【夏休み27~28日目⑥】サウナしきじ後編—青春18切符で東海道線・静岡旅
夏休み27日目前回はサウナしきじに到着しました。前回の記事では、サウナしきじのアクセス、料金、入店の流れなど紹介しました。↓↓↓【夏休み27~28日目⑤】青春18切符で東海道線・静岡旅~サウナしきじ前編~ | 勉強以外の大学生活~Log~ (ameblo.jp)今回はサウナしきじのサウナとは何か?を主題に、広範的に紹介していきます。今回の記事は次のような内容です。○サウナしきじのサウナとは?「サウナの聖地・サウナしきじ」「水が驚くほど柔らかい」このような印象ばかりが先行して、実際にサウナはどうなのか?入浴場はどうなのか?あまり知られてないのではないでしょうか。今回は、サウナしきじのサウナ、水風呂、外気浴、またはお風呂や入浴場の特徴など幅広く説明していこうと思います。1点目は入浴場の雰囲気です。ここでは2つほど紹介します。まず1つ目は、香りです。入った瞬間、カレーのような匂いが香り高く感じられました。最初は本当にびっくりする香りです。原因は、薬草風呂と薬草サウナにありました。つまりこれは、サウナしきじ自慢の薬草の香りだったのです。サウナしきじ=水風呂という印象がとても強いですが、実は薬草、漢方も有名らしいです。存分に楽しみましょう!!次に2つ目は、音楽が流れていることです。サウナ施設に流れる音楽というと、落ち着いた曲が多く、極端に言えばクラシックのような曲が多いですよね。しかしサウナしきじは違いました。近年のヒップホップやロックが流れています。これは静けさや集中とは程遠いかもしれません。しかし馴染みある音楽が流れているからこそ、音楽を楽しみ、時に懐かしい音楽によって感傷に浸ることが出来ます。2点目はお風呂の種類です。サウナしきじには、2種類のお風呂があります。1つ目は、ジャグジー風呂です。このお風呂は熱湯ではありません。だいたい35~37℃くらいだと感じました。一般的なジャグジー風呂の類だと思います。温度が少々低い分、熱湯が苦手な方やサウナ後のクールダウンにおすすめできます。2つ目は、漢方薬草風呂です。このお風呂は熱湯の類です。香り高い漢方薬草が下から上へあがっていきます。ちょうど鼻を通り、ダイレクトに漢方薬草を楽しむことが出来ます。薬草サウナに入り、漢方薬草風呂に入ると、だんだんとサウナしきじの漢方薬草が大好きになってきます笑。すると、漢方薬草を楽しむためにこのお風呂に入るようになります。中毒性のあるお風呂なのかもしれません。3点目はサウナ室の特徴です。サウナしきじには、2種類のサウナ室があります。まず1つ目は、フィンランド式サウナです。サウナ室の温度は110℃、湿度は60-70%です。つまり高温サウナの部類です。壁材は木材が使われています。この木材はおそらく使い古された木材でしょう。歴史あるお店だからこそ、長年使われている木材だと思います。この木材からは落ち着いた良い木の香りを感じました。サウナ室内には小さなテレビがありました。小ささゆえに、映像を見るのは難しかったです。しかし音は大きいのでラジオ感覚で楽しめました。サウナ室内は広々としています。15人以上入ることができるでしょう。ストーブは中くらいの大きさ。サウナ室の大きさの割にはコンパクトだと感じました。それでも高温サウナになっています。扉付近の席は入退出によって、温度が安定しません。だからあまりおすすめしません。とは言え、ストーブの近くはかなり熱いです。扉とストーブの中間が良いと思います。2つ目は薬草サウナです。サウナ室の温度は80℃、湿度は60%です。温度を見るとそこまで高くないでしょう。しかしほぼスチームサウナ!蒸気が出ていてとても熱いです。それこそ、以前訪れた「池袋かるまる」の蒸サウナに近いものを感じました。テルマー湯とは異なる性格になります。何故か時間によって熱さが変わる。熱い時は火傷するくらい熱い笑。空気に触れることですら火傷したんじゃないかと思いました笑。余りにも熱い時は、避けて良いかもしれません。室内にテレビはありませんが、テレビの音声が流れています。フィンランド式サウナと同じようにラジオ感覚で楽しむことが出来ます。サウナ室内は、薬草の香りがします。薬草風呂と同じものでしょう。とても香りが強く、薬草を楽しめます。上述したように薬草サウナはとても暑いです。蒸気によって鼻や口の呼吸が難しいです。そのため皆さんは頭にタオルを巻き、さらに鼻と口元を覆うようにタオルを巻いてました。私も真似してみました。すると、苦しくはない。熱いですけどね笑。それでも入っていられるようになりました。ちなみに外から見たら異様な光景ですよ笑。ぜひ顔面タオルだらけの大人たちを楽しんでください。4点目は水風呂です。これは言葉は要らないでしょうか。サウナしきじといえば、水風呂。水風呂があまりにも柔らかいので、サウナの聖地と言われるようになったのでしょう。正直、サウナしきじの水風呂を言葉で表せれば苦労は要りません。というか、『サ道』を見て下さい笑。私が言えることは、2つあります。1つ目は、水風呂のアミューズメント性です。入るだけの水風呂ではありません。サウナしきじの水風呂は2か所から水が供給されています。1か所目は、上から滝のように流れています。本来の勢いと位置エネルギーによって水面を強く叩きつけます。そして「滝」の下に入ったならば、水風呂の打たせ湯を楽しむことが出来ます。2か所目は縁側(?)に取り付けらた口からです。ここから出た水は飲むことが出来ます。サウナの聖地の水を飲むことが出来るのです。またサウナ→水風呂→水分補給→外気浴この動線が素晴らしい程スムーズに行きます。他にも温泉から水風呂の方向を見ると、「滝」の様子を見ることが出来ます。この光景が珍しく、サウナしきじでしか楽しめないと思います。私の言葉足らずで申し訳なかったですが、サウナしきじの水風呂にはたくさんの楽しみ方があることを伝えられれば幸いです。5点目は、ととのい椅子です。サウナしきじを行くにあたって、最も事情を知らなかったのは、ととのい椅子でした。サウナしきじのととのい椅子は入浴場の中央に配置されています。そして想像以上に多かったです。背もたれ付きのととのい椅子が10数席あります。ベンチ型で、1つ6人ほど座れるととのい椅子が2つあります。合計しますと、20人分ぐらいはあるでしょうか。私が行ったときは平日でしたが、夕方~夜という温泉・サウナが最も混む時間帯に行ってしまったためとても人が多かったです。その状況にもかかわらず、ととのい椅子の待ちは発生しなかったです。また床には足をマッサージするコロコロ(?)や足つぼマッサージ機(?)がありました。入浴施設やサウナ施設では、案外見ないですよね。ありそうだけどなかったもの。珍しさゆえに使っていました笑。以上サウナしきじのサウナとは?という問いに対して、広範的に紹介してみました。サウナしきじ=水風呂、以外の印象が与えられたなら幸いです。○サウナ後の過ごし方今回私は深夜宿泊利用をしました。だからサウナ後の過ごし方は豊富で充実したものです。私がサウナ後に行った行動は3点あります。1点目はお土産を買うことです。せっかくサウナの聖地・サウナしきじに来たのだから、お土産は買っていきたいです。サウナしきじは想像以上に公式グッズが多いです。全体的にはお風呂に関係するグッズが多いです。他にはストラップやシールがあります。私は小タオルとサウナマットを購入しました。やはりサウナマット!黄色地に茶色の縁。全国に普及している有名なサウナマットです。これはテンションが上がる!そして安い!2000円や3000円取られても仕方ないと思いますが、なんと1000円なのです。お手軽。とか言って調子に乗っていると、沢山買いすぎて入浴料と宿泊料を超えてしまうかもしれませんよ笑。どちらが高くて、どちらが安いか錯覚しますね笑。2点目は夜ご飯を食べることです。いわゆるサ飯というやつです。サ飯といえば、まずオロポは欠かせません。オロポは2階休憩エリアにある食堂の左手にあります。自販機でポカリとオロナミンを買います。そして置かれているコップを使って、自分で配合します。オロポの準備が整ったところで夜ご飯を注文します。メニューは壁に貼られているものを見ます。メニューが多くて、ビックリ。悩みます。私は『サ道』でナカちゃんさんが食べていた生姜焼き定食を選びました。食堂にはカウンター3席とテーブル1台。かなり小規模な印象です。注文は、カウンター端にある呼び鈴を用いて店員さんを呼んでから注文します。最初は注文の仕方が分からず困りました笑。完成を待っている間、カウンターで配布していた、サウナしきじのパンフレットに目を通しました。「お食事」のページがあり読んでみると、「お値段も良心的になっております」とありました。確かに生姜焼き定食で850円。格安ではありませんが、定食がこのお値段とはお手軽でしょう。また次のような記述もありました。「調味料にも細心の注意を払い、全て無添加、無着色、無香料のものを使用しております」とのこと。では味はどうでしょうか?最初の印象は、まるで実家で食べるおふくろの味。やはり自然のものを多く使っているからこそ、生み出せる味なのでしょうか。当然生姜焼き定食はできたて。体も心も温かくなるような味でした。あと定食だから量は多いです。夜ご飯はケチらず量を食べたいわけですが、サウナしきじの夜ご飯であれば、コスパ良し!量良し!と悪いことなしです。3点目は就寝です。サウナしきじはカプセルホテルではありません。サウナしきじで泊まるということは、休憩所のリクライニングチェアを駆使して睡眠を取るということです。これには賛否両論があるかと思います。果たしてこの環境でよく眠れるのか?と疑問に思うでしょう。個人的な体験では、問題なく眠ることが出来ました。理由は2つあると思います。1つ目は、サウナ後であることです。サウナには睡眠の質を良くする効果があると言われています。私の記憶だと、サウナはデジタルデトックス効果があるだとか、サウナで全身の疲れが取れるだとか。諸説ありますが、様々な理由が挙げられています。だからサウナ後で睡眠の質が高まるだろうコンディションの中では、どんな睡眠環境でも寝ることが出来るのだと私は思います。2つ目は、敷布団や掛布団が完備されていることです。ただリクライニングチェアで寝るのは心もとないでしょう。またリクライニングチェアによっては固かったり、突起が当たったりと、座り心地の悪いものがあります。このような悩みを掛布団と敷布団が解決してくれます。2階の休憩室、テレビの横に敷布団や掛布団をまとめた棚があります。深夜宿泊する人は、どんどん取っていました。消灯してからでは遅いので、明かりが消える前に、敷布団と掛布団を確保しておきましょう。数は多いですが、無限にあるわけではないのでご注意を。確かにサウナしきじの休憩所で寝ることはできました。私は寝つきが良い方で、他の音や人が居る空間を気にはしません。私が寝ることが出来たからと言って、皆さんが寝ることができるわけではないでしょう。例えば次のような人は適していないかもしれません。・寝つきが悪い・他の音や人のいびきが気になって眠れない・他人と寝る空間が気になる・寝具がしっかりしていないと眠れないなどなど。ちなみに部屋の暗さに関しては座る位置で決まります。マンガ本が収納されている棚の端に置かれたランプは、消灯しても明かりはついたままです。もし暗い部屋が苦手な方は、ランプ近くで寝ると良いでしょう。以上、サウナしきじについて紹介しました。最初はアクセスの難しさに驚きました。気軽に行く事はできないですね。またサウナしきじ=水風呂と連想しがちですが、実際に行ってみると色々気づくことがありました。中でも私は、漢方薬草風呂と薬草サウナが大好きになりました。サウナの聖地は一枚岩ではありませんよ。サウナ後のことも紹介しました。個人的にはグッズ販売がうれしかったです。現在はサウナしきじのサウナマットを椅子に敷いて、楽しんでいます笑。値段はお手軽なので、良心的です。来年の冬にでもまた行きたいなと思います。今度は友達を連れて車で行きたいです!ではまた。