アジアも楽しそう
痛風の兆候が出ているから酒を控えようと思った矢先の一昨日、ミャンマーとラオスに深くかかわる方から連絡があり、いろいろな仕込みの話をしましょうと云うことになって夜の打ち合わせとなってしまった。
飲めばいろいろ楽しい話もあり盛り上がってついつい深酒をし、そして翌朝は自己嫌悪に陥るというお決まりのパターン。
それはそれとして、ラオスという国もいろいろな話を聞けば聞くほど面白そうで、なんとか機会をつくって訪れなければと駆り立てられる。
いろいろと面白いネットワークが広がって行くかも知れない。
円高は海外へ出掛けて行くには都合がいいかも知れないけれど、ここのところの円の上昇はちょっと異常でいろいろな実害を受けそうだ。一円円高でウン百億円の減収という輸出依存の大企業とは比較にならないものの、ドルで収入を得ているものとしてはこの急激な円高はそのまま減収になるのだから痛い。
歩くひと
痛風の症状だろうか、かかとが地面に着く瞬間にビンビン来る。
特に左踵がひどいので引きずるようになってビッコを引くようになる。原因は分かっているし、言ってみれば自業自得だから救いようがない。
健康体であればなんともない「歩く」という行為が、不健康な人には偉大な行為と映る。
インドの人たちの間でもっともポピュラーな健康法というのはヨガではなく、散歩であるとケニアのインド人から聞いたことがある。
ケニアでは治安の問題があるので普通の街中や住宅街ではあまり見かけないが、インド人が多く住む地区や、ジムカーナ・クラブのようなインド人が集まるところでは、毎日夕刻になると多くのインド人たちがクリケット場やホッケーグラウンドをぐるぐる歩き回っている。
ドイツ人も散歩が好きだ。ドイツ語では普通に「歩く」という動詞とは別に「散歩をする=spaziergehen」という動詞があるくらいだから、それだけお散歩は一般的なのだろう。実際、夕刻には真っ暗になり寒くて時にしとしとと氷雨の降る今頃の季節でも多くの人がそれぞれのお気に入りのルートで散歩していた。
歩くのを商売にしている人たちが東アフリカにはいる。スワヒリ語で「Kazi ya Tembea」といい、「Kazi」は仕事の意で、Tembeaは「歩く」で「歩く仕事」ということで、これは街娼のことを意味する。80年代の中ごろにHIVエイズが知られるようになって以降、稼げる職業ではなくなって職業人口が減少したととのことだったが、現在はどうなのだろう。
それはそれはとして、普通に歩けるようアルコールを控え食事に気をつけるという節制をしなければ、、。
ボタボタ : キーワードはエコ・雇用創出
民主党政権への期待と希望はまだ持ち続けているれけど、日経平均は9,400円を切りそうだしもうちょっと頑張ってもらわないと何となくジリ貧な気がしてスカッとしない。失業率5%代前半ということは300万人の失業者がいるということだし、デフレ・スパイラルも加速しつつあるという。
オバマはクリーン・ニューディールで景気浮揚と100万人の雇用創出といって、日本政府も環境関連産業を支援する日本版クリーン・ニューディールと積極的に進めるというけれど、いったいどういう戦略を練っているのだろうか。
時代のキーワードはエコで雇用創出ということらしく、そんな話題を日々耳にするが、すぐ思い浮かべるのがケニアのボタボタ。
ケニア西部、ウガンダとの国境は人もモノもかなりの通過量で、ケニア人・ウガンダ人は比較的簡単な手続きで往来できる。ケニアの出入国管理事務所を手続きをして国境地帯に入り、200メートル徒歩でウガンダの出入国管理事務所へ行きここでウガンダ入国手続きを済ませて入国となる。この200メートルが老人などにはシンドイので、そこで、こちらからあちらまで自転車の荷台に人を乗せて連れて行くという商売を始めた人たちがいた。
国境から国境へということで英語の「Border to Border」が訛ってスワヒリ語になって「Bodaboda」と呼ばれるようになった。
2002年末のケニアの総選挙で現大統領のキバキが野党連合をまとめ上げ圧勝、それまで25年続いたモイ政権に終止符打った。選挙期間中、「われわれが政権を奪取したら50万人分の雇用を創出する!」と言っていたけれど実効性のあるプランがあった訳ではなく、とにかく言ったモン勝ちという選挙戦中のプロパガンダでしかなかった。
ところが、キバキが政権をとってマタツ(乗り合いミニバス)の定員14名厳重規制を推し進めたら、それまであの小さな車内に20人以上詰め込んでいたので当然はみ出した乗客があぶれるようになり、またマタツは乗客が減って収入源になるので運賃値上げをするということがケニア全土で起こった。
そこで機敏な連中が、それまで国境でのビジネスだったBodabodaを街中でも田舎でも始めて、自転車の荷台にはビニールのクッションなどを取付けて、マタツが30シリングのところを10シリングでお連れしますとなり、国中に相当数のBodabodaが発生した。
「エコで雇用創出」というのを聞くとあの光景を思い出す。