切り方ひとつで効果アップ!_(914文字) | 快の健康日記

快の健康日記

「若々しさ」や「美しさ」、「健康」を維持していくための日々の行動や習慣を綴ったブログです。

こんにちは、快の院長戸田です。

 

こちら市川、早朝は曇っていた空は現在晴天に変わっております。

 

ここ数日は暖かな日が続いたせいか、余計に寒く感じる今日の気温。

 

それでも日中は13度まで上がる予想です。

 

2月も後半…規則正しい生活を送り体調を整えていきましょう。

 

引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく!

 

では、よろしくお願いします。

 

 

 

野菜の中でも比較的長期保存ができ、サラダや炒め物、揚げ物、煮物と使い勝手がよく、どんな食材とも相性抜群の「タマネギ」。

 

タマネギは切ったときに涙が出る刺激成分や独特の辛味成分がありますが、この成分には外敵から体を守る抗酸化物質が含まれています。

 

それが「含硫化合物」。

 

 

 

含硫化合物とは硫黄を含む化合物の総称、ニンニクなどのユリ科植物の刺激臭やブロッコリーなどのアブラナ科植物の辛み成分が体に良い効果をもたらしてくれるのです。

 

具体的には、血液をサラサラにしたり、肝臓での解毒作用を高めたり、発がん物質を無毒化(抗がん作用)したりする作用があります。

 

 

 

さらに含硫化合物は体内でビタミンB1と結合するとアリチアミンという物質に変化し、高い疲労回復効果を発揮することでも知られています。

 

疲労回復効果はビタミンB1単体でも十分に発揮されますが、アリチアミンになることで血中に貯蔵され吸収率もアップします。

 

 

 

そんなタマネギの含硫化合物は包丁でカットする際、簡単に増量することが可能。

 

それは、タマネギの細胞を切断するように切ること。

 

タマネギの細胞は繊維と同じ走行になっているため、繊維に対し直角に刃を入れるのがコツ───たったそれだけで含硫化合物を増やすことができるのです。

 

 

しかし、含硫化合物が増えるということは辛味などの刺激成分も増えるということ。

 

辛味が苦手ならば、切った後に15分程度放置して辛味を飛ばしてから使うようにしましょう。

 

ちなみに、タマネギをスライスしてから水に晒すことがありますが、含硫化合物やビタミン類、カリウム、オリゴ糖などは水溶性のため水に溶けだしてしまいます。

 

栄養面を考えるなら、水に晒すのは控えたいところですね。

 

 

今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。

 

明日の天気:/   16°/6°   10%