今年は冷夏? | Kanchiの日常

Kanchiの日常

Muna-ko-mami(通称Kanchi)の日常を綴った日記。仕事から娘の学校、たわいない日々の出来事等。ストレス発散はこのブログのもう一つの目的かも。

デリーの夏は長い。

3月中旬から30度を超え、5、6月をピークに10月頃まで暑さが続く。一年の半分は夏、という感じ。私は個人的に夏は大好きで、日本にいた頃からいつかは熱帯で暮らしてみたいと思っていた。それが2004年にかなって2年半サモアで暮らし、湿度は90%を超えていたが気候的には申し分の無い環境であった。でもここデリーの暑さはちょっと違う。特に5月、6月はドライヒートと呼ばれ、ほとんど雨が降らない状態で40度を超える気温になる。去年は悲惨だった。夜も30度より下がらない日が続き、水を飲んでも飲んでも喉はカラカラになるしで、暑さには強いはずの私もギブアップした。


昨年度の最高気温(47度)を記録した6月15日、運の悪い事に私は午後の3時にインド門に行かなければならなかった。タクシー(エアコン無し)でそこへ向かう道中は地獄であった。窓を開けたいが開けると熱風が顔を直撃し、息が吸えないので締め切ったままで、床はおそらく50度を超えているであろうアスファルトの道の照り返しであたかも炒られているかのようにどんどん熱くなってくるし、早く着いてくれる事を祈りながら浅い息をしながらじっと我慢するしかなかった。頭は痛くなるし、脱水で危なくなるのでは?という考えがよぎった。結局予定を変更してガンジー博物館へ行ったのだが、館内はほとんどく冷房が効いておらず(おそらくエアコンにも限界があるのであろう)、頭痛の為あまり展示物を楽しむ事も出来ず、飲料水コーナーで普段は用心して飲まない大衆用の飲料水を一気飲みした。持っていたミネラルウォーターはとっくに空になっていたので。


このようにキケンなデリーの夏なのであるが今年はどうしたことか、あの暑さがやって来ない。4月の下旬にちょっと40度を超えたくらいで済んでいる。それどころか5月の中旬からはこの時期にしてはとても珍しく雨が頻繁に降り、ぐっと気温が下がったのだ。今最高が31、2度、最低が20度あまりという、夜は扇風機すら必要なかったりするのだ。もっともまだ6月が残っているものの、この5月の気候はきわめて異例の事だったらしい。雨が降ったことで湿度は高くなり、蒸し暑さは感じるものの、私にとっては快適。人によっては湿度が低いほうが楽だというが、生物には一定以上の湿り気が必要なのではないかと思う。40度を超える乾いた高温では昆虫や雑菌までもいなくなるというがそれは人間にとっても過酷な環境に違いないと思う。