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Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

RBとNFHPローカルオフィスのトップBP氏にPyuthanでのHFOMCサポートについて相談に行く。


きのう行くはずの予定が、交通ストでRBが実家から戻って来れず、今日になったが、職場へ着くとRBは朝からなんだか疲れたような表情で椅子に沈み込んでおり、NFHPへ行くんでしょ?と言ってもどうも反応が鈍い感じ。それがNFHPに着いてから、今朝4時起きで実家から90キロの距離をバイクで来たせいだとわかったのだが、その時はスイッチがONになってないRBをどうしたものか、私はしばし途方にくれたのであった。


RBは今朝のように時折全く動かなくなることがある。幾度かそんな彼を見ているのでああ、今日も又だとわかっていたが先週乗り気だった彼を見ているだけに期待して出勤した私はOFFになっている彼を見てがっかりしたし、ひょっとして今日の面談は失敗に終わるのでは?と危惧したのであった。


約束の時間を30分すぎた頃、ようやくRBは腰をあげ、オフィスを出る準備をした。上司Bに行く事を言おうとした時、Bは、君達が行く事はわかっているからさっさと行きたまえ、と言われてしまい、RBと私はは後押しされるようにNFHPへ向かったのだった。


今日は初めから終わりまで、RBに一切任せなさい、君は後ろについて見ているだけにするように、とBに言い渡されていたのだったが、BP氏を前にするとRBが切り出そうとしない為、つい私が口を切る羽目になった。RBはどうも話を最初に切り出すのが苦手なところがある。


ひととおり今日の訪問の目的を言った後で、RBを振り返り、つとめて彼が話しやすいようにリラックスさせるように気遣いながら、PyuthanのDHOはポジテイブに考えてくれているのでJumlaの時よりずっと話が早くスムーズに進められるんだよね、と言ってみた。


それに促されたかのように、RBがPyuthanで、サポートのトレーニングを出来るだけ早く、煩雑なプロセス無しに行なうにはどうしたら良いかについてBP氏に自分の意見を言いつつ、氏のアドバイスを求める事を始めたのだった。その尋ね方はそれほど切れるものではなかったが、逃してはならないツボはちゃんと押さえてあったので私はほっと胸をなでおろしたのだった。


幸いBP氏のRBの質問への印象は良く、私達は氏の回答によって大変勇気付けられ、我々の方向性が間違っていなかった事が確認でき、ようやくRBも自信を持てたようで、オフィスへ戻る頃には心なしか彼の足取りまでが来た時と比べてしっかりしているかのように見えたのだった。


オフィスへ戻り、上司Bに報告する折、RBはまたもやなかなか切り出せずにいた。彼は私が切り出すのを待っているので私は小声で、あなたから報告して、とささやく。RBが話し出すと、上司Bは、いつものように所々で突っ込みを入れるのでその度にRBは黙ってしまうのだった。頑張って!と心の中でエールを送る。極めつけは、今までの話はとてもよく報告できたと感じる。で、君は今後我々が取るべきアクションについてどう理解しているのか言いなさい、と上司Bに言われ、はたして無事にクリアする事が出来たのだ。


その調子だ、と私は嬉しくなった。さらにBは、RBに、それをやるのはいつだ?と聞かれてちょっととまどったように私を見たので、すかさずBが、K(私の名)を見るんじゃない、いつやるのか君に聞いているのだ、と突っ込む。ようやくRBが、今日やります、と答えたのでそこでBは初めてVery Good、と言った。


やったね、RB!

きのうRBとHIVセクションのSがBardiaへPLHA訪問した件の報告を聞く為、上司Bを交えてスタッフが集まる。


RBとSはいずれも日頃から上司Bからの評価はイマイチとなっているが、果たして今回の報告でも上司Bは二人の報告をたびたびさえぎっては結構きびしいコメントを加えていた。


それでもへこまないSの人柄には感心すら覚えるのだが、見た目とは違って繊細なところのあるRBはやはり少なからず傷ついていたようで、後で部屋に戻ってから他の話をした時に、上司が自分を評価してくれず、信頼して仕事を任せてくれない事に不満を感じる旨を私にこぼしたのだ。これは関係ない事だけど、と付け加えていたが彼の不満は今日に始まったわけではなく、早く昇進できているRKに比べると明らかに自分の評価が低い事を少なくともこの1、2年は感じ続けていたと思われる。


私は自分の、アドバイザーという蚊帳の外的な立場を思うと上司に働きかけるなどして具体的に彼の力になってあげられる自信が正直言って無かったので何と答えていいかわからず、オフィスには私達ではコントロールできないこともある、などと曖昧な反応を示していたのだった。


でもこれは後になって考えると、蚊帳の外にいる私だからこそ、RBを支えてあげられることが出来るのではないかと思い直したのだった。彼がフラストレーションを感じている事を彼自身の言葉からもはっきり知った今、自信を持たせるようにする為に私が力になってあげようと決めたのだった。


午後はHFOMCの事をPHCセクションでどうするかについて考えていたのだが、RKとでは話が堂々巡りでうまく方向性が決まらなかったPyuthan支援をどうするかについて、RBが話に加わってからは、彼のリードで話が前に進み、チームで今後取るべき方針がだいたい固まったのだ。正直言ってRBがここまでHFOMCのことに関して力をつけて来ていたことに驚く。


この時のRBは自分の考えにとても自信を持っていて、私は彼の提案のとおりに進める事に疑いは無かった。思わず、本当のところどうしたものか困っていたのだが、あなたの意見を聞いてこの方向で行くべきだと確信できた、とRBに言った。ひとことありがとう、と言いたかったが面と向かって言うのが恥ずかしく、言えなかった。日曜日にNFHPのBに会い、Pyuthan 支援の件でNFHP側の意向を確認することになっているのだが、その時もRBに主に話してもらうことにした。


RBは自分が信頼されてないと感じると消極的になるのだが、思い切って頼ってしまうと、スタッフの中では一番頼もしく感じる人物なのだった。

土曜日は2時からネパールテレビで映画が上映されるのだが、今日の映画はヒンディで去年くらいにすごく人気のあったやつだった。ストーリーは単純なのでヒンディ語のよくわからない私にもすじがわかる。主演の女優がとにかくきれい!まだ若いうちに夫を亡くすという筋なのだが未亡人になってからもその哀愁ある美しさが際立っていた。亡くなった夫の幻(あるいは幽霊)と踊るシーンはどても良かった。ただ、これと似たようなシーン、アメリカの映画で見たことがある。


最後にヒロインが再婚する時、亡くなった夫の幽霊が又出てきて祝福する場面も、単純だが感動した。S, Khanはそれだけで絵になるのだ。ヒンディ映画は俳優が美男、美女なのでたとえストーリーが複雑でわからなくても見ているだけで楽しめてしまうのだ。時間が長い割には疲れない。歌と踊りが何回か入るのでなおさらだ。


何年か前、サモアに行っていた頃、そこでもテレビで週一回はヒンディ映画をやっていた。職場にテレビがあり、その時間はサモア人は仕事そっちのけでテレビに張り付いていたのだが、ヒンディはラブシーンが無いのでつまらない、とかいいながら家族をテーマにしたものなどではみんな感動して泣いていたりした。大柄で太っちょのサモア人達がインド人の演じているのを見て泣いている姿は奇妙というかなんだか似合わないなと思ったものだ。ネパールだけでなく、ヒンディ映画というのはどうやら世界中で上映され、人気があるようである。