はろー。
今日から、その日のゲームのプレビューを書いていこうと思います。
明日からは前日のゲームの感想、今日に限っては、私の優勝予想と隠れた注目プレーヤーについて書きたいと思います!
先に言っておきますが、権威ある32カ国のナショナルチームに対して、安易なコメントをするのは大変失礼なことだと俺は思っています。
あくまでも、各国をリスペクトした上で、自分の考えを書いていこうと思ってます。
相手をリスペクトすること。フットボールを楽しむこと。
これはグランパスの応援をする時も同様の、俺のフットボールにおける最大のモットーです。
ということでまず俺の優勝国予想です。
「本命」…ブラジル
「対抗」…スペイン
「大穴」…イタリア、ドイツ、ガーナ
「希望」…セルビア、ポルトガル、アルゼンチン
「本命」…セレソンは強いです。強いという言葉が最もあてはまる。どんな相手に対しても。
ブラジル人が望むような美しいフットボールはしないですが、それでもあのチームを観ているとすがすがしい気持ちになれる。
ブラジルはポゼッションを基礎とするチームは苦にしませんが、カウンターをしかけるチーム、要はボールを持たされる時間帯が長ければ長いほど厳しいゲーム展開になっていく。それが今回のドゥンガのセレソンです。
ですから、自分たちよりレベルが劣る堅守速攻チームが相手の場合、もしかしたら番狂わせが起きるかも。
「対抗」…やっているフットボール自体が世界最高の、世界の流行の最先端のサッカーです。全員が連動して動き、パスアンドゴーとサポートを常に繰り返しながら、パスワークによって主導権を握る。中央突破もサイド攻撃も高い次元でできるチームはスペインだけだと思います。
スペインが勝ってくれれば、世界のフットボールの方向性が明確になるでしょう。
ただ、完全にマークされています。EURO2008は優勝しましたが、その後のコンフェデではアメリカに敗れました。
コンフェデ以上のマークが予想されます。それに今まで通り屈するのか。突破するのか。
まずは初戦のスイス戦に注目してみたいと思います。
「大穴」…イタリア。前評判がこれほど低いワールドカップも久しぶり(というか今までないんじゃないか?)だと思います。リッピは世代交代に成功したとは言えません。
今回も期待の若手、ビジャレアルのジュゼッペ・ロッシを最終選考で外しました。
しかし、大事なことは選手たちも現在の状況をよく理解しているということです。こういう時のイタリアは無類の強さを発揮します。
幸運なことに、イタリアのグループFは難しいグループではありません。グループリーグでしっかりと調子を上げれば、勝負をわかっている選手たちばかりですから、十分やらかすことができるはず。
とにかくピルロの一刻も早い復帰が望まれます。
ドイツ。彼らの原因不明の勝負強さはおそらく地球が滅亡するまで続くと思います笑 フィジカルで圧倒した、縦に早いフットボール、堅守速攻が持ち味の国ですが、
問題は、キャプテンであり、チームの顔であるミハエル・バラックの離脱と、彼らのグループDの4カ国どこも、フィジカルを持ち味にしたサッカーをするということです。
今までみたいに、フィジカルで圧倒することが難しくなった時、どう違いを出すか。注目は右サイドを務めることになるであろう、バイエルンの若きエース、ミュラーと、トップ下を務めると予想されるブレーメンのエジル。
この2人は、今までのドイツ人にいないタイプです。
バラックの離脱は、特にメンタル面で、チームが劣勢の時に大きく影響してくるかもしれませんが、チームには台頭しているそうなので、そこは大丈夫なのかなとも思いますが、いずれにせよ痛いです。ドイツ国内では「バラックの後継者」と言われているシュツットガルトのケディラが代役を務めることになりそうです。
ガーナ。確かにエッシェンが離脱したことは相当大きいです。でも、ガーナの強みはエッシェンのチームではないということ、そして今大会はアフリカ大陸で行われるということです。
アッピアー、ムンタリ、アサモアの中盤3人で十分違いを出すことができます。
俺は今大会のダークホースだと思ってます。エッシェンの分まで。これが彼らの計り知れないパワーとなった時、アフリカ大陸で彼らは躍動するはずです。
「希望」…セルビア。これもドイツ、ガーナ、オーストラリアと一緒のグループDです。
リトリートしてブロックを作り、奪ったら、ミリヤシュを中心としたパスワークから、サイドの創造性あふれる2人を軸としたサイド攻撃を展開していきます。前線の2人、ジキッチとパンテリッチは高くて潰れることができて、ためることができてという、典型的なCF2人を置いてます。
そのセルビアの攻撃を担うサイドのプレーヤー。これが俺の今大会注目する選手なのですが、それはまたあとで。
ポルトガル。これは単純にロナウドの大会にしてほしいという、一フットボールファンの希望です笑
アルゼンチン。これも単純に、レオの大会にしてほしいという、一フットボールファンの希望です。
両チームとも11人全員レベルが高いです。
まぁこんな感じです。とにかくグループDと、グループHが俺はおもしろいと思ってます。
次に隠れた注目プレーヤーです。
1.ニコラス・ロデイロ(ウルグアイ)
レコバの後継者と言われている、ウルグアイに現れた新星です。アヤックスの選手ですが、とにかく左足1本です。
ポジションも左サイド。ドリブルはトリッキーで、メッシを彷彿させる選手。今日の開幕戦、要注目してください。フォルランと、ルイス・スアレスとのラインがつながれば、大変爆発するのではないでしょうか。
2.アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)
ベンフィカ所属の22歳。彼も左足しか使いません。卓越したボールスキルとドリブルが彼の武器。彼も左サイドを得意としています。レアルやユナイテッドも注目するプレーヤーです。3バックにしてくることが予想されているらしいアルゼンチンの中で、左サイドの攻撃を担う選手。マークされた中でどう輝くか、注目です。
3.キ・ソンヨン(韓国)
セルティックに所属する韓国の「海外組」の一人です。韓国のゲームはほぼ彼を経由して作られます。日本戦でも同様でした。精度の高いFKやフィジカルに優れた守備、パス、ミドルシュート、どれをとっても一級品。ジェラードタイプの選手です。
4.クラシッチ(セルビア)
本田と同じCSKAモスクワ所属の選手。とにかくダイナミックです。左足から繰り出されるシュートや、ダイナミックに縦に中に切り込むドリブルは一級品。右サイドを主戦場としている選手です。セルビアの高くて強い2トップを最大限活かすためには、クラシッチ、そして左サイドのヨヴァノヴィッチの活躍が不可欠です。ちなみに今夏のビッククラブ行きが噂されています。本人はミランに行きたがってるとか…笑
他にもたくさん紹介したい選手がいるのですが、指が疲れてきたのでこの辺で。他の選手はプレビューでまた書きますね。
では、本日のプレビュー。
対戦カード(シミュレーションの結果)
・南アフリカVSメキシコ(1-3)南ア:エムフェラ メキシコ:トラード、グアルダード、ブランコ
開幕戦です。いつのワールドカップも、ワールドカップに限らずどの大会も、開幕戦は異様な雰囲気です。
まず我々はブブゼラの音に慣れる必要がありそうです笑
南アフリカのキープレーヤーは1トップのマッカーシーと、司令塔のピーナール。この2人に攻撃はかかっていると過言ではありません。
ホームという地の利は絶大なものです。サポーターたちの声援に乗り過ぎて、守備のブロックが少しでもほころぶと、試合巧者のメキシコは確実についてきます。
テンションは上がると思いますが、冷静に戦うこと。お手本は前回大会のドイツ。
監督は名将パレイラ。メキシコ、ウルグアイ、フランスという強者に対してどんな策略を練ってくるか。
メキシコはやろうとするフットボールの形は同じです。パスワークを基本にグループで崩す。
フィニッシャーには、メキシコの英雄ブランコ。重鎮といった方が正しいでしょうか笑
おそらくホームということを考慮しても、メキシコがボールを持つ時間帯が長くなると思います。その中でピーナールが前を向いてボールを持つ展開にできたらだいぶおもしろくなるのではないでしょうか。
・ウルグアイVSフランス(0-1)フランス:リベリー
ウルグアイは、上でも書いたように、ロデイロに要注目です。彼の左足と、フォルラン、スアレスがどう絡み合っていくのか。
守備はなかなか堅いです。堅守速攻の中でロデイロの左足がどう活きるか。マッチアップの相手はおそらくサニャです。非常に楽しみなサイドの攻防が見られるはずです。
こんだけロデイロを推しているのですから、頼みますよロデイロさん!!笑
フランスは個々のレベルはかなり高いです。ラス・ディアラの負傷離脱は痛いですが、トゥラランで大丈夫でしょう。
ただ問題は、全員がエゴイスティックなプレーに走ってしまって、全く組織としての連動性がないこと。
後ろ6人で守って、前の4人で攻める。前線の4人はエゴイストばかり。
この期間でどれだけ連動性を高められるか。それができたら十分フランスはあり得ると思います。ウイイレでのシミュレーションでも強いです。それだけ個々の能力の高さはあります。
注目は脂の乗り切ったリベリーと、若き司令塔グルキュフ。フルキュフとアネルカのラインがつながると、ファンタジーが見られるのではないでしょうか。
調子の出ないキャプテンのアンリはベンチスタートが濃厚なようです。代役はゴブでしょうか。マルダもあり得ます。
ロデイロとグルキュフ。2人の若き司令塔に注目です。
では、4年に1度の祭典を楽しみましょう。これから1カ月こんな日記ばかりですがご容赦。おは。