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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

今日、RBは年休を取り、インドのラクノーへ行くという。この間、N医大で撮った超音波検査でも何も所見が得られなかったとかでN医大のK医師にMRI検査を勧められたとの事。6000ICかかるというのでこれは彼にとって痛い出費に違いない。それでも受けたいというからにはどうしても原因を突き止めたいのだろう。


でも私にはどうも的外れの指示のような気がしてならない。CTならまだしも、彼のような症状でMRIというのは余り聞いた事がない。どうもネパールでも最近は検査過剰の傾向にあるようだ。アイケアセクションのKC氏にしてもこの間、単なる虫垂炎の術前検査にCTと、大腸の造影検査までされたというし。私が虫垂炎になった時もKC氏のかかったカトマンズのP病院に行ったら癌の可能性を否定する為、大腸内視鏡検査をすると言われ、そこで手術する予定を早々にキャンセルして逃げて来たのだった。


結局私はネパールガンジにある県立病院で手術を受けたがこれは良い選択だったと今思う。同じ手術を先週、プライベートの病院で受けたやはりアイセクションのD君は全部で2万ルピー払ったそうだ。県立病院で私が払ったのは5700ルピーくらいだったのでその違いにびっくりしたのだが、なるほど公立病院がサービスが悪いにもかかわらず混む訳だ。KC氏もカトマンズのP病院にはこの間の検査で懲りたらしく、ここの県立病院で手術を受けたいから私の時の執刀医だったDr, SKNに紹介して欲しいと言う。


Dr. SKNは腕が良いと評判の外科医だがいつも手術の予定は最低1ヶ月先まで埋まっていてなかなか都合がつきにくいのだ。私は付いて行くのはいいけれど多少偏屈なところのあるDr. SKNにかけあって話をするのはどうもできる自信が無い。

それにしても半年以内の間に20人かそこらしかいない職場で3人も虫垂炎の手術をする者が出るとは偶然にしては出来すぎのように思えるのだが。

先週はトレーニング開催でとても疲れたがなんとか最後まで体調を崩さずに済んだ。参加者のうち何人かは具合悪くなり、全日程に出席できなかった者もいた。まあJumlaとかの高冷地からの参加者にはこのネパールガンジのまだ残暑きびしい気候に適応できない人がいるのはしょうがない気がする。5日間という長すぎる日程だし、それもダラダラと続くのでよけいに疲れる。もっとさっさと終われないものか、と何度思ったかわからない私だが、今後もこのようなトレーニングのやり方が改められる様子は無いのであった。


その後Dipawaliの3日間の休みでまあ疲労回復はできたのだが今日オフィスへ行くと誰もいない。用務員のお爺さんに聞くと、今日はどうやら休みではないかと言う。せっかく気合を入れて来たのになんともがっかりだ。3日ぶりにRBに会える事を楽しみにしていたのに。とりあえず来てしまったのでメールだけでもチェックしようとコンピューターを点けたがメールは受信できない。


ここにいても無駄なので家に帰ろうとすると階下でRBの声らしき電話をかける人の声。エッ、まさかと思い、耳を澄ましていると間違いない、RBだ。やがて階段を上がってくる音がして彼は部屋にナマステをしながら入ってきた。うれしくて私はにやにやしてしまったのだが精一杯口をとがらして、今日は休みだったことを誰も連絡してくれないので来たらこの有様なんだと文句を言って見せた。


RBは、自分も知らなかった、上司Bに電話したけど彼は休みじゃないって言ってた、という。じゃあ今日は帰ることにしようか?と言うと、この間検査した結果を見て欲しい、というので見る。やっぱり私が予想したとおり異常なしなので、やっぱりこの検査じゃ何もわからなかったので、お金の無駄だけだったね、と言った。超音波を撮らなきゃ、上手なRadiologistのところでね、とアドバイスする。


私は自分の経験から、彼の場合も腕の確かな術者による超音波検査を受けて初めて正しい診断が下される事ができると思ったので、私の知り合いのDr.Aに紹介しようか、と言うとそうして欲しいというのでこれからすぐ行こう、と言う事になった。


RBのバイクでDr.AのいるN医大へ行く。幸いAは暇だったのでRBの症状を言って、詳しく見て欲しい事を告げる。明日、食事抜きで来るように言われる。今度こそ何ヶ月も彼の抱えている問題にはっきり診断がつく事を祈る。帰りは家まで送ってくれたが、お茶を飲んで行かないか誘ったら、今日は上司Bの家でコンピューターのトレーニングあるし、眼鏡を直しに行かねばならない、と言って帰った。


オフィスは休みではあったが、行って良かったと思った。

今回のトレーニングもやっぱり朝食と昼食付である。参加者がみんな郡外で会場のホテルに宿泊しているせいもあるが、私達講師もやっぱり朝食は家で取らずに朝7時半くらいにホテルへ向かう。別に特に美味しいわけではなく、食パンにオムレツ又はチャパティに野菜カレーとヨーグルトといったメニューが毎日続くのであるが、ボリュームだけはかなりある。


ネパール人大食の人が多く、たいていの日本人は男も含めて彼らほど食べられない。ゆえにチャパテイ3枚が限度の私はいつも残りの一枚を誰かに手伝ってもらわないといけないのだ。でもネパール人もやっぱり人の皿のものまでもらって食べるというのはよほど親しい関係でないと恥ずかしいという思いがあるのを知っているので、これ食べて、と言って人の皿に移すのも私は気が引ける。だからホテルの人には悪いと思っても残したりしてしまう時がある。


今日はRKと向かい合って朝食と取っていたのだが、遅れてきたRBは地方のFC達と一緒に少し離れた席についた。私は一枚のチャパテイをRKに食べてもらおうと思って聞いたらOKだというので渡そうとすると、RBが急に無言で手を伸ばして、私がRKの皿に移そうとしていたチャパテイを受け取ろうとしたのだ。とっさに私は迷う事も無くRBにそれを手渡していた。RKは全然眼中には無かった。ただ嬉しさと満足感に浸っていた。RBは喜んでおかずも無しでむしゃむしゃと平らげてしまった。ようやく我に返った私はRKが待っていた事を思い出した。


これは些細な事なのだが、私がとても自分の気持ちにストレートに行動した典型的な出来事だったと思う。それにしても離れた席にいながらRBはよく私とRKのやりとりを観察していたものだと思う。RBもRKも二人ともチャパテイ4枚では足りないのはわかっていたが、RKとの約束を無視してしまった私を、RKはどう思っただろうかと考えるとたったチャパテイ一枚の事なのにこれで良かったのかとか、RKが私のRBに対する思いに気づいてはいないだろうか、などと考えすぎかと思うくらい気にしてしまう私であった。