昨日の上司Bとの会話で、BがRBについて恐れていることがある、とこぼした為、5時を過ぎていたにもかかわらず、そのことでBには珍しく長い話になった。BはかねてよりRBの職場での態度に気がかりな点を感じており、このごろではRBがRKが年が若いにもかかわらず、早く昇進できた事が原因で、フラストレーションの為、うつ状態になりかねないのが心配でしょうがない、と言うのだ。私は少し驚き、それは心配ないのでは、彼は大人だし、そういう自分の昇進に関する不満をちゃんとコントロールしながら働く事が出来るはずである、又、それが出来なくてはならないと思う、と答えた。私の見る限り、RBがそこまで不満を抱えているようには見えなかったのだが、Bは違う見方をしていたようだ。
前から言っていた様に、Bは、RKは能力の面でRBよりすぐれており、それが昇進できた原因だと言い、RBは仕事ぶりではRKと同様ハードワーキングではあるのだが、対外的な交渉能力やコミュニケーションなどでは明らかに劣っているという。私はそこで、二人の能力には私の目には違いは無く映っているのだが、RKはよりセンシティブに仕事を出来る点だけが違うのではないかと思う、と言った。そしてRBはアイデアに関しては非常に良いものを持っていることが多く、ただそれをすべて私達に言わないでそのままにしている場合がある事、彼はヘルスコミッティの件に関しては非常によく働き、私が指図しないでも自分で考えて必要と思われることをやってくれているので大変助かっているt事、現に例のDHOへのレターの下書きも何日も前にすでに書いていた。それを私達にすぐに見せていれば私もすぐにわかったのだが今日まで黙っていた。彼はもしかすると自分のスキルを過小評価しているきらいがあるかもしれない、もっと自身を持ってもらいたい、と付け加えた。
一夜明けた今日、例の手紙の件で彼は張り切ってJumlaへ見本のレターを送り、ODのSに頼まれた仕事も上手くこなし、私の目には全"うつ”になりそうには見えなかった。JumlaのNFHPのMがフライトキャンセルの為まだネパールガンジにとどまっている事を知った私は、RBとMを今日できれば夕食に呼びたいと考えていた。
ところがMは空港近くのホテルに泊まっており、私の家に来るには400ルピーもリクシャー代がかかってしまうのだった。RBも電話で、自分は今一人だし、僕の下宿に泊まってもらえばよかったのに、エアポートのホテルに居るんじゃ、来てもらえないね、本当に残念だ、と言っていた。それを聞きながら、ああなんとかしてRBを夕食に呼べないものか、と思った。
これがたとえばHIVのBであったり他のスタッフのだれかであったなら、夕食に呼ぶのは全く難しくないのだが、どうもRBを前にすると、夕食を食べに来て、とはどうしてもいえないのである。呼ぶ事ができたとしても無口な彼と二人で私の家で夕食をするにはとても間がもたないと思われる。RK、B又はSを一緒に呼ばないと一人ではRBを夕食の相手にする自身が無い。ほんとうに困ったものだ。RBと一緒に働ける時間は限られているというのに。
今日もしMと一緒にRBを呼べていたらどんなによかったであろう。こんなチャンスはめったに無いのだ。