Hardnutのブログ -73ページ目

悠々と急げ !

さすがにクリスマス。

24日のイブから今日まで、仕事メールはほとんど入らなかったので、いろいろな懸案事項をまとめてクリアできたけれど、まだまだ時間が足りない。


あっと云う間に今年も過ぎていく。

来年もいろいろ有りそうだから『悠々として、且つ急げ』だ。


よいお年を。



山羊、受難の季節

真剣にフォローしていた訳ではないので詳しくは知らないが、コペンハーゲンで先週まで開催されていたCOP15は、なにかを決めようとするとそれぞれの利害が対立して何も決められず、「じゃ、みんな勝手にすれば」と何も決めなければ不満が噴出と、地球規模で何かをまとめることの難しさがよく見えた。


今回のCOP15の結果には、先進国は先進国なりの理由で落胆している一方で、後進国もまたそれなりの理由で落胆し、地球温暖化が加速されるのではないかと危惧している。

ケニアの新聞Daily Nationにそんな記事があった。

「Copenhagen failure to hit Kenya hard」

http://www.nation.co.ke/News/-/1056/829398/-/vo7vcs/-/index.html


クライメイト・ゲートなどという地球温暖化のデータを改ざんした云々というニュースなどもあるようだが、温暖化にどこまで人類がかかわっているのかというのも諸説あってよく分からない。


温暖化の影響かは知らないが、ケニアはこの小雨季にもたいして雨が降らず、旱魃の様相を深めているらしい。

今年の4-5月の大雨季にまともな雨が降らず、8月頃には水力発電所の貯水池が干上がって発電ができず電力供給制限したりということだった。その後、10月中旬には雨が降り出し小雨季が例年通り始まったと思ったら、その後たいした雨は降っていないようだ。2つの雨季を続けて失うのはつらいだろう。


マサイ族などの遊牧で生計を立てている人たちは牧草がなくなると死活問題だけれど、特にクリスマス前の小雨季に十分な雨が降らないと、クリスマスで需要の急騰するナイロビなどの食肉大消費地まで家畜(主にヤギ)を追って移動するにも、道路端の草がなくては移動ができなくなる。しかたがないからとトラックを借りて運送しようとすれば当然コストがかさむから売り渡し価格に上乗せすることになる。

いずれにしても、Mbuzi Nyama Choma(ヤギの焼肉)のないクリスマスなど考えられないから、みんな必死でヤギを確保しようとするし、売る方も年に一度のビジネスチャンスと気合が入る。 ヤギ受難の季節だ。


Nothing is impossible in Africa.

たまにはとケニアの新聞のWeb版を見てみた。

クリスマス間近なので、政治のニュースはいつもより低調だけれど、それでも、政府の高校教育費無料化の原資から数億シリングが無くなってしまい教育大臣に辞任要求強まるなどというのがあった。相変わらずだ。

もうケニアはクリスマス一色なのだろう。コーストやナショナル・パークのホテル・ロッヂはもう観光客であふれかえっており、満室状態は正月明けまで続くとあった。他のアフリカ諸国よりインフラだったり治安と云う点で恵まれているケニアはラッキーだ。


ひとつ、「えっ!」と思うニュースが目に付いた。

約15年前にケニアに来た米国人がスターバックス・スタイルのコーヒーショップを始めたらこれがブレークしてナイロビを中心に店舗数を増やし、彼のブランドでローストして小袋に詰めたコーヒーはスーパー、ブティック、空港のDuty Free Shopsなどを席巻し、ナイロビ病院の近くに自社ビルを建てて、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いであった。Java Coffee Houseというブランド名である。

今日のWeb ニュースにあるのは「Former Java Boss to spend Christmas in jail」と云う見出しで、彼は既に「Former(元)」社長であるということ。

記事の内容は、彼が少女買春にかかわり係争中で、保釈金でもたついて仮保釈ができず、クリスマスは留置所で過ごすということだけれど、これを読んで「あぁ、やられたな」と思った。

これは全くのゲス(Guess)だが、たぶん、間違いないだろう。事業に成功した彼は事業を乗っ取られ、犯罪者に仕立てられて国外へ追放されるプロセスにいるのだと思う。

事業に成功した彼は、現地のアフリカ人有力者から経営参加の打診を受ける。株主に加えろとかいろいろな圧力が陰に陽にあり、拒否し続けているといつの間にか株の一部または全部他人名義書き換えられたという通知をうける。法的にありえないと思うだろうが、それが、あり得るのだ。裁判沙汰にして騒げば騒ぐほど強引な、そして時には非合法な手段で迫られて、彼は事業を手放すことになる。彼は、既にFormer Managing Director(元社長)と記事にはあった。

アフリカを言い表わすのに「No hurry in Africa.」などいう言い方があるが、「Nothing is impossible in Africa.(不可能なのことはない)」という言い方もある。上記の想像は十分あり得ると思う。