私たちはエゴがあり自分を良く見せたい、相手よりも優れていたい、他人から認められたい、そういう感情を持っています。

日々そういった感情が多くの行動の起因となっていることがわかると、私たちは自分が結局守りたかったのは何だったのかと、後から振り返り空虚感を感じることがあります。

そのエゴの積み重ねの日々が人の人生を作る要素となる。
エゴが自分自身をクリアに見ることの邪魔となり、人生として自分に返ってきます。

ヴラッドが「誰もが発達させるべき重要な資質は謙虚さである。もし謙虚さを発達させる努力をしなければ、結局(代わりに)エゴやプライドが発達する。それは破壊的なもので、自分自身だけでなくその周りをも破壊してしまう。」(下の写真の訳)

システマはそれらに常に取り組むトレーニングとなるようにできています。それは自分自身と向き合い自分を破壊するものから離れる、広い意味での護身となります。

自分のブレーキとなるエゴやプライドを知り、それを本来の自分自身の人生を生きることに活かす。システマのトレーニングの目的の一つです。