
自分じゃない人に感情移入できる
映画「主人公は僕だった」 2007年アメリカ映画112分
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
監督 マーク・フォースター
出演者 ウィル・フェレル マギー・ギレンホール ダスティン・ホフマン 他
ハロルドは国税庁の職員。毎日真面目に生きてきた。
歯磨きの回数から朝バス停までの歩数を数え、計算に強く、日々変わらない毎日だった。
ところがある日、どこからかナレーションが聞こえてくるようになる。
それはどうやら自分を主人公とした小説のようだ。
しかも自分はこの先死ぬことになっている。
相談した文学専門の教授は「普段の自分がやらないようなことをやって好きに生きろ」とアドバイスする。
そして自分を主人公とした小説を書いている作家が判明。
会いに行くのだが…。
【ネタばれしてます注意】
思いがけず面白かった。
どんな映画なのかまったく知らずに観た。
普通にナレーション聞いてたら、いきなり主人公の男がナレーションに対して「誰だ?」などと言うもんだから驚いた(笑)
ああ、聞こえてるんだ~みたいな。
だから一瞬、昔観た映画を思い出したわ。
自分以外は全部エキストラで自分は普通に生活しているつもりだけど、実はすべてテレビ中継されているという話。タイトル忘れた。
ジム・キャリー主演だったな。
ああいう感じなのかな~と。
ちょっと違ったね。
まぁあり得ないSFファンタジーなんだけど面白い。
自分が主人公の小説が書かれていて、それは悲劇の結末を迎えると知る。
どうにかして死を免れようとするけど…という。
ダスティンホフマンがコーヒー好きの教授を演じててこれも良かった。
主人公のハロルドも堅物そうですんごく合ってた。
ただね~。
ダスティンホフマンが、この結末以外考えられないと言い切ってたけどさ~。
別にラストあれでもいいじゃんか。
後味悪いな~って思わずに済むから余計にあの方が良かったと思うわ。
スランプに悩む作家も良かったね。
確かに小説書いてる作家って、全能の神だからね。
すべてをつかさどり、登場人物の生殺与奪を握ってるわけだから。
フィクションだとわかってるからこそ、好きに殺してるわけで。
それが実在する人物だとして、それが愛すべき人物だとしたらやっぱり殺せないだろうなぁ。
当たり前っちゃー当たり前だよね。
なんかハロルドがすっごく好感持てたし、その友人も良かったし、教授も良かったし、作家もアシスタントも恋人も良かった。
ラストもめっちゃ良かった。
なんていうか観て良かったわ~って思えた。
この映画悪い人誰も出てこないねぇ。
だから観たあと気分がいい。
こういう映画が好きやわ。
思いがけず良い拾い物したわ。
ヒロインのパン屋さんどっかで観たと思ってたけど、バットマンのヒロインかな?
そない美人じゃないのに美人役する人やね(失礼な)
てことでまぁ観てすっきり優しい気持ちになれる映画でした。

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