一般的に、極めて「毒性」の強い感染症の場合は、その場で死亡するので感染力は有っても「感染性」は低くなるとされています。

 「感染性(感染力では無い)が高い」と云う事は、感染者が元気で歩き回ることを意味するので、「毒性が弱い」と同義語になります。

 「感染力」は、免疫力との比較なので「毒性(≒感染性の逆数)」とは別の概念です。

 毛沢東の「大躍進」で、4千万人が死んだとされ、その原因は大飢饉だったと言われています。しかしながら、この場合は「空腹で死んだ」のでは無く、栄養失調によって免疫力が低下し、風土病の感染力が優位になった事から来る死亡と、私は考えています。

 「文化大革命」では2千万人が死んだ(殺された)と見積もられていますが、この場合は「共産ウイルス」の旧来株と新型株の縄張り争いで、その結果は旧来株が勝った事になっています。一般に、「共産主義は絶対に正しい」とされていて、変異し難いと言う特徴があります。

 コロナ・ウイルスの場合は変異を繰り返す事で、「弱毒化」によって「感染性」を高め、インフルエンザ・ウイルスが入り込むスキを与えないのですが、コロナがある程度「弱毒化」して「ただの風邪」になると、「感染力」は同じでもインフルエンザ・ウイルスが相対的に「感染性」を増し流行が可能になります。

 但し、コロナが「ただの風邪」になっても、「PCR検査」ではコロナ陽性を示すので、外見上はコロナも流行っているように見え、「コロナ無症状感染」と「インフルエンザ有症状感染」の「コロフルW感染」と誤認されるかも知れません。

 私は「コロナ・ワクチン」は当然として「インフルエンザ・ワクチン」も接種した事が無いので心配はしていませんが、ワクチン接種者には「抗体依存性感染増強(ADE)」「抗原原罪(OAS)」などの伏兵が待ち受けています。

ADE ; ビリオン(ウイルス粒子)と不適切な抗体とが結合すると、宿主細胞への侵入が促進され、ウイルスが複製される現象。例えば、ウイルス本体の遺伝子そのものが不活性でも、mRNAワクチンのスパイク産生機序と同様に、ウイルス成分の一部が複製される可能性は否定できない。

OAS ; 一度ウイルス感染した人が、その時のウイルス株の持っていた「エピトープ(抗体認識決定基)」に似た「一部が同じ決定基」を持った新しいウイルス抗原(変異株)には反応しなくなる現象。例えば、「mRNAワクチン」によって産生されたスパイク蛋白を持ったウイルスには迅速に抗体を産生するが、その一部が変異しただけの変異株に対しては抗体量の産生が抑制される。

 つまり、ワクチン接種者は感染し易くなると云う事です。それでも「毒性」は、当然ながら自然現象として低下しているので、「安心してください、吐いてます。」程度で済むかもしれませんww