リフォーム工事の現場調査について
リフォーム工事は新築工事よりも難易度が高い。
既存の建物によって、工事の仕方も違えば、新築と違って、お客様が住みながら、生活しているから。
築20年過ぎた家だと、床のレベルが違ってたり、壁が傾いていたり、数ミリの狂いは当たり前。
何処を基準に調整するか?は大工工事の腕の見せ所でもあり、それを指示する監督の技量も問われる。
壊してみないと、わからない事も沢山ある。現場調査によっては、提案内容も変わるし、工事の提案内容によって、施工内容も変わるから、当然工事金額も変わる。
知識、経験、技術によって現場を診る力も当然変わる。
『リフォーム工事なんて、壊して見なきゃわからない。だから追加工事も当たり前だ。』
残念なことに、この考え方は沢山ある。予測出来ない欠陥など、普通こういう風にやっているはずだ!と思っていても、そうでない場合もあるし、100%現場調査で分かる訳ではない。
大手ハウスメーカーなど、大型リフォーム物件NO1の〇築〇ックリさんなんかは、追加工事の金額が半端ない。
2000万円の契約で工事を始めて、1000万円の追加工事を請求された。なんて話も良く聞きます。
業界紙のアンケートで、リフォーム工事における追加金額の状況というのがあった。
8割近い会社が追加工事が発生すると回答していた。
お客様が希望した追加工事ならば、仕方がないが、現場調査が甘く、追加工事が発生するケースが多いらしい。
リフォームにおける現場調査は、非破壊検査が基本。壊さずに見る。
様々な道具もあり、現場調査も、昔よりはしやすくなったかもしれない。
現場を見る。見るというか診察の診ると同じ。現場調査において、リフォーム専門会社や、建築士、住宅診断士などの様々な資格と知識、経験を持って取り組む会社は少ない。
当社では極力追加工事の発生が無いように、打合せを丁寧に行い、現場調査にも、見積にも時間が掛かる。100%追加工事無しを目標としているが、目に見えない欠陥などにより、残念ながら追加が発生してしまうケースも20%くらいある。怪しい所は予備費などで対応している為、実質追加金額を貰うケースは、5%くらいになる。
予備費をみていたけど、予備費が使わずに済み、減額工事になるケースは50%くらいある。
リフォームするのに、何処に頼めば良いか?わからないから相見積もりで沢山の会社を検討する。
沢山聞いているうちに、金額や、提案内容の違いもわからず、金額の安い所に依頼して、後から後悔するケースは、良く聞きます。
「当社では3社以上の相見積はお断りさせて頂いております」
とホームページに記載してます。
3社以上検討されても、比較も出来なくなるし、後から呼ばれるほど、他社の提案内容よりも、要望や希望も多くなり、工事内容も増える事が多いから、同じ比較にならないからだ。
リフォームのプロとしてのプライドもある。
相見積は否定しないが、とにかく安くやりたくて、内容はどうでもいい。みたいなお客様も多い。
ローコストの工事会社の施工内容は、とても真似出来ないものが多い。安く仕上げる為というのが、
最優先で、機能性や、仕上がりは考えない。リフォームの工事中も、ろくに養生もせず、突貫工事でどんどん進めるみたいな仕事では良い仕事はできない。
「安いのには必ず訳がある」
という事を考えてもらいたい。
現場調査によって、その会社の実力は、ある程度決まる。