「早く避難してください!」ー悲しみの防災庁舎補修始まるー | 08harusanさんのブログ

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地元紙より!





宮城県は14日、東日本大震災の津波で被災した南三陸町の「防災対策庁舎」を一時保存するため、補修工事を始めました。

鉄筋のさび止めや部材の補強を施し、来年2月末までに完了します。


初日は、作業員3人が庁舎周辺に高さ約2㍍の囲いを設置しました。
今後足場を組み立ててシートで覆うため、今月末から来年2月ごろまで姿が外から見えなくなります。


県の調査によると、津波の影響で庁舎は最大3・5㌢傾きましたが、倒壊の恐れはありません。
鉄骨の塩分を取り除いた後、塗装して震災直後の庁舎を再現します。
町の復興事業で周辺がかさ上げされ、くぼ地になるため、排水設備工事も実施します。
工事費は約7550万円。


庁舎では職員33人を含む43人が死亡、行方不明になりました。
町は、庁舎を震災遺構として保存するか解体するかについて、県が維持管理を終える2031年3月10日までに決める方針。


国道45号を挟んで設置された献花台には多くの人が訪れました。
神戸市の会社員は「阪神大震災の被災地に住む人間として震災の記憶や教訓を忘れないために来た。できれば庁舎を残してほしいと思う」と話しました。




あの日…
「津波が来ます。早く高台へ避難してください!」と、最後まで必死で呼び掛けた彼女の声!!

その直後、大津波がすべてをのみ込みました…

残すべきか。解体すべきか。
これからまた、協議が行われます。



被災地に生きるわたしたち……
忘れてはいけない…m(__)mm(__)m