ワールドカップ2日目~英雄の船出~ | もう一つのAnother Story~みやうち official blog~

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社会人1年目、みやうちのブログです。ネタはミスチル、グランパス、ドラゴンズ、映画、書籍など趣味がもろに出ております…

はろー。

<昨夜のレビュー>
・南アVSメキシコ(1-1 チャバララ、マルケス)

開幕戦をしっかり正しい記憶を持って見だしたのは2002年のフランスVSセネガル、そしてドイツVSコスタリカですが、

その2試合に決して負けない、素晴らしい好ゲームだったと思います。

メキシコのパスワークというか、ボールを持ってからの各々の優先順位が素晴らしく、それが共通されているのでパスワークを観ていてすっきりするというか、表現が難しいけど、とにかく効率的な回し方をする。

昔から自分も含め、メディアでも言ってたと思うけど、日本のお手本となるフットボールをしています。

南アは、昨年日本とゲームした時よりも何倍もチーム力が上がっていました。強固なブロックから、ピーナールとモディセ、ムフェラ、チャバララの4人でカウンターや、攻撃の構築をしていく。

速く行く時と、遅行する時の使い方を両チーム知っていた。

南アの先制点は無駄の一切ない美しすぎるカウンターでしたね。


・ウルグアイVSフランス

これは開幕戦とは対照的で、互いの良さを互いで消し合うゲームとなりました。

開幕戦で南アとメキシコが引き分けたことから、ウルグアイは本命フランスに対して、勝ち点1でOKということで、

自分たちのスタイルである堅守速攻の堅守に相当重きを置いた。その証拠に昨日は3バックだった。(というよりも左右のペレイラはリベリーとゴブにつきっきりの5バックだったね)

でもフォルランとスアレスは持ってるよね。

フランスはうまく4-3-3を機能させられなかったですね。インサイドのディアビとグルキュフが、いい形でウイングのサポートをしたり、ペナ内に飛び込んだりしていく動きが増えると、ダイナミズムが増すし、左右のウインガーの負担を減らすことができるのですが、

やはり前評判通り連動性がなかったですね。

ウルグアイの守備が昨日は非常に良かったですが、ちょっと残り2試合も厳しいかも。

そして私のイチオシ、ロデイロ。若さが出てしまいましたねー。2枚目のイエローは余分でした。

これで第三戦でしかロデイロを観れないなんて…


<本日のプレビュー>
対戦カード(シミュレーションの結果)

・グループB 韓国VSギリシア(3-1 キ・ソンヨン イ・ドングク パク・チュヨン、OG)

5分5分の戦いになると思います。韓国は中盤で主導権を握れるか。鍵はキ・ソンヨン。

ギリシアはおなじみの強固なディフェンスから、ウイング2人と、インサイドハーフであるカラグーニスとカツラニスのパナシナイコスコンビの速いコンビネーションでゴールまでつなぐ。

フィニッシャーはおなじみのカリステアスが待ち受けます。

中盤の人数で1枚多い韓国が、リードするまではプレッシングを高い位置でかけ続けて主導権を握り、ギリシアが待ち構えてカウンターという展開が、開始15分予想されます。そこでどちらかが主導権を握るか。

やっぱり同じアジア人として韓国には頑張ってもらいたいです。元グランパスのジョンウと、鍵と言ったキ・ソンヨンのセンターハーフ2人に注目してます。キャプテンは言わずもがなです。


・グループB アルゼンチンVSナイジェリア(1-2 イグアイン、オデムウィンギ ミケル)
さて、俺が個人的に応援しているアルゼンチンの出馬です。

どれだけ組織的に攻められて、リオネル・メッシを自由にプレーさせることができるか。逆にナイジェリアはどれだけメッシを前に向かせないか。

しかもメッシだけ封じても逆サイドには、新星ディ・マリアがいる。前線には決定力のあるイグアインが予想されます。

怖いのは昨日のフランスみたいな単調な攻撃になってしまうこと。ただでさえ最終ラインと前線に攻撃時の温度差があるので、ボランチのマスケラーノとベロンがどれだけチームをオーガナイズできるか。

注目はマスケラーノとディ・マリア。

特にみなさんには左サイドのディ・マリアと言う名前を覚えておいてもらいたいです。前にも書きましたが。ベンフィカではキレキレで誰も止められなかったと、相馬がツイッターで言っていました。youtubeで彼のプレーを何度か観ましたが、やばいです笑 メッシが2人いますよ!今日のゲームは。

また、アルゼンチンは3バックでくるのではないかと予想されています。でも、WB誰が務めるのか。グティエレスとマキシでいいのでしょうが、守備に難があります。

ナイジェリアはミケルの負傷離脱がどう響くか。チームの核である選手の代役を、チームとして作ることができるか。おそらくベテランのヌワンコ・カヌがトップ下の位置を務めると思われます。

注目選手はオデムウィンギ。あとはオビンナ。彼らの個の力は絶大です。


・グループC イングランドVSアメリカ(2-0 レノン ランパード)
優勝候補に挙げられているイングランドです。

互いに似たようなチーム。縦に速く、サイド攻撃を軸とする。

肉弾戦をどちらが制するか。イングランドの注目はランパードとバリーのセンターハーフ。

ルーニーとヘスキーのコンビネーションも素晴らしいです。二人にアクシデントがあった場合も、スパーズでコンビを組むデフォーとクラウチがいます。層は厚い。

アメリカの注目はデンプシーとドノヴァンのサイドハーフ。このワールドクラスと言える2人がサイドでの、グレン・ジョンソンとアシュリー・コールとのマッチアップで優位に立てると、アメリカも面白いと思います。

コンフェデの決勝で、ブラジルと戦ったようなフットボールができれば、十分イングランドにも勝てます。

イングランドはキャプテンのリオ・ファーディナンドが負傷離脱。これは相当痛いですが、キングとキャラガ―で十分まかなえると思います。ただ連携面だけ心配。少しでもほころびをみせると、アメリカは確実についてきますよ。


本日も、世界のフットボールを楽しみましょう。