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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

仕事の契約更新の時が来ていて、先日、スポンサー団体の私の上司に当たるMに打診していたのだが、昨日返事があった。予想してはいたが、今回更新期間は6ヶ月のみ。ということは来年4月に私はこの職場と別れなければならないと言う事。



もともと私のポストだけローカルスタッフではなく、他はDirectorを除くすべてがローカルスタッフなのだ。私のもらっている給料はRB達の7、8倍はあるので私一人雇っている事ですごいコストがかかっているのだ。だからプロジェクト終了の2010年12月までは延長は無理だろうな、と思っていた。でも今回せめて1年の契約更新にしてくれていたらなあと思う。ヘルスコミッティのサポート半ばで去らなければならないのはとても残念なのだ。



でもスポンサーはとても予算にシビアなのを知っているので4月から先の延長は無理だろう。上司Bもヘルスコミッティの仕事はRBにしっかり受け継けついでおいて欲しいような事を日頃から匂わせているし。



今週土曜から又Jumlaで残りの2つのVDCのヘルスコミッティのトレーニングである。上司Bに、私一人でよいか聞かれた時、初めて行なうトレーナー達の技術に不安があるのでRBかRKを付けて欲しい旨伝えると、RBを連れて行くように言われた。



これがもしかしたら最後のRBと行くJumlaになるかも知れない。心残りの無いようによい思い出になるようにしようと思う。



人の出会いなんてはかないもんだと、つくづく思う。RBと出会い、彼は結局一生忘れられない人になった。私の思いを知る事無く、RBは私が居なくなったらすぐに私の事なんか忘れてしまうんだろう。

私はRBに会えない自分がどうにかその試練を乗り越えて、後の人生を無事生きてゆけるかどうか、ほんとうに心配なのだ。



RBがオフィスに戻って来てから私はすごく自分のテンション上がったのには私自身驚いている。CFのトレーニングのメニューに行き詰っていたのも今日、うまいアイデアが浮かび、これならいける、と自信を得る事が出来た。コントラクトの延長がまだスポンサー団体から許可された知らせが来ないのが当面の不安なのだが、それも一時棚上げして考える事が出来ている。気分が非常に安定したのを感じている。


このようにRBの居ない1週間はまったく閉塞的な日々であったし、私はもしかして本当に鬱になったのではないかとさえ思ったのだが、彼が戻ったとたん、スイッチを切り替えるように気分が変わった。言い換えればそれほど私はRBに依存してしまっているのだといえる。これは正直とても怖い事だ。


もしこの10月から先、延長が認められなかったらどうする?今のオフィスとおさらばとなり、RBとはおそらく永遠に会えなくなる。私の拠点はもともとネパールガンジでは無いのだし。

その時の事を考えるだけで悲しくて、つらくて耐えられそうにない。その先私は何を支えに生きていけばよいのだろう?


そもそもどうしてこんな事になったのだろう?去年の12月にSalyanとPyuthanに初めて出張した時がその始まりであったのはおそらく間違いない。あれから9ヶ月の間、RBの存在が私の中で余りに大きくなり過ぎた。15も年下の彼にこれほど夢中になってしまい、しかも彼は部下。まだ彼が上司だったら多少は違ったという気がするが。


今週の土曜から又Jumlaだ。RB、RKと共に。うれしい反面、この前の時のように24時間一緒にいた後、急に離れた時の喪失感を思うと今から不安でもある。

ヘルスコミッティトレーニングの後、翌日にはJumlaを発った私とRK,それにNFHPのR氏とG氏だったがRBはODのSが急に病気になった為、Sの行なうはずのODのトレーニングを代わりにやってくれと電話が入り、ひとりJumlaに残る事に。


空港までの道をRBも私達を送ってついて来るが、3キロのりんごの袋を持つ私を見て持ってくれると言う。これくらいなんでもない、と言ったのだが結局それに甘えて持ってもらう。道中、この地方特産の、長い毛を持つ山羊の肉を売っているのを見て、マダム、寒い所の山羊の肉は美味しいと言われてるけど買いたい?と聞いてくる。いかにも彼が言いそうなことだと思う。今回はりんごがあるのでこの次に来た時にする。


空港に着いてからもりんごを買い足したりするのにビニール袋を買ってきてくれたり、りんごを選んで袋に入れたり手伝ってくれた。何かにつけてでRBに頼ってしまっている自分を感じる。これから1週間はRBと離れることになりそうなのに大丈夫か?


空港の中へ入るとき、じゃああなたも早く帰ってきてね、と言い置いてRBと別れたが、後ろ髪を惹かれる思いはどうしようもない。中へ入ってから見ていると、RBはNFHP現地のMと二人、フェンスの所で立ってこちらを見送っている様子。遠いので良くわからないが、飛行機が飛ぶまで待っているつもりなのかも知れなかった。結局飛行機が2時間以上遅れ、RBとMはしばらくして戻って行くのが見えた。


翌日からRBの居ないオフィスでRKと二人の仕事が始まる。予想してはいたが、なんとも張り合いが無く、恐ろしく退屈でやる気が全く出ない。Jumlaではそれこそ寝る時も含めて24時間一緒に行動していたのでなおさらだと思う。折りしもHIVセクションも二人共フィールドに出て留守であり、余計に暇になってしまう。


日、月、火、水、とじれったいような時が過ぎてゆくが今日木曜、上司Bの部屋でRKと3人でミーティングをしている最中に急にRBが現れる。後半のトレーニングが中止になったとかで今日帰って来るというのはRKに朝聞いていたが、雨が土砂降りだったし、たとえ今日飛行機が飛んだとしても今日はオフィスには来ないだろうと思っていたのでびっくりした。


RBが入って来ると私は自分でも可笑しいほど心が浮き立つのを感じ、それが上司Bにわかりはしないかちょっとうろたえるほどであった。さきほどまで浮かない顔で会話していた私が、急に生き生きしだしたのを見て上司Bはどう思っただろう?RKはそういう事には鈍感なので気にしなくて良いのだが、Bは妙に敏感なところがあるのだ。


残念ながら、その後RBはJumlaへ行く以前からかかっていた医者に再度腹痛の原因を診て貰うとか言ってすぐに帰ってしまった。明日の朝も超音波を撮りに行くので遅れて来るそうだ。せっかく帰って来たのに話が出来ず、がっかりする。