ビットフライヤーにビットコインを送信する前の注意(BTCが届かない場合)
ビットフライヤーでビットコインがすぐに着金しないというケースが多数報告されています。
ビットフライヤーに送金しても承認されない場合(BTC)
ビットコインは通常3コンフォーメーションで着金しますが、ブロックチェーン上で送金完了となっていても、反映されないケースがあります。
ビットコインが高騰しているため、ビットフライヤーにBTC送ると
「お客様が実施されたお取引のうち、取引金額がご申告いただいた金融資産あるいは年収を超過しているものがございます。金融資産あるいは、年収の申告内容をご確認のうえご変更ください。」
というメッセージが届くことがあります。
またこちらの記事でも書きましたが、
【bitFlyer】お客様の直近の取引における重要な確認について
というメールが届いたら、メールにある『提出用画面』から返信をする必要があります。
しかし、ビットフライヤーのログインに使用しているメールにメールが届かない。
というケースがございます。
メールアドレスのプロバイダー契約を解約してしまっていて、メールそのものが受信できない。
グーグルのGmailを使っていたが、長年使用していなかったため、メールアドレスもアカウントも削除されてしまった。
といったことが少なくありません。
取引所に長年ログインしていないと2段階認証をスマホの買い替えで引きつぎできていないこと。
スマホの契約変更で電話番号が変わり、SMSでの認証ができなくなってしまった。
こういった場合は、ビットフライヤーに連絡して、メールアドレスの設定変更や2段階認証の解除をする必要があります。
メールアドレスに関しては、ビットフライヤーにログインできても設定変更ができません。
これは海外の取引所でもそうですが、ログインIDにもなるメールアドレスは本人確認等の手続きなしには簡単に変更ができないようになっています。
これはセキュリティ上当然のことです。
なぜなら、簡単にメールアドレスの変更ができてしまうと、なりすましや不正送金ができてしまうからです。
こういった背景から、簡単にログインIDであるメールアドレスの変更はできません。
そのため、ビットコインの送信をする前に、メールアドレスや2段階認証が使えるか?確認しましょう。
これができていないと、ビットコインを送っても着金が確認できず、保留のまま。
状況によっては、メールはビットフライヤーから送られているが、届いていないため、連絡がとれなくなってしまっています。
同じようなことは海外の取引所でも起こり得ます。
独自ドメインのメールアドレスを取得していたことを忘れて、ドメインの更新を忘れてしまった。
ドメインが他人の物になってしまった等の場合です。
この場合は本人確認手続きをする必要があり、写真やパスポート、手書きのメッセージを書いた紙と写真を撮るなどの手間がかかります。
ビットコインのみならず、他の通貨でも同様です。
XRPやETHなど高騰しているコインを送ったにも関わらず、着金が確認できない場合は必ずメールでの連絡が来ます。
メールが届かないというのは大変な手間がかかります。
メールアドレスやパスワード、2段階認証はきちんと管理してください。
ビットフライヤーに送金しても承認されない場合(ETH)
イーサリアムの場合も同様です。ETHの場合POSになってから送信速度は早くなりましたが、コンフォーメーション数が50(13分)ほど必要です。
こちらもブロックチェーン上で処理されていても、ビットフライヤーから届くメールに回答しないと反映してもらえないことがあります。
いづれにせよ、どの通貨でもメールでのやり取りを終えない限り反映してもらえません。
なお、送金毎にその都度このメールの問い合わせが来る人、そうでない人がいらっしゃいます。
こればかりはどういった基準でビットフライヤーが判断しているか?わかりませんので、心配な方、やり取りが毎度手間に感じる方は他の取引所に送ることをおすすめします。
サポートで毎日のように取引所に送金をしていますが、毎回こういったやり取りが発生するのはビットフライヤーのみです。
コインチェックやビットバンク、ビットポイントではこういったやり取りで手詰まりしたことはありません。
そのためサポートでは着金まで確認したい場合はビットフライヤーは避けていただいています。
取引所とのメールのやりとりや質疑で売却の機会を逃したくない方は、他の取引所のご利用をおすすめします。
ビットフライヤーの各通貨のコンフォーメーション数(承認)についてのページ
https://bitflyer.com/ja-jp/faq/5-19