「ガンダーラ美術とギリシャ神話に観るジェンダーレス」 | はりっぴのABAセラピーと育児日記

はりっぴのABAセラピーと育児日記

ご覧くださりありがとうございます。はりっぴと申します。
よろしくお願いいたします!

ご覧くださりありがとうございます。

 

最近ですね、追いつめられた感があると、ガンダーラ美術の本を集中して読みます。

 

観世音菩薩、観音像は、男なのか?女なのか?

 

少し調べてみましたら、観音像に性別はない。ジェンダーレス。という説が多勢な印象でした。

 

観音の起源は、ガンダーラ地方(西北インド)ではないか?と書かれている本もありました。

 

イランに豊穣を司る女神がいらっしゃって、この女神がガンダーラ地方に定着した。

 

つまり、観音像の起源は女性という説です。

 

それが、各々の理由で男性化され、広まっていきます。

 

ところが、観音像が中国に伝来すると、女性化された観音像になっていきました。

 

上記のとおりだとしますと、「観音はジェンダーレス。」というよりも、時代と場所によって、男になったり女になったり変化した菩薩像。と、言えそうです。

 

 

少し視点を変えまして。

 

 

ガンダーラ美術、ガンダーラ仏像は、ギリシャ彫刻の特徴を強く感じさせるものです。

 

私が読んだ範囲の話では、ギリシャ神話に登場します神さまたちは、

 

妬み、僻み、恨み、パワハラ、争い、殺人、騙し、などなど、結構、なんでもアリに振る舞われています。

 

恋愛や五穀豊穣、平和も、もたらされていますけれども。

 

ギリシャ神話の神さまの中では、私、ヘルメス神がお気に入りです。

 

木炭デッサンの練習でもたくさん描きましたものですから。。。

 

よく、全知全能の神、ゼウスの使者として描かれていますね。

 

靴に羽が生えていて、頭が切れる。たまに、恋愛を取り持つ粋な役柄としても登場しています。

 

スタイリッシュな印象なのがヘルメス神で、これが、私の憧れる男性の起源?かもしれません。

 

例えばヘルメス神が、ジェンダーレスな神さまとして描かれていたらどうなのでしょうか。

 

それは、それで、異論はございませんが、私的には魅力が半減かなあ。。。

 

ヘルメス神は、

 

「そうなの。男だからいいんです。」かな。

 

と、私は思います。

 

新年度が差し迫る、追いつめられた感が拭えない、冬の夜のひとりごと。でした。