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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

今日は祝日。起きると外は寒いくらいに気温が下がっているのに気がつく。昨日は40度あったのに。日中はきっと上昇するだろう。


昨日のスポンサー団体との電話の会話の後、Mの言っていた一言が忘れられず、頭をぐるぐる回っている。それはJumlaの我々のプロジェクトのコミュにテイグループのメンバーの一人をヘルスコミッティのメンバーに追加させる事だ。私もその事はできたらいいなと考えていたのだが、コミッティのリフォームの際に、グループのメンバーをコミッティに追加させる事をFCのH君に言っていなかった。Mはそれがとても大切だと言った。そう言われてみて初めてその大切さを忘れていた事に気づいた私はなんとうかつだったのだろう。プランを作る事や予算の見積もりにばかり熱中していたのでこんな大事な事を忘れていたのだ。H君からの先日のRBへの電話では、3つのVDCのうち2つはもうリフォームが終わってしまっている。

リフォームされた後、はたして追加のメンバーを入れることが可能かどうか?明日も職場は休みなので日曜日に行ったら朝一番にこの事をH君に電話で言わなければいけないと思う。


今日は一人ゲストが家に来ることになっている。10年前に一緒に修士の勉強をしたS氏だ。彼はダイレクのDHOでNFHPのスタッフとして仕事をしているのだが、今ネパールガンジに定期会議で来ているのだ。その彼を今夜夕食に招待したのだ。

NFHPといえば私ヘルスコミッティの件でよく出入りしているオフィスなのだが、S氏と同じくネパールガンジへこの会議の為来ているJumlaでこの間ミーテイングで一緒だったDも呼んだほうがよいのではないかと思った。DはS氏の同郷の親しい友人でもある。そうするとさらに、この際NFHPでヘルスコミッティ担当のGも呼びたくなってくる。彼はスポンサーへの返事を書く時、とてもサポートしてくれたし。

そこまで考えた時、NFHPの3人を呼んでおきながら、うちのスタッフでコミッティ担当のRBを呼ばないのはなんともまずいような気がし始めたのだ。これまでまだ一度もRBを呼んでいなく、これは彼を家に呼べるチャンスでもあるのだ。


でももしS氏、D、G、それにRBまで呼んだとしたら、私を含めて5人。そんなに多い人数の食事をうまく作れるかどうか自信が無い。ネパールでは食事に呼んだらご馳走は完璧でないと恥をかく。

うーん、どうしよう。

ついにスポンサー団体のMプログラムコーディネーターから返事が来る。Mはネパールで長年仕事をしていただけあってネパールの事情を詳しく知っている。特にネパール政府の問題点など良くわかっているのでおいそれとはOKを出さないであろう事は予想していた。昨日Mの疑問点について回答した私のメールを読んだ後もまだMにとってはクリアでない点があったようで、電話で直接話して明らかにしたいようであった。


上司Bが電話をする。Mが出る。緊張の一瞬である。久しぶりに聞くMの柔らかな声に少し気分がリラックスするが、その柔らかな声に似合わずMはとても厳しい人なのである。ドイツ人らしくとても緻密に仕事をする事でも知られていた。予想通り不明な点についていくつか突っ込んだ質問を受けたがなんとかクリアすることが出来た。上司Bも今日は全面的に私のサポートに回ってくれた。これには本当に感謝している。およそ30分の電話での会話であった。電話の最後にMは、予算はある。ただネパール政府の怠慢な点を許す事は出来ないという意味のことをMは言い、それでも最後には「青信号だから安心して」と言ってくれたのだ。バンザイ!と心の中で叫んだ。


それを早く部屋へ帰ってRBに抱きついて報告したい心境だったのだが、階段を上がっていくうちに、もう一人の自分にブレーキをかけられ、結局部屋へ着いて、電話をかけているRBを目にすると、さっきまでの高揚はおさまり、Mと電話で話してきた、どうやら予算は承認されそうである、と言う旨を冷静に伝えただけにとどまった。彼の方も冷静に返事しただけであった。その後、4時間も一緒の部屋で2人きりで仕事をしたにもかかわらず双方とも一言もしゃべらず、ただ一度RBが、この部屋は今日は扇風機すら回してない、と言っただけであった。私も、扇風機を回したところでこの熱い空気が回るだけで涼しくならないと思う、と答えただけで、なんともそっけない一日であった。一度私のコンピューターがスイッチが入らなくなった時も黙って来て、チェックし、電圧が落ちているので仕方が無い、と言ったのみであった。


5時になるとそそくさと帰ってしまい、私はなんとも張り合いが無くなってしまった。これでは一緒に仕事をしている意味が無いではないか?明日は祝日だし、2日間又会えないというのに。

今日RBがBardiyaから戻る事は昨日から知っていた。10時にオフィスに着くも、彼の姿が無い。期待していたのでよけいにがっかりしてしまう。しばらくメールをチェックしたり、ドキュメントを読んだりしているとODのS,テクニシャンのR君などがRKに呼ばれ、PHCの部屋でミーテイングを始めた。10分ほど経った時、突然RBが来る。全員にナマステしたまでは良かったが、その後私の席に来て向こうを向いている私に上からのぞき込んでナマステを言ったので私はみんなの手前、どう反応しようか困った。余りにも近くで直にアイコンタクトを取ったのでドキドキし、それを他の人に気づかれない為に、さりげなく「ああ、この間電話してきた時、途中で切れたけど大丈夫だった?」などと関係の無いことを言ってみんなの気をそらそうとした。RBには時々本当にあせらされる。


その後すぐに上司BがRB、RKと私を呼び、コンサルタントがフィールドから帰ってきたのでその報告をかねてミーテイングをするという。

コンサルタントは私たちのプログラムについてたくさんの批判的な意見を述べた。けっこう厳しい事も言っていた。私は正直言ってあまり面白くない気持ちで聞いていたが、なんとか顔に出せずに耐えた。上司Bは立派なもので、何を言われようと顔色一つ変えず、微笑さえ浮かべ、もっともなご指摘をありがとう、というような反応をしたのには本当に感心するばかりであった。内心は愉快であるはずは無かった。コンサルタントは、プログラムが始まって3年も経つのに、しかるべき成果が現れていない事を痛烈に指摘したりもしたのだが、その時もBは全く動揺を見せなかった。


話がプログラムを政府のポリシーとリンクさせる件に及んだ時、Bは私が今一生懸命に取り組んでいるヘルスコミッティのサポートを紹介しだした。私は正直とても嬉しかった。その後Jumlaのヘルスポストの現状に話が及び、Lamraのヘルスポストのインチャージを憶えているかと尋ねられた時、あっと思った。Lamraといえばついこの間RBと一緒に訪問したのだったが、ちょうどあの時は私は魚の卵を食べた後で具合が悪くなり。Lamraのヘルスポストのベッドに寝ていた為、ミーテイングには出ておらず、したがってインチャージには会ってないのだった。私は、会ったのだが顔は思い出せない、などと言ってごまかしたが、RBは知っていたので彼が内心どう思って聞いていたかは定かでない。又あのときの事を思い出し、ひとり苦笑いしてしまう。RBが体調を崩した事も。私達二人が魚の卵に当たった件について上司Bは知らない。


待望の返事がやっとスポンサー団体のコーディネーターから来た。おおむね同意してくれそうな内容だったが、さらにいくつか不明な点を指摘され、その回答を求められた。

もう一息、というところなので頑張らなくてはならない。最後で承認されなかったらこれまでの努力と苦労が水の泡である。RBにも何と言われるか、考えただけで怖い。

明日、メールで返事を出すことになっているので回答を今書いているところだ。暑さで頭はぼうっとしているが明日までにこの返事をなんとかしなくてはいけない。