体重…測ってますか?_(907文字) | 快の健康日記

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「若々しさ」や「美しさ」、「健康」を維持していくための日々の行動や習慣を綴ったブログです。

こんにちは、快の院長戸田です。

 

こちら市川は雲の多い晴れ、南風が吹いていますが快適な気温となっております。

 

日中は25度と夏日予想、今日もうっかり日焼けには要注意。

 

この先は曇りや雨が多くなる予報、そろそろ雨の季節が近づいているのかもしれません。

 

引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく!

 

では、よろしくお願いします。

 

 

 

血液中に含まれるブドウ糖濃度が慢性的に高くなる状態───これを糖尿病といいます。

 

生活習慣病の一つである糖尿病は、特に40代頃から急速に増えていく傾向にあります。

 

初期の段階では自覚症状はありませんが、高血糖の状態が続くと心疾患や脳血管疾患といったさまざまな合併症を引き起こします。

 

 

 

血糖値は80~140mg/dlの範囲が正常値、そして体内の臓器にとってブドウ糖は重要なエネルギー源なのです。

 

もちろん脂肪やたんぱく質もエネルギーとして使われますが、脳と赤血球に関してはブドウ糖のみがエネルギーとなります。

 

脳や神経へのブドウ糖の供給が不足すると、低血糖を起こし意識障害を引き起こしてしまう…

 

従って、低血糖は命の危険を伴うわけです。

 

 

一方、高血糖の状態が長く続くのもまた問題があり、体内では常に血糖コントロールがおこなわれているのです。

 

そんな血糖値をコントロールしているのが、ホルモンの役割。

 

血糖値の調節に関わるホルモンは幾つかありますが、実は血糖値を下げるホルモンはたったの一つだけ。

 

これは、長い人類の歴史の中でその多くを飢餓との闘いに費やしたことで、低血糖のリスクを減らすために獲得した進化と考えられています。

 

 

 

ところが、現代は食生活が大きく変化し飽食の時代、高カロリーな食事の連続に体は適応できなくなっているのです。

 

この状況下で、血糖値を下げるたった一つのインスリンというホルモンは孤軍奮闘しているわけですが、それも追いつかずやがて体はメタボ状態に。

 

つまり、太りやすくなってきたら、自分はすでに糖尿病予備軍だという意識を持たなければなりません。

 

毎日きちんと体重を測り、油断なくその推移を見守っていく必要があるのです。

 

 

今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。

 

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