嫌ミスと呼ばれるジャンルが確立されたね
大好きです!!!!!
読んだあと嫌な気持ちになるけど
心を揺さぶられるのが好き
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本「哀愁シンデレラ」 著者 秋吉 理香子

 

★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

児童福祉課で働く咲良。
母親は幼い頃に家を出ている。
祖父、父、妹と一緒に住んでいるが、すべての負担が咲良にかかっている状態。
妹の大学資金も稼がなくてはならないし、家事も行う咲良。
不幸の連鎖の中、偶然知り合った開業医の考太。
彼こそが私を幸せにしてくれる王子様だと確信する咲良だった。

 

 

哀愁シンデレラという映画がありまして。
その映画を元に書いた小説らしいです。
主人公たちの名前が違うくらいで、ほぼ内容は一緒なのかな。
映画も観る予定なのでまた違いについては書きたいと思います。

 

主人公の咲良は、ほんとあまりの不幸っぷりに自分だったとしても死にたくなるやろな…と思うくらい。
母親は咲良が幼い頃に、追いすがる咲良を振り切って家を出て行った。
それがトラウマとなり、自分は愛される価値がない…自己肯定感の低い女性となっている。
親友が赤ちゃんを産み幸せな家庭を築いていることで、自分も幸せになりたい…と願う。

 

これはわかるわ~。
親友が結婚し子供産んで…となるとそりゃ結婚願望でるよなぁ。
家では父親も妹も家事をまったくしようとしない。
仕事のあと疲れて帰ってきても食事の支度が待っている。
これはきつい。。。。
少しくらい手伝ってくれても…と思うのはめっちゃわかるわ。
たぶんうちの母親もそう思ってただろうな。
結婚してからわかる母親のありがたみ…。

咲良の望みは幸せな家庭を作ること。
それって平凡そうだけど簡単に手に入るものではないんだよね。
 

咲良が夕食の後片付けをしていると祖父が倒れてしまう。
慌てて病院に連れて行く途中、運転していた父が事故ってしまう。
父は飲酒をしていることを忘れてしまっていたのだ。
そこで咲良は自分が運転していたと警察に嘘をついてしまう。
ところが見物人がいたことですぐにばれる。

祖父が倒れ、父が事故り、そしてなんと家が火事に。
慌てた咲良が石油ストーブを倒してしまったからだった。
幸い全焼ではなかったため家を無くすことにはならなかった。
不幸続きのため慰めてもらおうとバンドマンの彼氏の家に向かうと浮気の真っ最中。
次の日仕事場に向かうと、事故現場で咲良が嘘をついている場面がネットに上げられていたために苦情が殺到していた。
自宅待機になる咲良。おそらく解雇処分に。

 

いや、どんだけ悲惨なの!!!!!
これはもう呪われているレベルの不幸やん。
家は燃えるわ仕事なくすわ、おじいちゃん倒れるわ彼氏浮気するわ。。。。
もう死にたい…と思ってしまっても誰も責められないくらいの不幸。

そんな時に偶然知り合ったのが開業医の孝太。
酔っぱらって危うく轢かれそうになっているところを咲良が助けたのだ。
実は孝太は、妻を交通事故で亡くし、小学生の娘をかかえて将来を悲観していた。
そんな時に知り合った咲良を気に入る孝太。
孝太を王子様のように感じる咲良。

二人は結婚する。
三人家族になり幸せになってめでたしめでたし…。

 

哀愁しんでれら2


じゃないのよこれが!!!!!

三人それぞれに抱えている問題や、性格、状況が歯車を狂わせていく。
些細なことだったりするんだけど、嘘や不満、苛立ち等々で少しずつ幸せが壊れていく。
いや、少しずつでもないか。
わりに一気に壊れたかも。

特に誰かがサイコパスとかじゃないんよ。
普通の人。
確かに孝太は、穏やかに見えても内側には結構短気だったり不満だったり抱えている男。
でもまぁそれも特別変な人ってわけでもない。
死んだ妻は浮気していたんだけど、まぁわからいでもない感じ程度にはちょっと問題ありな男性ではあるけどね。
小学生の娘は、好きな男の子がいるんだけど素直になれない性格。
しかも裏がありそうなクラスメートの女子が親切ぶってあれこれ口や手を出してくるもんだからどんどん変な方向へと向かってしまう。
少しの性格のゆがみや嘘からどんどん泥沼にはまっていく。

そしてそれぞれの鬱屈が爆発した時、幸せに見えた家族は崩壊する。
崩壊してそして…。
 

ここからはネタバレになるのであらすじは書かないでおきます。

ただね、途中までは良かったのよ。
急ごしらえの家族がすぐに崩壊するのもわかるし、それぞれが抱える不満もわかる。
理解できないほどではないんだよね。
三人ともちょっと歪んだ性格ではあるけども。
なので途中までは面白かった。
どうなるんやろ…って。

けどね、ラストが納得いかんのよね。。。
こんなんなるか???
これはもう全員サイコパスになってるやん。
ここまで壊れるやろか。
まぁ咲良が壊れてしまうのは少しわかるにしても、孝太はあかんやろ。
孝太がここまでぶっこわれるのは納得いかんかったな。

ただ意外なオチなのでびっくりさせられたのは面白かった。
ひょえーーーーこうなるのか!!!と。
あまりにぶっ飛んだラストなので好き嫌いわかれるかもしれんね。
映画でも小説でもとりあえず嫌ミス好きな方は観てみてください。
私も映画の方観てみます。
どこが違うのか楽しみ。。

 

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こういうクリーチャーもの大好き
しかも閉じ込められ系。
これもめっちゃ大好物
なので好きに決まってるドラマですわ
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ドラマ「SWEET HOME-俺と世界の絶望」  
SEASON1
2020年韓国ドラマ

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


出演者 ソン・ガン(ヒョンス) イ・ジヌク(サンウク) イ・シヨン(イギョン)他 

 

SEASON1 全10話 Netflix

ある日突然人間が怪物になり人々を襲う。
心に傷を負った少年ヒョンスが引っ越してきたマンションの住人も次々とクリーチャーになっていく。
残った人々と力を合わせて生き残ろうとするがヒョンスがクリーチャーになる前兆が…。

 

 

なかなかクリーチャーの造形が面白い。
どうやら人間の望み?に特化したクリーチャーになるっぽいが真相はわからず。
クリーチャーになる人とならない人もよくわからない。
突然鼻血が噴出し徐々に怪物に心を乗っ取られ身体が変化してしまう。
主人公の住むマンションだけでなく街中大混乱のよう。
そこらへんはあまり詳しくわからない。
ほぼマンションの中で起こる出来事を描く。

 

SWEETHOME2

このマンションがまた複雑な構造。
めっちゃ広い。
そして廃墟っぽいとこもある。
生き残った住民たちは一階にある売店、保育園で生活をする。
この住民たちがね~めっちゃみんな個性的。
リーダー格になるウニョクやその妹(血は繋がっていない)、そして体の中にクリーチャーが潜む主人公ヒョンス。
彼らのおかげで住民たちはなんとか生き残っている。


主人公ヒョンスは悲惨な過去を持つ。
学校では虐められ、交通事故で家族を失う。
自殺願望を持っている。
そんな彼がクリーチャーに??とほんと絶望しかない導入部。
けれど彼は必死にクリーチャーに抗い、人間との境目を生きる。
彼がいつ凶暴なクリーチャーになるかわからないため、住民たちは彼を閉じ込める。
けれど上の階に食料を取りにいかせたり欲しい品物を取ってこさせたりと都合の良いように使う。
ここ腹立つんよね。
普段は閉じ込めてるくせに怪我をしても修復してしまうヒョンスを怪物だらけの場所へ追いやる。
ヒョンスはなぜかそんな境遇にもかかわらず皆の指示に従う。
もともと彼は自殺願望があったし、今人々の役に立つことで必死にアイデンティティーを確立しているように思える。

クリーチャーに変身する人は心の中の欲望を解き放っている感じ。
なぜ人間を敵視し襲うのかはわからんけど。
元は軍が生物兵器の研究のため生み出したような感じだけどね。
SEASON1では詳しくはわからない。

マンションの住民の中に消防官である女性イギョンがいる。
彼女は強いし勇敢だしかっこいい。
のちに特殊部隊出身だとわかる。
銃の扱いにも慣れてるしね。

クリーチャーとの闘いもいいんだけど、それよりは人間模様がめっちゃ面白い。
生き残った人の中には自分勝手な奴もいるし、協力しようとする者もいる。
だんだん結束力が高まっていくのも最高。
もうね、仲間が次々と亡くなっていくのがたまらなかった。。

ヒョンスに淡い恋心を抱く女の子、いつも冷静沈着で判断を下す兄、妻を見下し蔑んできた夫、それに何十年も我慢してきた妻、父親が怪物になり残された幼い姉弟、エンジニアで両足が不自由な車いすのおじさん、元神父…もうねキャラがいいのよ。
非居住者でたまたまマンションにいたサンウク。
行方不明者を探す人なんだけどこの人がまたね~もう大好き。
やっぱりつらい過去を持ち人嫌いで、でも人を助ける。
最初はただのチンピラっぽいのかと思いきや…。
サンウクも重要人物の一人。
 

怪物の中にも人間に好意的なものも少数いる感じ。
ヒョンスも半分クリーチャーみたいだけどまだ自我を保っている。
このあたりの違いとかは理由はわからないけど、ヒョンスのように人間の理性を保ったままクリーチャーになる人間も出てくる。
軍がそれを研究したがってる…っぽいところでSEASON2へ。

いや~最初はただの怪物ものか~と思ってたけどさ、それぞれのキャラの過去とか言動とかほんとめっちゃ面白いんよ。
マンションの外は怪物がうろうろしているから出られない。
閉鎖空間でどうやって生き残っていくのか…。
次々と起こる問題に目が離せない。
はらはらどきどきするし、めっちゃグロイし、血はめっちゃ出るしホラーなんだけど人間模様に泣かされる。。


さて、次はシーズン2観ます。
これはホラー苦手な方でも面白いんちゃうかなぁ。
わからんけど。怖いかもしれんけど。
主人公のヒョンスもほんま可愛いし半クリーチャーになってもかっこいいし最高。
あんまり自分というものを持ってはいないけどね。
その分純粋で人に影響されやすい。
なのに完全なクリーチャーにはならない。
でも時々飲み込まれそうにもなる。
そういう危うさがもうたまらないね。
おすすめドラマ!!

 

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恋愛小説も大好き
ミステリーも好き
でも一番好きなのはホラー小説かも。。
映画は苦手なのにね
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本「孤独な夜の向こうに」 著者 シャロン・サラ


★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

幼い頃交通事故で母を亡くし、13歳のときには強盗に眼の前で父親を殺され、自らも首を切られて瀕死の重傷を負ったキャット。
不幸な人生を歩んだキャットの唯一の親友であるマーシャが妊娠した上行方不明に。
保釈中に逃げた被告を捕らえる仕事をしているキャットは長身で誰をも寄せ付けないのだが、同業者であるウィルソンの助けを借りて親友の行方を捜しはじめる。
そして嫌な予感は的中し、マーシャは殺されていた。
絶対に許さない!キャットは犯人を追い詰めることはできるのか。

 

 

なかなかサスペンスフルな展開。
まぁラスト近くちょっとありえんような偶然が気にかかるけど、
恋愛下手なキャットとウィルソンの恋愛の行方も気になる。
てことでこれは続くらしいです。
父親を殺した宿敵との対決がありそう。

ただの恋愛小説ではないのでそういうの嫌いな人にもいいかも。
ただいちゃいちゃするだけの恋愛小説も好きやけど(好きなんかよ)、こういう恋愛下手ななかなか進まない恋愛もいいねぇ。

シャロン・サラの小説はわりに全部おすすめです。

 

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恋愛映画でありヤクザ映画であり…
タイトル詐欺の筆頭映画と言っても良いよね
甘い初恋…を想像して観ないでね
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映画「初恋」 2019年日本115分PG12

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 三池 崇史
出演者 窪田正孝 大森南朋 染谷将太


天才ボクサーのレオは突然余命宣告を受ける。
自暴自棄になったレオはヤクザから逃げるモニカを助けることになる。
ヤクザと悪徳刑事、中国マフィアから追われる羽目に陥った二人。

 

 

タイトルと中身があまりに差がありびっくり。
窪田正孝ってやさぐれたボクサー役似合うなぁ。
レオが助けた少女モニカは覚せい剤中毒になっていた。
幻覚を見る彼女を支えるレオ。
強いボクサーのレオだったがKO負けしたことで医者から余命宣告されてしまう。
それで自棄になってヤクザから少女を助けてしまうんだけども。
ここら辺の展開もすごくうまいと思った。

そしてこの映画の良いところは時々コミカルになるとこ。
人を殺す場面ですらシュールで笑ってしまうくらい。
中国マフィアの女が高倉健のヤクザ映画を観て日本に来ている設定も好き。

絶妙に笑いを入れてくるのが面白い。
アクションと血とわりにグロかったりするけど根底には若い二人の逃避行があって、それを追うヤクザや刑事やマフィアのぐちゃぐちゃの戦いがある。
すんごい設定だけどきちんと筋は通ってるしヤクザもマフィアも悪徳刑事もキャラが良き。

銃はぶっ放すわ刀は振り回すわがんがん人が死ぬわヤクザ映画を彷彿させる展開。
でもなんかあまりにもぶっ飛びすぎてて面白いことこの上ないわ。
ホームセンターに逃げ込んだ二人を追って全員が集まり生活用品が並んだ空間で人がばんばん死んでいく。
元は少女が持っている覚せい剤を追ってのバトルなんだけど染谷将太の演技がコミカルでシリアスで最高だったな。
あ、あとベッキーも狂気をはらんだ役でぴったり似合ってた。
すごいなぁ、演技に圧倒されたわ。こういう役ができる人なんやね。
出所したばかりのヤクザがまた良いのよ。
かっこいい。
これだけむちゃくちゃしといてあのラストもまたすごいわ。
こういう映画であのラストは意外性があって好き。

覚せい剤は怖いってのもわかったし拾い物の映画でした。

 

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シリーズものって最初から読まないとあかんやろ?
そういう事もあってなかなか手が出せない
何冊も買わないとあかんし
よほど面白いとわかってないと難しい
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本「魔境の女王陛下」 著者 田中芳樹

 

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズ。
薬師寺涼子警視。
キャリア官僚で文武両道、才色兼備、絶世の美女、おまけに巨大企業のオーナー社長の娘。つまりどこをとっても完璧な女性。
警察官僚OBを大量に再就職させている企業でもあるため、上層部も涼子には頭が上がらない。
その涼子は連続殺人鬼を追ってシベリアの奥地へと出張する。
そこでは凶悪な陰謀が待ち構えていた。

 

 

 

 

実はこのシリーズ全く読んだことがなかった。
今回が初めて。
実家の父の本棚にあったものを、面白そうだと借りてきた。
まぁおそらく返さないんだけど。

シリーズものではあるけど、別に支障なく読めた。
涼子の紹介はしっかり最初の方でしてくれるしね。
多少、登場人物になじみがないので出てきたキャラがよくわからんことはあったかな。
それでも、こんな感じの関係なんだろうな…と推測できるためノープロブレム。

 

連続殺人鬼がロシアの奥地シベリアに潜伏しているとタレコミがあり、涼子警視は部下を伴い向かうことになる。
部下は泉田という男性。
年齢は涼子27歳より上だそうだ。
どうやら、涼子と両想いっぽいんだけど、涼子が憎まれ口をたたくせいか、泉田も同じような対応。
こりゃなかなか進展しないんだろうな…と勝手に憶測。

なんで連続殺人鬼がシベリアなんかに??と不思議だけれど、その理由は後半本人からしっかり明かされる。
まぁこれがなかなか壮大な計画なんだけど、どうやらこいつはただただ人を苦しめたい、その苦しむ姿を見たいだけの感じ。
たいそうな計画を口にはするけどね。

 

シベリアの奥地でなんとサーベルタイガーに襲われる一行。
こういうのが怪事件…とつく理由なのかな。
サーベルタイガーがいる理由も説明されるけど、いやいやちょっと無理があるんじゃないだろうか…。
いやまぁこの太古の虎が出現するおかげで魔境って感じになるから必要ではあるけども。

 

魔境の女王陛下

 

中古の装甲車で敵地に向かうんだけど、あっさり捕まる。
ある人に裏切られるから。
でも当然涼子は平然。
これから拷問され苦痛に満ちた死を迎えることになるというのに、平然。

え?めっちゃピンチなのに…。
なんらか助かる方法があるんだろうな。
と思いつつ、ちょっとどきどき。

 

魔境の女王陛下2

 

敵地に向かう途中にサーベルタイガーに襲われるけど、涼子が撃退。
めっちゃ強い!!
戦闘力はんぱない。
当然頭脳の方もすごいから、そこに気が付いてからは安心して読める感じ。
だって涼子=ヒロインは完全無欠だから。
何があっても負けるわけないから。

こういうの好き。
面白いし、負けないのがいいね。
よく、ヒーローなんだけどぼろぼろにやられるタイプあるでしょ?
ああいうのは実はあんまり好きじゃない。
できればやられずに、完璧に強くいてほしい。
なので、この小説は好み。

もともと田中芳樹さんは、アルスラーン戦記も好きだし創竜伝も好き。
男性だけど、女性の好みをわかってる方だな~と思う。
なのでこのシリーズも好きになるのは当たり前だったな。

途中で挟まれる日本の政治、政治家に対する辛辣な意見が面白かったな。
例えば、大震災があって膨大な予算が投入されるけど、被災者に渡されるのはそのほんの一部だけ。残りはわけのわからない基金に回され、その基金のトップに官僚がなる、とかね。
え?まぢ??
本当だとしたら、ほんとに政治家は腐ってるね。
まぁ当たらずとも遠からずだと思えるから哀しいわ。

もともと地盤が悪い、地震大国である日本に大量の原子力発電所を作る…その時点で日本は終わってるという意見にも大きくうなずいたわ。
大量に出てくる核廃棄物の処理、どうなってるんだろうか。
人間の手に負えない何万年も残り続ける放射能をどう考えてるのかな。
福島の例があっても、まだ原子力発電所は安全だと言い切るのも信じられないわ。
想定外とかいうけど、想定外のことが起こったらだめになるような施設ならあかんやろ。
と、私も常々思ってるので涼子の意見に溜飲が下がった。

 

完璧無敵のヒロイン、涼子の活躍するこのシリーズ、怪奇事件簿とついてるだけあって普通の事件では収まらない。
今回だとサーベルタイガーを復活させちゃってるし。
もう一冊このシリーズ持ってるので楽しみに読みたいと思います。
次はどんな怪物(人間も含めて)が出てくるのかわくわく。

あ、こんなに気に入ってるのになんで★が三つかというと。
窮地に陥った涼子がどうやって助かるのか…の理由がちょっとだけ安易すぎたのがね。
あれしか方法がないのはわかるけど。
もう少し前のシリーズから読んでキャラクター把握したらもっと面白いのかも。
気が向いたらこのシリーズ最初から読んでみたいと思います。

ライトノベルなのですんなり読めて、爽快な終わり方なので時間のない方におすすめ。

 

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バイオハザードの映画も色々あってややこしい
フルCGもあるしね。
観たのか観てないのか…
それが問題だ…
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映画「バイオハザードⅣアフターライフ」 
2010年イギリス・ドイツ・アメリカ映画97分PG12

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ポール・W・S・アンダーソン
出演者 ミラ・ジョボビッチ アリ・ラーター ショーン・ロバーツ

 

アンブレラ社によって全世界はゾンビだらけになった。
唯一Tウィルスに融合したDNAを持つアリスを研究するためアンブレラ社は執拗にアリスを追う。
アリスを大量にクローン化したが、オリジナルアリスに研究所を破壊され、アリスクローンとともに脱出したアリスはアンブレラ社を襲う。
東京地下に隠されたアンブレラ東京支部を襲ったアリス。
そこで最高幹部を殺そうとするが逃げられてしまう。
そして体内に残ったTウィルスを無効化されてしまい、数々の驚異的な能力を失い普通の人間となったアリス。
果たして生き残ることはできるのか?!

 

 

うわぁめちゃくちゃ面白かったんですけど!!!
アリスが人間化したのはちょっとがっかりやったけど、十分強いじゃないですか!
かっこよすぎるやろ。
クレアとかクリスとか、ゲーム版バイオに出てくる人たちも出てきてテンション上がるし!
水中潜るとか刑務所に立てこもった人々とかもうわくわくどきどき。
刑務所って立てこもるのにいいんちゃうかと常日頃考えてたからね(何を考えてるねん)。
問題は受刑者やけど、ああやって誰もいなくなってたら問題ないしね。
地下に武器庫あるとか都合よすぎるけど、これがまたいいわけよ。

それにアリスもクレアも強いしかっこよくて、映画観たあとは自分もなんか強くなった気がするくらい(幻想)。
なんか壁に向かって走っていって壁を蹴って一回転くらい軽く出来ちゃう感じ(やめたほうがいい)。

相変わらず登場人物ほとんど死んじゃうのが嫌だけど、最後〇〇は生きてたから良かった~。
女性がただただめそめそしてて逃げててっていうんじゃなくて、しっかり戦うのがもう最高やね。
銃をばんばん打ちまくって、戦う意思をなくさないし、どんくさい行動しないし、今までのバイオハザードの映画の中で、これが一番好きかも。
クリスも男前やったし。そない活躍しないけど。
全然怖くなかったのも良かった。
バイオ的にはあかんやろけど。
ゾンビ映画で怖くないって意味ねぇ!かもしれんけど、アクション映画やと思えばいいのだ。

アリスが超人化するのも良かったけど、そういうのなしでも強いってのがめちゃくちゃ良かったわ。
でも斧振り回すゾンビとかってバイオじゃなくて、なんだっけ、ほら霧のなかをうろうろするゲームあったやん、あの怖いやつ(サイレント・ヒルと判明)。
あれに出てきた気がするなぁ。
あと、Tウィルスを体内に仕込んだ幹部の動きはまんまマトリックスやしさ。
サングラスしてて長いコート着てるから、あのシーンだけ観たら絶対マトリックスと間違うわ。
もっとごっつい怪物に変身して…とか思ったら口から出てただけで終わったね。
まぁ結局生きてるみたいやけど。
あんなん、倒れたからってそのまま捨ててきたらあかんわ。
もっと頭ぐちゃぐちゃに破壊して、身体燃やしてこないと!!(残酷)
生き返るのわかってるやん。

あと、この映画ゾンビ走ってなかったか?
刑務所の中で逃げる時にさ。
あれはあかんのちゃうかな。バイオの中ではゾンビ走ったらあかんわ。
動きの素早いゾンビは変異したやつで、一般ゾンビは動きがにぶくないとあかん!(何様発言かはわからんが)
そこらへんごちゃごちゃになってたのがあかん。
しかしこんな気になるとこで終わったら続きも観ないとあかんねぇ。
今はお家で好きな映画観れるから幸せやわ。
怖いシーンはクッションで顔を隠して観るのが当たり前やからね。
アリスもクレアもかっこいいし、バイオ映画の中でこれが一番好きでしたわ、ってことで。

 

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小説読んでどきどきはらはらするのは
認知症にならずに済むのでは?と勝手に思ってる
脳の問題だから関係ないと知ってるけど
でもほら何も考えないとボケそうやん?
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本「心神喪失 上下」 著者 ジリアン・ホフマン


★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

マイアミで外科医である父親が妻と幼い子供三人を惨殺する事件が起こる。
女性検察官であるジュリアはこの事件の次席検察官となる。
残虐非道な事件であり犯人の父親は死刑求刑されると周囲が確信する中、弁護側から心神喪失の申し立てが出される。
犯人は統合失調症であり犯行時には心神喪失状態だったというのだ。
この犯人は頭脳明晰であり、病気を詐称していると主張する検察。
本当に精神障害なのかそれとも…。
そしてこの事件とともにジュリアの秘められた過去の扉が開かれる。

 

 

 

いや~怖いね。てか、これ日本でもよくあるよね。
犯行当時の精神状態によって無罪になるってこと。
この法律には吐き気を覚える。
病気だったら殺人してもかまわないわけ?
病気のせいで殺人したんやからしょうがないって?
確かに病気は本人のせいではないやろね。
でも殺人という行為はその時どんな精神状態であったとしても病気であったとしても許せない行為ちゃうの?
病気のせいって、じゃ殺された人はどうなるねん。
殺され損かいな。あほかっちゅーの。
 

しかしこの小説はそれだけでは終らないねんな。
検察官自身が…。それに殺人鬼が他にもいるような。
さて続きが楽しみだわ。

 

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高いところ好きやけど怖い
脚が震える
そしてこんな怖い思いするならいっそ飛び降りたろと思ってしまう
ずっと怖い状態ってのに耐えられない
飛び降りそうな自分が一番怖い
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映画「FALLフォール」 
2023年イギリス・アメリカ映画107分


★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


監督 スコット・マン
出演者 グレイス・キャロライン・カリー バージニア・ガードナー ジェフリー・ディーン・モーガン


山で夫を亡くしたベッキー。
毎日を失意の中で暮らしていた。
そんなベッキーを見かねて親友のハンターは取り壊される予定のテレビ塔に登ろうと提案する。
地上600Mの頂上に着いた二人だったが梯子が壊れ降りられなくなってしまう。
電波も届かない高所、身体を伸ばすこともできない場所でどうやって助かるのか。

 

 

 

ずっとぞわぞわ。
あんなとこ登ったらあかんって!
壊れかけてるんやし。
こんなとこに誘う友達って親友ちゃうし!
二人が登っている間ずっと文句言ってた私。

ずっと鉄塔の頂上だけのワンシチュエーション。
それなのに全然飽きさせない。
ちゃんと高いところだと主張あるし、どきどきはらはらするしすごいな。
 

スマホの電波が届かない、ドローン持ってる、お水の入っているリュックを落とす…等々色々な伏線が回収される気持ちよさ。

わりにしょっぱなで、あれ?助かる?と思わせておいて車回収のくだりは感動したわ。
なるほどな~こういう手があるのか~と。

ただただ高所に取り残されて怖がる二人…というだけではなく、二人の関係性も途中で変化するし少ない手持ちを使って様々な手段を試しどうやって助かるのか工夫するのが面白い。
そしてその手段が次々だめになっていくのもまたもうスリル満点で。
よくこれだけ思いつけるなぁ。
まぁちょっと都合が良い展開もあるにはあるけどそれはしょうがないかな、と。

 

高所恐怖症の人には高所ってだけで恐怖なんだけど、立っている場所が狭いとか二人が色々試す様子とか鳥とか他でも怖がらせてくる。

ただ、私は少しの違和感に気が付いてしまっててあまり驚かなかった個所があって。
これは本当ならそうだったのか!!とびっくりする箇所だと思うけど、一緒に観ていた旦那に、私はわかってたとどや顔できたのはまぁ良かった。

あとね、ウォーキングデッドに出てくるニーガン役の方がベッキーの心配性のお父さん。
見た目そのまんまニーガンだったので娘を心配する姿に違和感だったw

結局二人は助かるのかだめなのか…は映画観ていただくとして、これはなかなかおすすめ。
鉄塔に登るまでがちょっとだるいけどそのあとはもう背筋もお尻もぞわぞわもぞもぞするのは確実。

よくあの狭い範囲、登場人物二人だけであそこまで緊迫感溢れ飽きさせない展開にできたなと、それだけでも素晴らしいと思う。
孤立無援の状態でサバイバル…というのはありえても、まさか鉄塔の上とはね。
これもすごい思い付きやね。観れて良かった。


あとお水はどこに行くにしても持って行こうと決心したし、壊れかけの鉄塔にも絶対に一生登らないと心に誓いました。

 

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こういう理不尽系は好き
こういうのにはっきりした理由はいらんのかも
あってもいいけど(どっちやねん)
どきどきはらはらするのは好き
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本「無邪気な神々の無慈悲なたわむれ」 
著者 七尾 与史


★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)


辻村京子、正樹の夫婦には子供がいなかった。
そこで事故で両親を亡くした瑠偉を養子に迎えた。
家族になった一年の記念に家族旅行をすることに。
子供を神とあがめる土着信仰が根強い島を訪れる。
ところがその島では何かが起こっていた…。

 

 

帯に書かれた内容でほぼわかってしまうというね…。
この島の近くに隕石が落ちた直後の家族旅行。
この隕石が影響しているのかどうか、この島の子供たちの様子がおかしい。。
この島では子供を神と崇める信仰があったため、異常に子供の数が多い。
若い男女はこの島を出て行ってしまうため、残るのは大人とたくさんの子供たちとなる。

そんな島に家族旅行で訪れた辻村夫妻。
島に着いても旅館の人が迎えに来ない。
全く大人の姿を見ないのだ。
子供たちはやたら多く、あちこちで楽し気な声が聞こえる。
そして、様子を聞くため訪れた役所で凄惨な遺体を見つける夫妻。
そのあとナイフやバット、様々な武器を持った子供たちに追われることになる。

なんとか旅館へと戻った夫妻だったが、息子の姿がない。
島の子供たちに連れ去られたらしい。
息子を取り戻さないと!夫妻は子供たちに立ち向かう。

 

大人が子供を突然殺しまくる小説は読んだことあるな。
「地獄の世紀」だったっけな。。
子供が怪しい行動をする小説もあったな、海外のやつ。
あれは理由が宇宙人だった気がする。

今回、子供たちが大人を殺しまくるわけだけど、理由ははっきりしない。
隕石のせいか、近くの島にある怪しげな研究所のせいか。
確かに、夏の暑さと子供たちの不気味さ…なんかは伝わってきた。

はらはらするシーンもあったし、子供の残虐さとか、殺し方のグロさとかは良かった。
全体的にホラーちっくで良かったのは良かったんだけど…。

ラストは想像した通りになった。
ていうか、これは想像つくんちゃうかな。
これ以外ないやろ…というラスト。
 

今後、どうなっていくのか…は気にはなるけど、ラストがあまりにもそのまんまだったので残念。
あと、出てくる大人も自分勝手だし、全然感情移入できんかったな。
ちょっと、ん~なところもあって納得いかん部分も多々。
例えば、子供たちは無邪気な好奇心の元に遺体をもてあそんでるっぽい。
なのに、一人だけ毒で殺される女性がいる。
毒??そんな殺し方を子供がするかな??
殺しを楽しんでいるなら、よってたかって殺すやろ。。
あと、子供たちは笑い声は出すけどほぼしゃべらない。
それも違和感。おしゃべりなんちゃうかなぁ、子供って。
まぁ違和感つっても、大人を殺しまわってる子供なんだから普通と違っててもいいのかもしれん。
あとは、意味深に名前が出てくる生き神さまと呼ばれている少年。
登場してすぐ…。この子なんやったんや!!!!
めっちゃ意味深な感じやったのに!!
もうひとつは(多いな)、五年前に起こった通り魔殺人、いきなりおかしくなった男性が五人を殺害し自殺したらしい。これもつながりがわからない。
てことは今回墜落した隕石はなんの関係もないのかな…。
それを言いたくてその事件がある???
というように、私の理解力不足なんかもしれんけど、理解できない部分があったな。


まぁ読む前に帯で内容がすべてバレてるんだけど、でもそれをどう収拾つけるのか期待して読みました。
結構はらはらしたし夏の夜読むにはぴったりかも。

 

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シリーズものって面白いんだけどね
主人公絶対死なないやん?
その点でのどきどきはらはらはないよね
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映画「ボーン・スプレマシー」 
2004年アメリカ映画108分


★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)


監督 ポール・グリーングラス
出演者 マット・ディモン フランカ・ポテンテ ブライアン・コックス


ボーンは記憶を失った元CIA工作員。今は恋人と共にインドで暮らしている。ところが時々よみがえる記憶に悩まされていた。
そしてある日追手が…。
必死に逃げるボーンと恋人マリー。ところがマリーが銃弾に倒れてしまう。一体なぜ誰が何のためにボーンを執拗に追うのか。ボーンは自ら敵地に乗り込む。

 

 

いや~しょっぱなから驚いた。
Vol.1の恋人がそのまま恋人やんか!!
絶対別れると思ったのに!!
まぁ最初の方で死んじゃうからね、そのために必要かもしれんけどもさ。
記憶を失くしてても、ある重要な機密を知っている(と思われている)と狙われるかもしれんね。
殺したら安心みたいな。

 

ボーンスプレマシー

 

最初からあのおっさんは怪しいと思ってたわ。
あまりに調べるな調べるな言ってたもんな。あれは怪しい。
しかしボーンの優秀さにうっとりするね。
あれだけ大勢のCIA局員がいる中でもあっさりターゲットに近づくんやから。
ドライブテクニックもすごすぎるし。
でもあれやね、自分が逃げるためやったら、周囲の人間がいくら怪我しようがかまへんのやねぇ。
あれはちょっとどうなんやろか。

あとさ、ラストで以前自分が殺した相手の娘に逢いにいくやん?
あれもさ、ただの自己満足であってあの子はそれを知らされても何もできないし、「ああそうやったんや~良かった」ってなるかなぁ。
まぁ母親が父親を殺したなんてことを否定して貰えてよかったんかもしれんけどね。
それでも、俺が殺したとか言われたら、なんでや??と聞きたいやろし、復讐したくなるような気がするわ。
殺してごめんな、って言いまわる暗殺者ってのもどうかと思うし。
 

これ第三弾もあるみたいね?
まぁ観てみたいかも。
もうCIA相手に突っかかる理由もないわけやし、一体どうやってボーンを任務に巻き込むのかは気になる。
完璧な工作員という設定やから安心して観ていられるし。
どきどきはらはらして部屋じゅう歩き回らんで済むし。
この映画で初めてマット・ディモンをイケメン枠に入れてもいいかも…と思いましたわ。

てことで第三弾も観たいと思います。

 

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