住宅診断士としては気になる番組。
何故か小3の息子も興味津々で、一緒に見ました(^_^)
約8割もの人が住宅(家)で事故に遭う。
外より危険な家??
そのほとんどが【ヒートショック】
寒い家で、暖房ガンガン焚いて温かい部屋から寒い廊下、脱衣所で温度差を感じ、またまた寒い浴室で裸になり、暑い浴槽に入り、血圧上昇…または、温まり浴室出て、寒い脱衣所、廊下で体温下がり、血圧低下…コレがヒートショック。
脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞などを引き起こして、入浴中に死亡。もしくは風呂から出て、脱衣所や廊下で倒れる。
死んだ数より、障害が残った人の数は5倍以上いるんじゃないか?
寒い家の健康リスクが高い理由。
『健康は金で買えない』って病んでから言うけど、[健康予防は金で買える]
浴室をユニットバスにしたり、断熱リフォームしたり、脱衣所に暖房つけたり、やれる事は沢山あります。
まだ寒い風呂に入りますか?
まだ寒い家に住みますか?
高齢者は足腰が弱く転びやすいです。
バリアフリーも大事。
最近流行りのスキップフロアの家を見ると、歳とって高齢者になった時に大変だなぁ…と感じます。
階段も転倒リスクが高い場所。
新築のブラン・図面を書く設計で気をつけているのは階段の形。
真っ直ぐな『鉄砲階段』よりも、折り返しある『いってこい階段』を勧める。
安全な家造りって細かいところの積み重ねが大事だと感じます。
事故が起きる前に考えましょう。
断熱強化の方法も沢山あります。
エアコンとかの暖房器具は10年とか寿命があるけど、断熱材に寿命はない。
正しい施工すれば効果はあります。
光熱費も下がる。健康リスクも減り、医療費も減る。メリットだらけです。