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ケニア 新憲法公布

仕事の絡みでケニアの何人かと日々eメールのやり取りをしているが、みなさん一様に明日の新憲法公布式典を楽しみにしているようで、新憲法は内容そのものを評価し、「anticipating a better brighter future」と期待し、われわれのような外国人とかアフリカの他の国の人たちに対してはちょっと自慢げのように見受けられる。


今回の憲法改正は、直接の引き金になったのは2007年暮れの総選挙とその直後のゴタゴタだけれど、昨日述べたような今回の改正内容は、20年前の東西冷戦の終結と国際的なグローバリゼイションのあたりからずっと提起されていたことなので、ケニアの人たちにとってはやっと悲願達成という意識があるのは当然のことだ。


それはそれとして、2007年の選挙後のゴタゴタを収拾しようとした結果として、落ち着いた現在の政府機構の陣容はまさにジョークそのもの。

ケニアの国会は一院制で、議員定数は約210議席。

2007年末の総選挙でもめた結果として、与野党双方を政権に取り入れるためひとつの省の大臣を双方から出すということをして、現在まで、現役大臣数44名、副大臣は複数いる省もあって合計50名程度、大統領、副大統領2人、首相、副首相2名、、、と、国会議員210名中100名以上が副大臣か大臣その他の閣僚というのが現在のケニア政府の陣容。

新憲法下で、大臣ポストが24に減るらしいけど、いったいどうやるのか見ものです。


ケニアのメディアによれば、明日の公布式典には他のアフリカの国々の元首が10名程度参加するそうだし、式典会場のUhuru Parkはきれいに飾りつけられ順調に仕上がりつつあり、軍隊の行進の練習などは動画でも伝えている。

式典は式典として、問題は、施行される新憲法への実際の移行プロセス。

まっ、がんばってください。

ケニア新憲法公布の歴史的な日に

南アフリカの公務員ストはこじれて解決の糸口が見つけられず、一方ではモザンビーク・ジンバブエなどの近隣最貧国から職を求めて南アに増え続ける新規低所得労働者に対する、もともとの南ア貧民層によるの各地での襲撃と、打ち続く暴動などと、一方ではW杯を成功させた資源大国であり振興国として注目されてはいるが、他方で続く混沌に、これから南アフリカはどのような展開になるのか目が離せない。

そんな国内状況でも、こんどは、ズマ南アフリカ大統領は中国訪問の旅に出るのだと云う。


対してケニアはちょっとイイ感じの落ち着きを取り戻しつつ、今週金曜日の新憲法公布の歴史的に日を迎えつつあるようだ。

ケニア国内のメディアは、政府が新憲法公布のための法的な手続き完了しつつあることを伝えている。

新憲法の目玉は、

-大統領の権限制約と監視機関の設置

-地方分権の強化で、地方自治体の権限強化と財源の移譲

-土地所有制度改定(国有地を権力者が奪取できないようにする)

-二院制の導入と最小女性国会議員数を保証

などなど、なかなか立派で、他のアフリカ諸国にも自慢できる画期的憲法で、なんとなくケニアのバラ色の将来を約束しているようなのに、為替を見ていると、ケニアシリングが弱くなりつつある米ドルにたいしてジワリジワリと下げているのはどうしてだろう。

ずっと1$=70シル代だったものが、80シルを割って今日あたりは $=81.30というレートになっている。


ドル安でも、南ア・ランドも下げ続けて$=7.40ランドというレベルだし、ケニアシリングもそんな状況だし、困ったもんだ。

ケニア初代大統領ケニアッタの33回忌

ケニアの各メディアのWeb Siteのトップニュースから。


昨日の8月22日は、ケニアの初代大統領Jomo Kenyattaが亡くなって満32年だそうで、キバキ現大統領か昨日の日曜日に追悼集会を開催したというニュースがあった。と云うことは、日本式に云えば33回忌となる訳だ。

http://www.kbc.co.ke/


ロシアの干ばつによる穀物収穫減を受けての小麦輸出禁止措置は、ジリジリ上昇していた穀物の国際価格を更に押し上げたが、やはりと云うか、いつもの通りと云うか、食糧を輸入にたよるアフリカの国々にはその影響がストレートに伝わっているようだ。

http://www.allafrica.com/kenya/

ケニアでは、ずっと落ち着いていたパンの価格が上昇し、それにつられて物価上昇が続きそうだと云う。

http://www.businessdailyafrica.com/


日本は、円高だから穀物価格上昇はたいして気にならないのだろうか。

この円高が伝えられてはいても、これまでのようにたいしたニュースにならないという気がするれど、こちらの商売はドルで仕切っているので収入目減りは痛い。

週末、あるリテールチェーンでイベントがあったのでちょっと覗いたら、「円高還元」の特売ポスターをいくつも見かけた。自国通貨が強いということは結構だけれど、やはり程度の問題か。


まだ猛暑が続くけれど、民放のCMは今週あたりから、スープ春雨・カップ麺・チョコレートなどの秋冬食品のCMが一斉に始まり、実際の気候に関係なくそろそろ秋冬商戦の開始で、こちらもここまで仕掛けてきたのものをリリースして行くことになる。