食べ物を食べる時、美味しそうな物から食べますか?
それとも、不味そうな物から食べますか?
色々な人がいますねぇ。
私は、不味そうな物の方から食べます。
あなたは、どうですか?
美味しそうな方から食べると、せっかく、美味しかったのに……最後に不味い物を味わうのは嫌なのです。
ゲーム開発の仕事も、食べ物と同じようなもので……難しい仕事から行います。
楽な仕事は、最後に回すのです。
楽な仕事は、いつでも出来ます。
しかし、難しい仕事の方は、気力のある内にやってしまわないと……後では、やる気も起きません。
特に、面倒な単純作業が多いゲーム開発の仕事は、なおさらです。
一度、手作業で、面倒さを体験してから、改善する方法を考えて、「面倒さ」を感じる部分を改善するのです。
この時のポイントは、ひたすら面倒さを体験することです。
面倒な仕事に文句を言う人ほ多いです。
しかし、文句を言わず、「なぜ面倒なのか?」、そして「どこが、どう面倒に感じるのか?」についてを、書き出すのです。
書き出すのは、手で紙に書いても、パソコンのメモに書いてもかまいません。
とにかく、書くこととで……ただの苦痛と言う「感情」を、ひとつ上の「情報」に、変化させます。
一度、情報に変化した感情は……すでに、ただの情報ですので……扱いが簡単になります。
不味い食べ物から、先に食べることも、これと同じことです。
「不味い、不味い」と文句を言っても、味は変わりません。
むしろ、「不味い」と言い続けることで、かえって不味くなります。
どうせ、不味い食べ物を口にするなら……文句を言うのは、時間の無駄と言うものです。
この時間を無駄にせず、有意義な時間に変る方法が、ここで書いた方法なのです。
つまり、文句や感想を言わず、ただの情報として考え、しかる後に、改善方法を考えて実行に移す。
私はこの方法を応用して、ほぼ一ヶ月掛かって書いていたマニュアルを、わずか5日ほどで書き上げました。
漫画も、描けば描くほど、速くなります。
不味い物から先に食べるように考えて、仕事も改善してみて下さい。
きっと、どこかで、役に立ちますので……。
なお、このブログは「播磨陰陽師の独り言」の第89話を再編集したものです。
