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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

私の最後の勤務が9日なので上司Bは9日の2時から送別会をしようと提案した。生憎アイキャンプがその週には入っているのでアイケアセクションは参加できないらしいがそれは大して問題ではない。それより今日聞いた、Kanchanpurでのヘルスコミッテイのミーテイングに上司BがRBを送ろうとしている事だ。プログラムは4日から9日だそうなので私は明日RBと会ったらもうオフィスでは彼に会うことが出来ないのだ。


来週5日間はまだ会えると思っていただけに今日のこのニュースは痛かった。明日一日で、しかも3時までなので普通の日より短いのだ。それにさらにK君と一緒にNEWA訪問という予定も入ってしまっている。今RBはBardiaにいるのだがそのBardiaのコミッテイの報告も聞けないのか。そんなあんまりだ。

せめて私の任期が4月いっぱいまでならずっと助かったのだが。


そんなことを考えて仕事に集中できずにいると3時ごろRBが私の携帯に電話をかけて来た。何だろう?唐突に!出るや否や、マダム、オフィスに居るんですか?新しい雇用先から何か連絡あった?と聞いてきた。私はまだだけど、と浮かない声で返事をすると、RKに聞きたいことがあると言う。それならRKの携帯に直接かければいいのに、と思ったが、彼の携帯にあまりバランスが残ってないのかも知れないと思い、RKに電話するように伝える。


そばで聞いている限りではそれほど必要な用件でもなさそうで、礼のKanchanpurへ行く件についてであった。そのプログラムは別の場所で2回、同じものが行われるそうなのでなぜRBが2回とも参加しないといけないのか私は疑問だったが、私はもう居なくなる人間なんだし、それにあまりこだわるのもおかしいと上司に思われないかと思い、何も言えずにいた。


それにしても明日でもう会えないなんて、急すぎるし、何の心の準備も出来てない私はいったいどうすればよいのだろう。

宿に帰る時もまたRBは私の隣にぎゅうぎゅう状態で座ってくれた。プログラムが成功した事で私達は快く疲労しており、ずっと道中軽口を言い合っていた。今晩の酒は美味いだろうというのは明白であった。


夕飯までの間、ちょっと一人になりたかった私は屋上へ出た。そこの椅子に腰掛け、遠く見える山の明かりなどを眺めながら、ああもう今日でフィールドに出る事はなくなるんだ、と思うと無性に悲しくなった。思えばPyuthanは3回来たな、RBと2回、RKと一回。D君はいいやつだった。仕事の要領は悪いが、真面目でかわいいところがあった。その彼とも明日の朝別れたらもう2度と会うことは無いだろう。


そこまで考えると涙がこぼれそうになったので今夕飯を呼びに来たらまずいと思い、カトマンズにいる友人Nさんに電話をかける事にした。Nさんは唯一私のRBへの気持ちを知っている人であり、何度か出張先から電話している。Nさんとしゃべって笑ったりしているうちに湿っぽい気分は大分ましになった。


電話を切って下に降りてみるとDDのDとD君、RBの3人が食堂億のブースに入って行くところだった。私の部屋を覗いたがいないので先に来たのだそうだ。Dはおどけてヒンディ後で会えた、会えたと言った。


私達は昨日と同様に地酒を飲んだ。私は買っておいたダルモットを出し、えびせんべいも揚げてくれるよう、頼んだ。今日の飲み代は私が持つ事に決めていた。RBは最初から一番早いペースで飲んでいた。私達が一杯目を飲み終わらないうちに2杯目を追加し、今日はたくさん飲みたいんだと言った。私も彼には昨日からあれだけ頑張ったのだから今日は思い切りリラックスして欲しかったのでみんなにくつろいで飲みましょうと言った。


ところがNFHPのドライバーとP氏がそこへやって来て、我々に加わる。P氏は全く飲まないのはわかっていたがドライバーはどうなのか私達は知らなかったのだがやがて彼は飲み出したら止まらないということがわかった。

結局ドライバーは6杯空け、ご飯を食べずにおつまみだけで済まし、私達が部屋へ帰ろうとしている時にもうだうだとくだを巻いていた。


その夜は大変で、私達はすぐに寝付いたので知らなかったのだがP氏によるとドライバーは一晩中わめいたり散々騒いでP氏は全く眠れなかったそうだ。


翌朝、6時に目が覚めるともうRBは起きて歯を磨いているところだった。しかし彼の部屋を覗くとDとD君はまだ布団をかぶって寝たままだった。ようやく二人が起きてから彼らの部屋で仕事の話になり、RBがD君にいろいろ指示を与えていた。そうするうちにD君がDCで仕事するうえでの困難さを訴え始めたので私は、D君は良くやっていると思う、それをDCも認めるべきだと言った。RBは僕を見てみろ、そしたら君はきっと黙るだろうと、何年も昇進なしでRKの下で働かねばならない自分の状況をアピールした。


最後に私は、もうPyuthanへは来ないよきっと、自分の家はT郡で遠いし、この中西部にはもう来る機会が無いんじゃないかと思う、と言ったらみんな黙っていた。


D君を残して私達がネパールガンジへ帰る前、私はD君にソアンパプリの箱を手渡しながら、甘いものは嫌いじゃないでしょ、と言うと、一旦は道中でみんなで食べたら?と遠慮したが、カランガへの帰り道に山を登りながら食べるよ、と受け取ってくれた。


車に乗り込む時、信じられないタイミングでDが携帯の音楽をかけており、その曲は偶然にも私の一番好きな「君を忘れない」だったのだ。その曲はみんな好きらしく、P君は彼のいい声で一緒に歌っていた。私は前を向いたまま曲の切ないメロディーを聴いていた。後ろを振り向いたら泣き出しそうだったから。車は山の九十九折の道をタライの平野へ向けて下って行った。

いよいよDistrict Level Staeholder Meetingの当日、前日の夜12時過ぎての就寝にもかかわらずRB、DDともに張り切って起床、早めに朝食をとり、NFHPの車で会場に向かう。5人乗りの車に6人乗ったので前に座っていた私の隣にRBが来る。前の席は二人用のシートでない為、かなりぎゅうぎゅうでしかも足が太ももから足首までびったりくっつく。このような予想はしていなかったのでかなりうれしい私だった。最後のフィールドだもの、これぐらいないとね。


山道を上がって会場のDCに着く。案の条誰も来ていない。まあそのうち来るだろうと少し座って休む事にするが、パソコンの調子が良くないとRB、D君の二人は気が気ではないらしい。D君は来るはずの参加者一人一人に最後のだめ押しの電話もかけているらしく、忙しそうだ。こんなに熱心に働いているD君もはじめて見た。


DHOがオフィスをすでに出ているとD君が言ってきたのでまもなくプログラムを始めることができそうだ。DDC、VDC,SHPおよびHPの面々がやってくる。うれしいかったのは参加が危ぶまれていた3つのHP、SHPから3人とも来てくれた事。みんな他の用事をキャンセルしてこっちを優先してくれたのだ。


ついにDHOが登場。拍手で迎えられる。と、その後からDPHOが入ってくるではないか!えーっ、二人とも来てくれたの?私は感動で何も言えずに居た。RBとD、D君を見やるとみんなびっくりした顔をしている。誰も両方が来てくれると思っていなかったのだ。しかも彼らには今日大事なトレーニングという別のイベントがDHOオフィスで進行中でそれを抜けて来てくれたのだ!


DPHOの挨拶の後、パソコンも別のに換えてようやくスクリーンが整ったところで、メインの発表が始まる。この間からRBがかかりっきりで準備したパワーポイントを使う時がやって来たのだ。でもRBは裏方。発表はしない。代わりにそれをNFHPのP氏、DCのR氏、DPHOが使って発表を続ける。

活発に参加者からの発言も出た。D君の司会はややぎこちなかったがなんとかやりとおす。


途中の休憩時にRB、Dと話し合い、この機会に現存のコミッテイの問題点を言わせ、オリエンテーションへの動機につなげようと言う事になる。これをRBが担当する事になった。


この日のRBのファシリテーションの上手さは決して忘れないだろう。私のよく目ではなく、今までで一番良かった。私はRBの姿を写真に残そうと努力した。