以前、3Dプリンターのことを書いたので、ちょっと、小学校のIT教育について書いておこうと思います。

 

 もうすぐ、小学校で、プログラミング教育が、はじまるそうです。

 

 このニュースを聞いて、

「どんな教育なのだろう?」と思いました。

 

 政府の説明によると、

「子供の頃からプログラミングに慣れ親しんで、将来、子供達が憧れているゲームクリエーターなどを目指す」と言うようなことを言っていました。

 

 ゲーム・クリエーターだった人間から言うと……ゲーム・クリエーターに必要とされているスキルは、プログラミング能力ではなく、コミュニケーション能力の方です。

 

 どんなに優れた才能や、能力を持っていたとしても、ひとりで出来ることには、限界があるのです。

 

 さて、次の問題は、

「誰が、どう、教えるのか?」と言う部分です。

 

 中学校の柔道の授業では、何の経験もない先生達が、一週間程度の研修で、「黒帯とみなす」と言う資格を得るそうです。

 

 これで安全な格闘技教育が、出来るのでしょうか?

 

 プログラミング教育は、もっと難しいです。

 

 思うのですが……つまんない先生に、義務で教えられると、プログラム嫌いな子供を増えるだけです。

 

 子供達は、それこそ、あっと言う間に、先生のスキルを飛び越えて、様々な質問を投げかけるようになります。

 

 そんな時、いい加減なことを答えて、お茶をにごすような大人が多いから、子供達は失望するのです。

 

 また、ある大手の会社が製造している「小学生向け」と称するパソコンは、大人が使うパソコンよりも高額で、しかも低性能と言う恐ろしい代物です。

 

 新しく小学校ではじまるプログラム教育の為のアプリが、あらかじめインストールされていることが、唯一の、売りだそうです。

 

 しかし、良く考えると、プログラム教育の為のアプリは、ただで簡単にインストールすることが出来るのです。

 

 これは、まさしく子供騙しのような、

「プログラムに無知な親を騙して売る」と思われても仕方ない商売だと思うのです。

 

 これらは、世の中の流れなので、どうすることも出来ませんが……明るい未来が来ることを祈る次第でありました。

 

 なお、このブログは「播磨陰陽師の独り言」の第72話を再編集したものです。