意外に深刻…ドライマウス_ (946文字) | 快の健康日記

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「若々しさ」や「美しさ」、「健康」を維持していくための日々の行動や習慣を綴ったブログです。

こんにちは、快の院長戸田です。

 

こちら市川は曇り空ですが、たまに細かい雨が落ちてくる空模様。

 

予報よりも回復が遅れているようで、いまだスッキリしない天気となっております。

 

日中の最高気温は24度となっていますが、意外と涼しい陽気です。

 

服装でうまく調整していきましょう。

 

引き続き手洗いうがい、換気をお忘れなく1

 

では、よろしくお願いします。

 

 

 

ドライマウス(口腔乾燥症)とは、何らかの原因により唾液腺の機能異常を伴い、唾液の分泌が低下することにより口の乾きが発症する病態。

 

唾液は主に耳下腺、顎下腺、舌下腺から分泌され、成人では1日に1.5ℓ分泌されます。

 

成分は水とムチンで、その働きには口内の洗浄や潤滑作用、抗菌作用などがあります。

 

そして、唾液の分泌量が50%程度まで低下すると、ドライマウスを自覚するようになると言われているのです。

 

 

 

国内の推定患者数は約800万人───たかが口の乾きと思われがちですが、その症状は意外にも深刻です。

 

唾液の分泌は脳がコントロールしており、実はストレスとの関連性も深いと考えられています。

 

 

 

人は、ストレスを感じると一時的に唾液の分泌が減少します。

 

しかし、強いストレスが長期に渡り続いてしまうと、脳がストレスに敏感になり過ぎてしまう。

 

すると、口の乾き自体もストレスとなるため、元々のストレスが解消されたとしても唾液の分泌量が戻らなくなってしまうと考えられています。

 

また、ストレスの他にも口呼吸の癖がある人や薬の副作用、病気などでもドライマウスになってしまうこともあるようです。

 

 

そんなストレスによるドライマウスの改善方法とは意外なもので、「没頭できる趣味や作業」に取り組むこと。

 

つまり、意識を別のものに向けることでドライマウスを忘れ、脳にストレスを感じにくくさせてしまおうというわけです。

 

たとえば、楽器の演奏が上達するように毎日練習に集中したところ、半年ほど経過した後に症状が改善してしまったという症例もあります。

 

 

 

この他にも、市販の口腔保湿材を使用したり、口周りのトレーニングで唾液の分泌を促すのも効果的。

 

ドライマウスは、私たちが考えるよりも意外と深刻な症状であることが多いようです。

 

 

今日も快の健康日記にお越しいただき、ありがとうございます。

 

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