1942年12月、重爆飛龍・艦攻流星・乙戦紫電・一式陸攻22型が相次ぎ日本の空を飛んだ!!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

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陸軍の四式重爆キ67(飛龍)は、
 
敵航空基地撃滅を目的として
 
九七式重爆撃機・一〇〇式重爆撃機
 
の後継機として開発されました。
 
 
 
九七式重爆撃機(キ21)
 
一〇〇式重爆撃機
 
 
 
陸軍機にあって雷撃も可能な、
 
珍しい運用目的を持っていますね。
 
 
 
 
 
 
試作1号機は1942年12月27日に飛行しました。
 
 
 
艦上攻撃機流星は
 
急降下爆撃・水平爆撃・雷撃等
 
多目的用途に応じたオールマイティな実用機です。
 
 
 
珍しく逆ガル翼を採用していますよ
 
 
 
 
他に逆ガル翼を採用した機としては、
 
 
 
独空軍のユンカース Ju87 シュトゥーカ
 
米海軍のF4Uコルセアなどが有名ですね
 
 
 
1942年12月に試作1号機が
 
初飛行を遂げておきながら
 
全体的に再設計され
 
流星一一型として制式採用されたのは
 
1945年2月になってからです。
 
しかしながら1944年12月7日に発生した
 
東南海地震による工場の被災
 
B29の空襲により生産は進まず、
 
日本近海に出没した敵艦隊に
 
数回出撃し終戦を迎えています。
 
 
 
局地戦闘機紫電は、水上戦闘機強風
 
を陸上戦闘機化したものです。
 
1942年12月27日に試作一号機が
 
伊丹飛行場で初飛行をしています。
 
 
 
 
 
 
 
主翼が胴体中央部よりに
 
ついているため、主脚収納の際は
 
二段階に伸縮する構造を採用したが、
 
ここが故障続きだったのと
 
翼下面に20mm機銃を収納したことで
 
空気抵抗が増した等により
 
F6F相手にかなり苦労したそうです。
 
 
 
一式陸攻が開発された当時、
 
搭載された火器と高出力の発動機で
 
敵機を寄せ付けないだろうという発想から、
 
防弾設備等は二の次とされ、
 
軽量化を図り速力や高高度性能等の向上
 
を目指しこの機が誕生しました。
 
 
 
 
 
 
 
大東亜戦に突入すると、その設計思想があだとなり
 
次々と米軍機に撃墜され未帰還機が増大しました。
 
 
 
 
 
 
 
その要因の一つとして挙げられるのが、
 
先程述べた防弾装備の貧弱さ。
 
翼内の燃料タンクに被弾すると
 
すぐに火を吐いたため
 
米軍からは「ワンショットライター」
 
のあだ名がつくほどでした。
 
 
1942年12月に初飛行した
 
22型が改良された主な点は
 
発動機を火星一一型から火星二一型に換装
 
上部旋回機銃口を360度旋回が
 
可能な動力式に変更
 
旋回機銃を20mmに変更するにあたり
 
胴体側方窓のティアドロップ型を廃止。
 
また捜索レーダーを追加した
 
派生型もありました。
 
 
 
 
 
 
 
戦争末期に登場した二四丁型は
 
桜花を搭載型で爆弾倉を改良してあり、
 
当家の次席伯父が搭乗した機はその派生型で、
 
補助推進ロケット(桜花積載と同じもの)が
 
主翼下部に取り付けられ、
 
防弾鋼板と燃料タンクの防弾・
 
消火装置を備えてたそうです。
 
 
 
 
 
 
 
これらの中で特筆すべき点は、
 
飛龍にはやがて空対地ミサイルが
 
搭載されるはずでした。
 
このミサイル設計思想は、
 
遣独潜水艦によってもたらされた
 
ヴァルター機関をもとに開発され、
 
乙戦秋水のエンジンとなったもの。
 
 
 
 
 
 
 
三菱重工でこの秋水のロケットエンジンと
 
並行して開発された
 
特呂一号三型液体ロケットと
 
800kg爆弾を組み合わせた
 
『イ号一型甲無線誘導弾』を
 
飛龍に搭載する予定でした。
 
 
このミサイルは無線誘導方式を取っていて
 
母機が敵艦船に約10kmまで近づいて投下。
 
のち無線誘導にて敵艦に命中させるもの。
 
 
 
 
 
 
 
発想は画期的だけど、
 
はたしてそこまで接近できるのか
 
と言う疑問が残りますね。
 
敵艦載機の餌食になるような気が……。
 
やはり制空権を確保してからの話でしょうね。
 
 
 
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