各地に残る九五式軽戦車を見てみよう!!の巻 | 第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

第伍章「あっそう、ふ~ん!!」

主に戦史について取り上げてますが戦史には諸説ありますので、明らかな誤記以外はご容赦を!!

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昔、京都嵐山に
 
京都嵐山美術館と言うのがありました。
 
主として太平洋戦争に使用された
 
兵器が展示してありました。
 
 
 
 
 
 
京都へ遊びに行くたびによくここを訪れたものです。
 
しかし1991年に閉館し、その展示物の多くは
 
和歌山県白浜町へ移され、新たに白浜ゼロパークとして
 
再展示されていましたが、ここも2002年に閉鎖され、
 
零式艦上戦闘機・海龍などは広島県呉市の
 
大和ミュージアムへ売却されましたが、
 
九五式軽戦車は英国に渡ってしまいました。
 
 
 
 
 
 
この車両はその後走行可能にまでレストアされ、
 
2022年末に再び日本に戻ってきました。
 
 
 
 
 
 
各地に残る九五式軽戦車
 
 
 
 サイパン・ラストコマンドポスト
 
 
 
 
この画像は米軍の攻撃後に撮影されたものですが、
 
現在サイパンに展示されているものと同一だそうです。
 
旭日旗が描かれているので、海軍陸戦隊所属でしょう。
 
 
 
 
 グアム・アデラップ岬近郊
 
 レオパレスリゾート グアム近郊
 
 ペリリュー・元飛行場滑走路近く
 
 
 
この画像も上記のものと同一だそうです。
 
対戦車砲攻撃を受けたのでしょうか。
 
砲塔が横に吹き飛んでいます。
 
 
 
 
 
 
昨年12月に行われたペリリュー島の遺骨収集時に、
 
九五式軽戦車2両の発掘調査が行われました。
 
 
 
1両は密林地帯に横倒しのまま埋まってます
 
もう1両は内部から焼けた骨片が発見されました
 
 
 
この二枚の写真からは詳細は分かりませんが、
 
比較的きれいなので、対戦車砲で被弾したのではなく
 
ぬかるみに足を取られて転倒、あるいは
 
スタックして身動きが取れなくなったところを
 
火炎放射器で焼かれたか、事故で動けなくなったので
 
放棄し、戦車砲のみ取り外したため
 
2両とも砲塔がないのかもしれません。
 
 
 
 トラック諸島に沈む日本輸送船
さんふらんしすこ丸甲板上の九五式軽戦車
 
シンガポール国立博物館
 
 タイ・バンコク
 
 パラオ
 
 ミクロネシア・ポナペ
 
 
ハワイ・米陸軍博物館
 
 
 
サハリンのユジノサハリンスクにある
 
ガガーリン文化公園には
 
占守島に放置されていた
 
九五式軽戦車を移送し展示してあります。
 
 
 
 
大祖国戦争中央博物館(モスクワ)
 
英国ボービントン戦車博物館の九五式軽戦車
 
米国陸軍兵器博物館
 
米TVドラマ ザ・パシフィックで使用されたレプリカ
 
 ウェーク島
 
タラワの戦闘で擱座した九五式軽戦車
 
ビアク島で破壊された九五式軽戦車
 
テニアン島の九五式軽戦車
 
硫黄島の戦いで戦車第26連隊が使用した九五式軽戦車
 
 沖縄で破壊された戦車第27連隊の九五式軽戦車
 
 
 
この車の発想は、歩兵直協型のため、
 
太平洋各地での戦車戦は想定外でした。
 
 
M3やM4には歯が立たなかったようですが、
 
それでも戦車兵の皆さんはホンマによく戦われました。
 
頭が下がります。
 
 
 
南鳥島
 
 
 
上記は南鳥島に配属された戦車第16連隊の中の1輌。
 
南鳥島へは敵は上がって来なかったので
 
復員の際車両は全て現地に放置されたはずですが、
 
この九五式軽戦車のみが現存してました。
 
しかし放置されたまま長年風雨にさらされ
 
10年程前までは原型を留めていましたが、
 
今では砲塔も落下し朽ちつつあります。
 
 
 
各地にはまだ多くの戦闘車両が残され、
 
上記の後をたどろうとしています。
 
どうにかしてこれ以上の腐食を防止し、
 
現状を後世に残せないものでしょうか…。
 
 
 
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