨の走りのような天気が続きます。非常に暑かったり、季節が逆戻りする日もあったりと、清々しい日はあまりなく、四季を感じられなくなってしまうのでしょうか?

先月中旬に訪ねた定例の「房総のむら」の続きです。

陽射したっぷりの一日。平日ともあって来訪者も疎ら。

 

里山の林床はキンランが見頃を迎えていました。

 

再び上総の農家に向かい、谷津田に降りる小道を歩いていきます。

春の代表でもあるタチツボスミレ

 

センボンヤリの春の花が終わりを告げていました。。秋は閉鎖花ですが春は別名「ムラサキタンポポ」と言われ、白から紫の花を咲かせます。残念ながらその美しい姿をお目にかかることはできませんでした。

 

そのすぐ傍にツクバキンモンソウが咲いていました。

 

竹林ではタケノコがあちこち顔を出しています。

 

忘れな草に似たキュウリグサの花。全体を揉むとキュウリの匂いがすることから名が付いたと言われます。

 

池の傍に咲く小さなスミレの仲間のツボスミレ。

 

ヤマグワの花

 

ウワミズザクラ

 

ムラサキケマン

 

キンランの花弁が少し開いている個体がありました。

 

ウマノアシガタの花弁は艶々しています。

 

ヘビイチゴ

 

ブタナ

この時期は黄色い花がやたらと目立ちます。

 

スズメノヤリ

 

武家屋敷のウメの果実

 

シロヤマブキも咲いていました。

 

春爛漫の里山は色とりどりの花が咲き乱れていて、目移りして時間がいつもの倍は掛かってしまいます。今年は季節の巡りが早く、見過ごしてしまう花も多い一方、時期尚早では?と思うほど早く咲き始めている花もあり困惑しています。

有料施設を出て、回りの里山を散策していきます。

 

 

 

 

二月末から続いている仕事がピーク知らずの忙しさで、中々ブログもアップできないでいます。

時間だけが過ぎてしまい、ようやく毎月定例の「房総のむら」4月の様子をあげることになりました。

 

訪ねたのは4月中旬。とうにソメイヨシノの開花も過ぎて、森の青葉が眩しい季節を迎えていました。この日は有料施設内の森から訪ねました。

入り口には八重咲きの関山桜がお出迎え。青空のもと、鮮やかな濃いピンク色が映えます。

 

上総の農家前の畑に植えられた大麦も大分育ってきました。

 

 

農家の庭先にはエビネの花が咲きます。

 

ムベの花

 

セイヨウジュウニヒトエは観賞用に植えられたものです。北ヨーロッパ原産です。

 

裏庭の松林の林床に咲いていたコセリバオウレンは果実が出来ていましたが、またこれも素敵なシルエットをしており、個人的に好きな植物です。

 

同じ敷地にキンランが咲き始めていました。この花が咲き始めると春本番を感じます。

 

お祭り広場のソメイヨシノの花はすでに終わり、葉が生い茂っています。

広場の外れの林床にクサイチゴの花が咲きます。

 

アマドコロも鈴なりに咲いています。

 

おどろおどろしい仏炎苞を持った植物が林床のあちこちに立っています。

まるで蛇が鎌首をもたげるような姿。知らずに目の前に現れるとハッとしてしまい後退りしてしまいそうになります。

こちらはマムシグサ

 

同じ場所に咲いているウラシマソウ

釣糸のような花序付属体はまるで長い舌のように見えます。

浦島太郎が釣糸を垂れているように見えることから名が付いたと言われます。

 

キンランがあちらこちらで観られます。

 

安房のむらの庭先に植えられているニシキギは花が咲いていました。

素晴らしい紅葉とは裏腹の派手さのない緑の花弁。

 

下総のむら

 

ヤマツツジが咲き始めました

 

ウワミズザクラも満開です。

普通の桜とは違う、白い小さな花が房状に咲き、丸でコップを洗うブラシのよう。

 

下総の谷津田が広がる田んぼに降りていく途中の林床に一ヶ所、鮮やかな青紫の小さな花を見つけました。

フデリンドウの花です。時期的にそろそろかと思っていましたが、まさかここで観られるとは思ってもいなかったので、思わず小躍りしてしまいました。

 

チゴユリも咲き始めています。

 

地べたを這うように咲く1cmにも満たない花、ツクバキンモンソウ。

こちらもこの場所では初めてです。

 

マツクイムシの被害で伐採された松林にはゼンマイが沢山生えていました。

 

田んぼには水が入り始めました。

 

オニタビラコ

 

ニガナ

 

関山桜の花弁が地面一面に広がって、ピンク色の遊歩道となっていました。

 

再び上総のむらへ。

マムシグサやウラシマソウの仏炎苞をもつ植物が他にもここで観ることができました。

ウラシマソウと同じく付属体を持ったカラスビシャク。

あまり目立たない大きさですが、独特なシルエットですぐわかります。

小さいのでおどろおどろしさはあまり感じません。

 

そして上総の農家の回りの雑木林と谷津田を歩いていきます。

 

 

 

 

 

メイストームが吹き荒れた昨日でした。今朝は見事な五月晴れを迎えました。

 

 

今日から二十四節気は“立夏”になります。夏の始まりを告げる時期。

ちょうど春分と夏至の中間になります。

 

田んぼには水が張られ、田植えも大分進みました。そして蛙が鳴き始める頃です。

新緑が眩しく、日中は汗ばむ陽気に。

 

フィールドに出掛けるには正に清々しい季節になりました。

 

 

ここ数日暖かい、いや暑いくらいの日中が続いています。

田んぼは田植えが近くなり、水があちこちに入り始めました。

 

今日から二十四節気は“穀雨”を迎えました。

この時季に降る雨は、大地を潤し、あらゆる穀物を育てる雨になります。

 

里山にはタケノコが出てきました。

 

林床では小さなフデリンドウの花が咲いています。

 

今年はあっという間の春でした。もうすでに里山周辺の風景は夏の装い。

この穀雨が終われば次は「立夏」を迎えます。