こんにちは。
今日は自分の話なので、誰に届くのか、
届けたいのか分かりません。
自分との対話、根っこにある思いを綴って
みます。

結婚相談所の仕事をしているというと、周りに
そんな仕事をしている人はいないようで、興味を
持たれていろいろと質問されます。
特に多くいただくのが、
「なんでその仕事をしているんですか?」
核心をつく質問です。
6年前、私の突然の開業に驚き、夫をはじめ家族は
心配してこう言いました。
そんな苦労する仕事なんでするの?
大変だよ!
やれるの?
しんどいし儲からんよ、というベテランの
同業者さんもいました。
華やかに見えるようですが、結婚相談所のけの字も
知らなかったので、開業してから苦労の連続でした。
知り合いに相談所の話をすると、営業ですか?と
怪訝な顔をされたり、LINEをブロックされたり…
パーティーやイベントの案内をして距離を置かれたり…・
うまく言葉にできなくて、思いが伝わらないもどかしい日々。
人に喜ばれていない=自分には価値がないと、自分責めを
しては落ち込んでいました。
いっそのことやめようか!
何度思ったかしれません。
それでもぼっちの人を見るとほっておけない、
出会いがない、結婚したいという人が
いる限り、頑張っていると時々ご褒美があります。
櫻木さんのところでお世話になりたい。
櫻木さんのサポートのおかげで結婚できました。
子供が産まれました!
そんな人生のハレの日に関われたことが
私の人生の財産となっています。
屋号のハレサポは
ハレの日をサポートする結婚相談所となれるよう
時間をかけてつけました。
「なんでその仕事をしているんですか?」
この質問に
晩婚化が進んで・・・出会いがない人がいるから・・・
少子化で・・・・とか、もっともらしく答えていましたが、
ひとりよりふたりで、結婚して人生を豊かに!幸せに
生きてほしい!そう願っていることに気づきました。
すごくシンプルなこと。
想いを言葉にするってこんなにシンプルなのに・・・
難しくしていたのは自分。
「なんでその仕事をしているんですか?」
もうひとつ、私の両親がとても不仲だから。
子供のころからけんかが絶えず、ピリついた
部屋の空気がつらくて、苦しくて、仲良くして
ほしくて。
意思の疎通が、コミュニケーションが取れて
いないのが原因です。
子供の私はふたりに仲良くしてほしくて
お母さんはこう思ってるよ。と父に言いにいき、
お父さんはこう言ってたよ。と母に言いにいって
ふたりの仲をなんとかしようとしていました。
たま~に仲良くしていると嬉しくて嬉しくて。
なぜ私が結婚相談所をやっているのか、それは
ふたりの仲を取り持つことなのです。
思い込みから相手を信じられなくなることや
思っていることを伝えず自己完結して、
うまくいかない人を見てきました。
そんな時、こんがらがった糸をゆっくりと
ほどいていきます。
お互いの思いの橋渡しをして、意思の疎通を
図っていくのが私の主な仕事です。
お互いの気持ちが通じ合うと、安心して結婚して
いかれます。
それが何よりうれしいのです。
私は両親のお陰でこんなにすごい能力を
与えてもらったんだ、と感謝の気持ちで
いっぱいになりました。
今、ブログを書きながら涙が止まりません。
書くことで「浄化されるよ。」
書くことは「魂の叫び」と教えてくれた
人がいました。
親の不仲に悩んでいた時、何とかしたいと
思っていたら
「必要な修行をしているから邪魔
しちゃいけない」
そう教えてくれた人がいて、心がフッと
軽くなりました。
あたたかく見守っていけばいいと思えた
瞬間でした。
書くことっていいですね。
少し自分のことが分かった気がします。
最後まで読んでくださった方、お付き合い
くださりありがとうございました。
先日、開催したカフェ会で「自分のことが
分からない」と相談くださった女性に
「ノートに思っていることを書きだそう」と
お伝えしました。
何かのヒントになってくれたらいいなと思います。