2004年に出版されたhideの実弟でパーソナルマネージャーだった松本裕士氏が書いた本。
既に絶版で、ネットで探すと一万円近い値がついていたりする。
近くの図書館で検索してみたら1冊だけあった。但し貸し出し中で、散々またされやっと読むことができた。
こういう近しい人が亡き人に関わり続け、更にそこに金銭が発生すれば、世間じゃロクなことは言われない。
彼もそれで苦しんだようだ。
でも私のような遅すぎるファンにとってはこういう生き証人のような人が絶対的に必要だし、この人がいなければもっともっと彼が「過去の人」になり、触れる機会さえなくなって行くのは目に見えている。
金銭だけと割り切るのであれば、そっとそっと印税及び版権の管理だけして生きていけばいいわけだし、あえてhideのビジネスを続けていくのは「兄を忘れないでいてほしい」という身内の心からの願いと私には受け取れる。
で、こうして私のような人間も出てくるわけだし。やったかいがあったと思ってもらえればいいのだが。
それにしても頭ではわかってはいたけれど、文章で改めて読むとあまりにも「ご無体で殺生な死」だったようだ。
様々なプロジェクトを立ち上げ、人を集めるだけ集めて、それら全てが始まったばかり、企画途中である日突然いなくなった。
周りの人の唖然ぼー然ぶりは容易に想像できる。
第一発見者の恋人はその後どういう風に立ち直りどんな人生を歩んでいるんだろう?同じ女性としてとても気になる。
彼の死から一年後「hide spirits」というトリビュートアルバムが出された。
布袋寅泰、X,GLAY、LUNASEAなど錚々たる面々で、トリビュートアルバムとしては異例の売れ行きだったらしい。
それが偶然にも近所の古本屋にあった。状態は完璧。シールも残ってた。それで600円だったのでもう大喜び!!
またまた泣けた!布袋さんは歌っている途中で彼への呼びかけをしているし、ラストのYOSHIKIの「GOOD BYE」はお得意のピアノ&ストリングスで、泣ける演出になっているのだ。
確か「CELEBRATION」のきちんとした彼のヴォーカル版の音源はこれだけじゃなかったか?
特に良かったのは「清春」
この人歌うまい!すごくセクシーで声の張りもすごい。さすが元「黒夢」だけあるぞ。
で、敬意を表してこの人のスキンに変更しました♪
それにしてもこれとてもう10年も前のお話。
延々とエンドレステープのごとく、増えることのない楽曲とDVD映像を見るのみ。
この世にいないということはそういうことなんだな、と改めて空しく感じる今日この頃です。