甲斐市Y様邸外壁リフォーム工事 | HarK Works

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新築・リフォームの施工事例を紹介します。

浴室リフォームが終わり、外壁リフォーム着工です。

築32年の2×4工法の家。

5年くらい前に外壁塗装をしたようなので色はキレイですが、外壁材がボロボロです。

今は無い材料?木質系のラップサイディングのような外壁材でした。

塗装をしたときに、部分的にモルタルで補修してありました。

当時の施工は外壁に通気層は無く、木製サッシの回りから水が入り込み、凍害などにより、外壁が剥がれ始めてます。

外壁一面だけ全て張り替えます。仮設足場を設置します。

外壁解体中。透湿防水シートも劣化してます。通気層が無いのと、横張りのラップサイディング、材質が木質系の物が貼ってあったこともあり、サッシ回りからの雨漏りが原因です。

想像通り、サッシ回りのベニヤが一部腐ってます。

窓回りのベニヤを剥がします。

断熱材はカビて無かったです。

外壁下地のベニヤの部分張替えしました。

ベニヤ継ぎ目の気密防水テープも張ります。木製サッシの外部枠も交換します。

透湿防水シートを張ります。

窯業系の無塗装のラップサイディングを張ります。

通気胴縁を取付て新たに通気層を設けます。

昔の物とは規格が変わるので、一枚の板幅が狭くなりました。

サッシの回りの枠も交換。水切り板金も交換しました。

北面の昔の浴室の窓にガルバリウム鋼板を張った所。

斜めから見ると、ラップサイディングの幅が違うのがわかります。

 

カチオン系シーラー塗布。

色を合わせる為に調色したシリコン塗装。

ローラーで塗ってきます。

枠の下塗り中。

完成。調色が上手くいったので、違和感無くなりました。

妻飾りも交換。

5年前に塗装屋さんを呼ばずに、自分が呼ばれていれば、外壁の張替えを提案していた物件です。

もっと早ければ、下地のベニヤまで劣化している事もなく済んだかもしれません。

 

現状の建物に合わせて違和感無く仕上げるのは、難しい工事でした。北側の波板も劣化していたので張替えました。

 

風が強い時期でしたので、工事中は、細心の注意を払いながらやりました。全面が道路で通行量もあり、駐車スペースが無いため、困難なリフォームでした。