昔だったらアンドロイドって言ってたけど
今はAI人形?になるのかな
こんなすごい人形はいつ開発されるのだろう
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「M3GAN ミーガン2.0」 2025年アメリカ映画122分

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ジェラルド・ジョンストン
出演者 アリソン・ウィリアムズ バイオレット・マッグロウ  他

 

AI人形であるミーガンが暴走し事件を起こしてから2年後。
ケイディは14歳になりジェマはAIを政府が監視すべきという本を書いていた。
そんな時ミーガンの技術を使った殺人兵器アンドロイド、アメリアが暴走し始める。
倒すためにミーガンを再度復活させなければならない。
対抗するためジェマはより強いミーガンを再び誕生させる。

 

 

 

これはホラーではなくてSFアクション映画やね。
ミーガンは死んだかに思われたけどちゃんと生きのびてジェマたちを見守っていた。
まぁ前作のラストでちょっと示唆されてたね。
家のあちこちにミーガンがいる。
今のデジタル社会だとそうなるよねぇ。
すべてが繋がっているし。
スマホ操作でなんでもできちゃうし。
すでにAIに支配されていると言っても過言じゃない。
…過言か…。

 

より強くなって復活したミーガン。
以前の事件のことは反省しておりもう大人になったという。
なかなか信用できないジェマ。
けれどAIアメリアにケイディを誘拐されミーガンを復活させることに。
アメリアは自分の意思、感情があるのかどうか…。

 

今回のミーガンはめちゃくちゃ魅力的。
秘密基地のようなものを作ってたのもいいね。
何があってもケイディを守りたい意思の表れだし。
アクションもダンスもパワーアップ。
前回よりもずっと可愛いし好きになってしまう。

 

ただストーリー的には前の方が良かったかもしれない。
あとホラー的な怖さも前の方が良かったかな。
今回はミーガンがやたら良い子なのでちょっと拍子抜けしちゃうもんな。
適役のアメリアはめちゃくちゃ綺麗だし人間ぽさがなくて素敵。
かっこいい。
強いし。

 

AIがこのまま進化し続けたら…いずれ問題は起きるのだろうな。
まったくの絵空事とも言えないかも。
人間が過信し続けたら手痛い反撃に遭うかもね。
 

前作はホラー、今回はアクションに振り切ってる感じで、ターミネーターを彷彿させるわ。
特にラスト近くは。

でも!ラストは好き!
前作とはまったくテイストが変わっていてこれはこれで面白かった。
あとパロディっぽいシーンがあってこれも面白かったな。

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

あまりに宗教色が強いと難しいわ
よくアメリカドラマでもあるけどさ
基本無宗教だからなぁ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

ドラマ「地獄が呼んでいる シーズン2」 
2024年韓国

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

監督 ヨン・サンホ
出演者  ミン・ヘジン(キム・ヒョンジュ) チョン・ジンス(キム・ソンチョル)他

 

全6話 Netflix

地獄からの使者により嬲り殺される=試演により死んだ女性が復活する。
そして新真理会の教祖であるジンスもまた復活を遂げていた。
そのことにより、新真理会、矢じり、国の争いが激化していく。


地獄が呼んでいる2

シーズン1ではなにも明かされないままに終わった。
そしてシーズン2では…。

とりあえず罪を犯したから殺されるわけではないとシーズン1では判明している。
子供の頃から悪事を働いたことのないジンスが20年前に宣告されていたからね。
結局大人になってからのジンスが悪いことを一切していないのかというと疑問だけどね。
人々を煽動した罪もあるし、なにより刑事の娘に罪を犯させてるから。
まぁそれでもね、一応罪を犯すと地獄行きとなるというのは犯罪を抑制することには役立ったらしいのでそれはいいのかな。

 

シーズン2では試練を受けた女性とジンスが復活する。
他の人はどうなんやろね。
それについては何も言及されていないし、この二人だけ(とも言えないんだけど)が復活した感じ。

女性は国と新真理会の権威を取り戻すために救世主として利用される。
ただね、この女性がちょっと普通の心理状態ではない感じ。
そりゃ地獄を経験したんだからしょうがないんだけど、一体どんな経験をしたのかは明かされていない。
その反面、カリスマだったジンスは、地獄に落ちたあともずっとつらい目に遭っていた。
この差はなんだろうか。
 

おまけにジンスは復活したあともずっと地獄の使者に苦しめられる。
ちょっとひどいな。思わず同情したわ。
なんでこんな人によって違うの?
あまりに可哀そうすぎて…。

あ、ジンス役の人はシーズン1から変更されている。
大人の事情で。
なのでちょっと最初は違和感あるけど、一応シーズン1のおさらいも新ジンスでやってくれてるので問題ないね。

 

宣告を受けた人々は罪人で地獄へ行くという新真理会。
それと同じ考えだけどもっと過激で神のかわりに人を殺してまわる矢じり。
今回は若者中心の矢じりが力を増していて収拾がつかなくなっている。
権威を取り戻したい政府。
罪なき人も宣告されると知っているヘジンが所属するソド。
この四つの組織がそれぞれ画策し争っている。

 

シーズン1でヘジンが助けた赤ちゃんは成長しソドの隠れ家でかくまわれている。
特に変わった特徴もなく超常能力がある感じもない。
復活した女性は人の死を見ることができる感じ。
同じく復活した教祖ジンスはただただ地獄の使者に苦しめられている。
なんか人によって色々でまだ全然真相が見えてこない。


ただシーズンが進むにつれて世界が壊れていくのは確か。
結局地獄の使者というのはただ世界を壊したいだけなのだろうか。
でもそれなら復活する人としない人、ずっと苦しむ人大丈夫な人とかさ一貫性がまったくないからもやもやする。
 

ここまで色々なことを詰め込んで収拾つくのだろうか。。
シーズン3は観るけどさ。
結局これはなんだったのか…みたいなので終わったらちょっとむかつくな。
ちゃんとある程度は理由とかなんらか説明あるといいな。

ただ、そういうの考えなくて観るのは結構面白いよ。
緊迫した状況も多いし、まぁしょっちゅう???とはなるけども。
ジンスが可哀そうすぎるシーズン2だったな…。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

お金大事よなぁ
そりゃ健康のほうが大事かもしれんけど
でもお金なかったら餓死するしかないやん
国が助けてくれたらええけどな
あんまり期待はできないしなぁ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「幸せのちから」 2007年アメリカ映画117分

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ガブリエル・ムッチーノ
出演者 ウイル・スミス ジェイデン・スミス他 

 

クリスガードナーは全財産はたいて買った骨密度を図る機械を売る仕事をしているのだがうまくいかない。
家賃も滞納しとうとう妻は出て行ってしまった。
5歳の息子を育てるため彼は証券会社のブローカーの研修を受けることに。
ところが半年の研修中は無給のうえ、社員として選ばれるのは20人の中からただ一人。
家から追い出され、必死に機械を売って手に入れたお金も税金ですべて持っていかれ無一文に。
息子をつれ、駅のトイレで寝たり、教会に泊まったりとホームレスの生活を送ることになってしまう。
幸せを手にいれるために必死に頑張るクリス。
彼と息子は幸せになれるのか?!

 

 

いや~もうね、観てて苦しくて悲しくて途中でやめようかと思ったわ。
5歳の息子が可愛くて、だから余計にホームレスの生活が可哀想で可哀想でたまらなかった。
もうやめて!と何度言いそうになったことか。
税金を取るのはやめろや!!と言いたい。
けど、ほんとどっからもお金は沸いて出てこないんだよね…。
働いても働いてもお金って貯まらない…。
 

なんか身につまされて息苦しくなったわ。
今は生活できてるけど、例えば毎日の食費も出せないくらいお金が無くなったとしたら。
どっからもお金なんて出てこない。誰もくれたりしない。
働くことの大事さも思い知ったし、働いてても出費がかさめばどうにもならないんだなって思い知らされたわ。
 

お金が無いってすっごく怖い。
トイレで子どもを寝させるなんてどれだけつらいことか。
でもお金が無いんだからしょうがない。。。
きついね。
これ実話なんだって。
ホームレスから億万長者になった人の実話。
すごいなぁ。幸せになるんだって一生懸命頑張ればかなうこともあるんだね。
諦めたらだめなんだってこと。
 

「誰かにムリだって言わせるな。ムリなんてない」と息子に言い聞かせるクリス。
その言葉通りに頑張ったんだねぇ。
入社が決まったとき泣けたわ~。
この可愛い男の子、ウィルスミスの実の子どもなんだって。
自分のためだけだったら頑張れなかっただろうね。
子どもがいるから、この子を幸せにしたいということが力になって頑張れたんだと思う。
出て行った母親がさ~。なんか嫌。
夫婦で頑張ればなんとかなることもあるのに。
どうしてだんなばっかりに責任を押し付けるんだろう。
二人で稼ぐ、二人で息子の面倒を見る、二人で家賃を払うということをしない理由がわからない。
家賃を払えない…これをだんなのせいにするのがなぁ。
無職で家でごろごろしてたらしょうがないけど。
頑張って売ろうとはしてるわけやし。
まぁ責めたくなる気持ちはわかるけどさ。
もっと必死で売ってこいや!とは思うけどさ。
仕事もしないでだらだらしてたら、そら私も離婚やわ。
けど一生懸命働いてくれてるならそれはしょうがない気がする。
元々売れない機械に投資したのが間違いだったわけでさ。
 

お金がないってわかってるだんなに息子を預けてしまうのも理解できない。
父親としての貴方を信じてるって言ってたけど。
夫としてのクリスは信じられなかったんやね。
でも家賃が払えてないんだから追い出されるのはわかってるわけやんか。
それなのに息子を置いて出ていくなんて信じられんけどなぁ。
 

あとね、もっと成功したときの話も観たかったな。
ラストはこうこうこうなりましたって説明書きだけなんだもん。
お金稼いで家に住めて、食べ物にも困らないでっていうとこまで観たかったかも。
 

しかし本当にこんな人がいるんやね。
ホームレスからなかなか成功できないと思うわ。
どん底から這い上がるだけでも大変やのに億万長者になるなんて。
息子やね。愛する子どもがいたからやね。
何もしないで幸せは掴めない、努力し、幸せになろうとしないとあかんね。
誰かに幸せにしてもらおうと思ってたら相手を責めるだけでいつまでたっても幸せにはなれない。
あと心に沁みた言葉が「お前が幸せなら俺も幸せなんだ」と息子に言うとこ。
本当にそうやわ。
娘が幸せそうに笑ってたり、今日は楽しかったとか言うだけでほんっとに幸せを感じることができる。
日々いらいらすることも多いけどさ、結局は娘さえ幸せでいてくれたら私も幸せなんだよねぇ。

ただね、お金だけが幸せじゃないとは思うけど、お金ってすんごい大事。
余裕があって初めて心の余裕も生まれる気がするもん。
てことは子どもとお金さえあれば幸せなのかも…と思ってしまった映画でした。
たぶん、そういう意図の映画じゃないと思うけど。

 

映画評論・レビューランキング
映画評論・レビューランキング ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

医療ミステリー好きやわ~
知らない病気を知ったりね
まぁ不安になるっちゃーなるかもしれん
病院や医師に対する不信感とか
読むのが良いのか悪いのか…
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

本「黒い研究室」 著者 霧村悠康

 

★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

不祥事が発覚し倒産した製薬会社の研究所の跡地から白骨が現れる。調べるうちにこの研究所には不可解な事が多いことがわかる。
ここの研究所員たちはみな製薬会社には所属していないようなのだ。
そして封鎖された研究室からは夥しい胎児の白骨が見つかる。
一体ここでどのような研究が行われていたのか。
そしてここで見つかった白骨死体と同じ殺傷方法で人が殺される連続殺人事件が起こる。
つながりはあるのか?

 

 


医大卒で医師免許を持つ刑事、乱風と大学病院の美人女医祥子を中心としたシリーズもの。
なかなか面白かったわ。
クローン人間だとか、癌細胞を叩き、正常な細胞に置き換える夢のような治療細胞だとか、実際にはムリだろうけど夢があったな。
しかも本当に開発されるんじゃないかというくらいリアル感があったし。

 

この方の医療ミステリーは好きやわ。
難しい箇所はあるけど読みやすいと思うしね。
なんだか殺人を軽く見ている部分が引っかかるけど、それでも親の立場からしたら共感できるところもあるし難しいね。
人類を救う研究をしているから殺人を犯しても罪に問われないのかというと違うと思うもん。
そこへんは乱風とかちょっと相容れないなぁ。
 

なんにしても面白かったですわ。
ラスト近く黒幕が誰か分かった時点から犯人の末期まではちょっとグロテスクかもねぇ。
ふさわしいといえばふさわしい最期ですが。

 

小説ランキング
小説ランキング ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

グロイけど面白い映画ってすすめにくいね
苦手な方も多いだろうし
でもなぁ面白いんよ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「ファイナル・デッドブラッド」 
2025年アメリカ映画109分R18+

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 アダム・スタイン ザック・リポフスキー
出演者 ケイトリン・サンタ・フアナ(ステファニー) テオ・ブリオネス(チャーリー)  他

 

「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第6作。
大学生のステファニーは祖母が昔回避したはずの事故を何度も繰り返し夢で見るようになる。
そして祖母から予知により大事故を逃れたがずっと死神に狙われていると聞かされる。
ステファニーの目の前で祖母が亡くなり今度はステファニーの家族が死の連鎖の中へと引きずり込まれることになる。
どうやって死を回避するか…ステファニーは運命に抗おうとする。

 

 

 

「ファイナル・デスティネーション」シリーズはどれかひとつ観たわ。
どれやったかわからんけど。
バスのやつかな。
予知により死を回避したと思っても結局死んでしまう…という話だった。
その死に方が結構えぐいんだよね。
 

今回もやっぱり死に方がいろいろあってすごかった。
どうやって死ぬのか…に焦点があてられるよね、この映画って。
そして危なそうなものがいちいちクローズアップされるわけよ。
庭でバーベキューしてても、グリルのガスだったり、氷に混ざった鋭利なガラスだったり、トランポリンのしたにある熊手とかね。
一体どれでどうやって死ぬのか…はらはらするわ。
そして意外と想像を少し外したような死に方をする。
観客を翻弄してる。

 

今回大学生のステファニーが死を逃れる方法を模索していくんだけど、その間も次々に家族が亡くなっていく。
この映画は結構グロイのでそういうの苦手な方は無理かも。
死に方がほんと普通じゃないのよ。
助かった?からのやっぱり…というのも今までのシリーズと一緒。
それでもめっちゃ面白かったな。
同じようなストーリーなんだけど目が離せない。

しょっぱなから不穏な雰囲気がもうマシマシでさ。
 

高いビルなんだけどみるからに危なそう。
床が透明なのは今もあるけどあんな薄いガラスで作るか?
絶対割れない強化ガラスのはずやんか。
それが結構あっさり割れたりめちゃくちゃビル自体が脆いねん。
あれは怖い。
一応工事が何か月も早く終ったというフラグはあったけどね。
手抜き工事なんやろな。
もう最初からどきどきで、こんなビル登ったらあかん!!とかどうなるかわかりきってるのにめっちゃはらはらしたわ。。
ビルが崩れるシーンもなかなかだった。
背筋がぞくぞくしたもん。

 

祖母がさ山にある家に閉じこもって死を回避してたんやけど、ちょっとそれは無理がある気がするわ。
家を燃やすこともできるからな、死神は。
いくら注意してたって寝てる間の事故もあるわけで。
外に出たら死ぬ…ってわけでもないはずやしな。
なんで今までずっと逃れられたのかわからんわ。
 

結構最後までほんと眼が離せない展開なので面白かった。
ただただ人が死んでいく映画なのにここまで面白くできるのが凄い。
前に観たのよりも面白かったわ。
不謹慎やけどね。
まぁグロイっちゃーグロイねんけど、結構ぐちゃってつぶれる系が多かったからそこまででもないかな。
苦手な人は無理かもやけど。
人が死ぬだけの映画だけどなかなか面白いよ。
おすすめはしにくいけど。

 

映画評論・レビューランキング
映画評論・レビューランキング ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

最近キャンプ動画ばっかりみてるわ
面白いのよねぇ。
テント泊もいいけどキャンピングカーもいい
…宝くじ当たったら買おう
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

本「キャンプをしたいだけなのに 雪中キャンプ編」 著者 山翠夏人

 

★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

二回もキャンプ中に殺人鬼に遭遇したナツ。
凝りもせずまたもや雪の中でのキャンプを計画する。
一組だけ同じ雪原にキャンプをするカップルがいたのだが。

 

 

今回もめっちゃ面白かった!
一気読み。
やっぱり読みやすいし展開が早くて途中でやめられない。

 

あれだけ怖い目に遭ってもソロキャンプをしたいナツ。
友人の美音が知り合いから紹介されたというキャンプ場に決める。
美音は心配で仕方がないのだが今回はスマホも繋がるし翌日の早朝には美音が迎えにくることになっていたからまぁ大丈夫かな…という感じ。
でももちろん普通にキャンプを楽しめるわけもなく…また事件に巻き込まれてしまうナツ。

 

今回はナツの子供時代の回想が挟まってくる。
ナツが今のようになった元凶がわかってくる。
両親から愛されず必要ともされず人に期待しない求めないという性格になったナツ。
ただ誰かの機嫌を窺ったり人の気持ちを推し量ったりしてこなかったため、小学生の時から我が道をいくナツ。
自分がやりたいことだけをやり、したくないことは絶対にしない。
そうやって学校でも孤立していったのだが、たった一人だけナツを慕ってくる同級生がいた。
そういった過去が今回の事件につながってくる。

 

ナツの友人となった女の子もまた家庭環境に恵まれない。
そしてそのことが人間形成にすごく影響を与えることになる。
なんかナツもこの子も可哀そうなんだけど結局自分を形作るのって自分自身なんだなぁと思わされたわ。
そりゃ周囲の環境とか親とかのせいでもあるんだけどさ。
それでもやっぱり自分自身がそうしたくてしてるというか。
うまくは言えないけど他責半分、自分半分っていうか。
同じように愛情に恵まれなかったのにナツはそのことで自分を強くしていった感があるし、反対に友人の女の子は自らを壊し変形させてしまった感じがする。

 

前回もそうだけどナツの強さに憧れてしまうわ。
絶対にあきらめないとこが素敵すぎる。
いざとなれば腕の一本くらいくれてやる、命とひきかえなら安いものだ…みたいなさ。
そういう判断とかとっさにはできないし、どうしても受け身になってしまうと思うわ。
まぁ襲われるという体験はそうそうないかもしれないけど。
今後はわからんしね。
売国奴ばかりの政治家のせいで日本は移民だらけの治安の悪い国になりかねないし。
襲われても決してあきらめず最後まで抵抗…いや…無理だわ…。
怖すぎるわ。

 

とにかく私もナツのような友達が欲しい。
人に媚びず、人の顔色を窺わず、我が道を行くナツ。
それでもほんとは情に厚いし自分の言動をちゃんと反省もするし大好きなキャラ。
今回殺人鬼とひとくくりにするにはつらい犯人なんだけど、ものすごく心に沁みる展開になる。
少女と少年のお話も素晴らしいし、キャンプ場の喫茶店での話も心を打つ。
最初のイメージと変わっていく人物も良いし、ラストも大好き。
 

前回のお話もだけど、はらはらどきどきさせて胸がほんわかする展開もあるし感動もする。
読んだあとにほっこりするんよね。
色々詰め込んだ宝箱みたいな小説。
 

これまた続きがあるんじゃないの?
あって欲しい。
あるだろう、きっと。
待ってます!!!
 

 

小説ランキング
小説ランキング ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

死後の世界ってあるのかな
あるといいな
天国へ行ける気はあまりしないけど…
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「フラットライナーズ」 1991年アメリカ映画117分

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ジョエル・シュマッカー
出演者 キーファー・サザーランド ジュリア・ロバーツ ケビン・ベーコン ウィリアム・ボールドウィン 他 

 

死後の世界を知るため、4人の医大生が行った実験。
電気ショックで一時的に心臓を止め、脳死状態を作り出す。
その後蘇生するというものだった。
その実験に3人が挑むのだが、蘇生されたあと、3人ともが過去の亡霊に悩まされることとなる。
果たして彼らの運命は…。

 

 

 


【まぁまぁネタバレしてます注意】


出演者が豪華やね!!
ジュリアロバーツ、キーファーサザーランド、ケヴィンベーコン、ウィリアムボールドウィン。
どれも主役級の人ばかり。
これだけでも見ごたえはあったねぇ。
 

しかしどきどきはらはらしたわ~。
なんちゅう怖い実験するねん。
死んだらどうするねん。
ただ一人だけまともな人がいたね。
危険だまともじゃない等々ほんとに同感やったわ。
無理やり死後の世界を観ようとするなんて無茶やわな。
 

死からよみがえった人はなぜみんな同じような話をするのか。
光のトンネルとか、幽体離脱とかね。
本当に死後の世界がありそこがパラダイスであるなら、死ぬのも怖くなくなるし、大切な人を亡くしてもその悲しみに耐えられるもんね。
でもそれを知るのは自分が死んだあとでもええわ。
とりあえずは信じたいように信じればいいと思うわ。
確かめたいと思うのもわかるけど、自分の体験だからと言ってそれを信じられるかどうかも怪しいと思うねんけどね。
 

脳死状態だったから考えたりはできなかった…っていうけど、それもわからんわけでね。
そういう体験談を数多く聞いていればそれをそのまんま見てしまうことはあるやろと思う。
死んだあとは自分が死んだあとに知ればいい。
自分が信じるってことは実はすっごく大事なんやろな。
宗教でもそうやけど、信じていれば救われるならそれでいいと思う。
他人がとやかく言っても、心は操作できないし、自分自身がどうしたいか何を信じたいか何を考えて生きるのかって、結局自分自身やからね。
人から言われて変わるようならそれは心の底から信じてはいなかったんかもしれんやん。
 

医大生やからこそ死後の世界に興味があるのもわかるけど、間違ったら友人が死ぬような実験するかなぁ。
まぁこれも絶大なる信頼がないとムリやね。
必ずこいつなら生き返らせてくれると信じ切ってるから死ねるわけやし。
そういう信頼を持ってるのはすごいと思ったな。
 

しかしラスト、えらい中途半端に終わったね。
なんかハッピーエンドみたいな雰囲気でさ。
いやいやいやいやいや違うやろ。
なんかみんな勝手に過去と決別して、罪の意識をなくしてるんやろけど、あの恋人と別れてしまった男は可哀想やん。
ま、今までの行為のせいで愛する人を失ってしまったんやから、反省し心を入れ替えるってことでいいんかもしれんけど。
 

しかし過去の罪に脅かされるって怖いねぇ。
自分のせいで相手を不幸にした…という思いは、自分が思ってる以上に罪悪感を生んでるんやろね。
簡単には消えないくらいの罪の意識。
自分勝手に負ってる罪の意識が彼らを苦しめてたんやけど、それでも自分の行為を悪いことだったと思ってるからこその意識やし、悪い事じゃないのかもね。
反省の心とか、罪の意識とかを持たなくなったらそれこそ終わりなんだろうし。
つまりあの人たちは全員、良い人たちだったんだろうな。
でも!あのラストはいかがなものか。
もう少しどうなったかとか、その後の4人の生活を見せてほしかったわ。
4人とも優秀な医師になりました…でもいいしさ。
あれは中途半端すぎ。
 

途中途中はホラーのようなテイストでしたが、これは心理サスペンスじゃないかな。
全然怖くなかったけど、はらはらはしたわ。
出演者が豪華なのと、どうなるのか!という期待感とはらはら感があったので★三つにしましたわ。
お話自体はまぁ普通かな…。
人は罪悪感から逃れることはできないので、あまり悪いことはしないようにしようと思いました、という感想で。

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

復讐って考えるとあかんとは思う
復讐しても幸せになれない気がする
けどね~
当事者にそんなこと言えないと思うわ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

ドラマ「ザ・グローリー~輝かしき復讐」 
2022年韓国

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

脚本 キム・ウンスク
出演者  ドンウン(ソン・ヘギョ) ヨジュン(イ・ドヒョン) ヨンジン(イム・ジヨン)他

 

全16話 Netflix

高校時代に壮絶ないじめに遭っていたドンウン。
体中にその傷あとが残っている。
高校を自主退学に追い込まれ数十年経ちようやくドンウンは彼らに復讐を開始する。


ザグローリー

高校時代の虐め…これはもういじめではなく完全なる傷害ですわ。
ヘアアイロンを押し当てられて身体中にやけどの跡が残っているて後遺症もある。
こんなの警察に逮捕してもらえばええねんレベル。
犯罪者やわ。
おまけにドンウンの前に虐められていた女生徒は屋上から飛び降り自殺していた。
自殺とされてるけど実は他殺ではないかとドンウンは疑っていてその証拠を探している。

数十年後いじめっ子の主犯格ヨンジンは大人になり人気キャスターとなっていた。
夫は会社社長、可愛い娘もいて幸せな生活を送っていた。
これを見たらそりゃ許せない!!と思うわ。
未だに身体の傷がうずくドンウンからしたらあり得ないわ。
そしてここからドンウンの復讐が静かに始まる。

 

ドンウンはヨンジンの周囲の人間を徐々に取り込みヨンジンを裏切るよう仕向けていく。
その過程で碁を通じ医師のヨジュンと知り合う。
碁もあとで復讐の手段のひとつになっていく。
ヨジュンはドンウンが気になるが人間関係を築くつもりのないドンウンは彼の前から姿を消す。
 

復讐の最中再びヨジュンと出会う。
そしてヨジュンは事情を知り彼女の復讐を手伝うと言い出します。

ここらなんかちょっとほっとしたわ。
孤独に復讐を企むドンウンに味方が増えるのは心強いから。
もう一人ヨンジンの家のお手伝いさんも味方になるのも良かったな。
ただしヨジュンは実は昔医師だった父を殺されていて殺人犯に対し殺意を抱いて生きていた。
彼もまた殺したいほど憎い相手がいたということやね。
だからこそドンウンの気持ちを理解でき味方になったんやろな。
まぁ好きだったからってのも大きいけどさ。

こうして少しずつ仲間を増やしつつ相手を追い詰めていくドンウン。
 

それもね~なかなか一筋縄ではいかんのよ~。
もうどきどきはらはらがずっと続くし相手のいじめっ子たちの悪者っぷりを見てドンウンを応援してしまう。
主犯格のヨンジンはもともと有力者の娘で都合の悪い事(いじめ等)はすべて隠ぺいしてきた過去を持つ。
それをどうやって暴いていくのか…。
ヨンジンの夫にも近づくドンウン。

ドンウンの実母もまた最悪な人物。
ほんまむかつくんよ~。
娘にとって毒にしかならない親。
観ててほんっとに腹立つしこんな親ならいらんわ!と思ってしまうくらい。

もうね、ドンウンがんばれがんばれとずっと応援したくなる。
復讐を遂げられるようにと願ってしまうねん。
なんかね、ドンウンは復讐だけを望んで生きているから楽しみとかを知らない。
ヨジュンの好意を感じていながらもその気持ちにこたえる術をもたない。
あくまで復讐をとげるため利用する姿勢を崩さない。
ここらへんもねほんと胸が痛くなる。
彼女だって恋をしたり笑ったり幸せになっていいのに…と思ってしまう。

復讐ってなにも生まない、忘れて幸せになればいいって外から見てると言えるけど当事者からすれば前に進めないからこそ復讐するわけでね。
そうしないと一生捕らわれて生きていくことになってしまう。
しかも相手はのほほんと幸せに暮らしていて全てを手に入れているわけやしね。
それを不幸にしたいと思ってしまうのも当たり前やし。
難しいよね。
ま今回は殺人を犯しているにも関わらず親の権力でないことにしてしまってるわけで、その罪を償わせるわけやから一概に復讐だけとも言えないし。
犯罪者が何もなかったように生きていく…のは違うもんね。
それに見事なまでに悪人やからどんどん追い詰められていくのを見ていい気味としか思えないねん。
彼女の立場が悪くなっていくと嬉しい。
この時の私は悪い顔してにやにやしてるんやろなぁと自分が怖いわ。
 

こういう場合どう生きるべきか…とか考えてしまうけど復讐のあとのドンウンの明るい顔を見るとようやく彼女は前に進めるんだ…とわかる。
ヨジュンの過去にも驚いたけど彼もまた過去に囚われて生きている。
ドンウンと知り合ったことで彼も前に進めるといいな。
これシーズン2はあるのかなぁ。
ないのかな。
あっても良い気がするわ。

とにかく復讐ものって面白いよね。
これ超おすすめです。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

 

医療従事者の方々には頭があがらないわ
病気になった時、入院した時
とにかくおられなかったらどうなることか
感謝しかない
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「フロントライン」 2025年日本映画129分 

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 岡根光才
出演者 小栗旬(結城) 松坂桃李(立松) 池松壮亮(真田) 他

 

2020年新型コロナウイルスの感染が確認された豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号。
乗客約3700名の中で次々と重傷者が現れる。
隔離された豪華客船の中で乗客全てを下船させるべく必死で戦い続ける医療者たちの姿を描く。

 

 


実話を基にオリジナル脚本で作られた映画。
まだ新型コロナウイルスの脅威は記憶に新しい。
確かに豪華客船のニュース見たわ。

まだ未知のウイルスだったコロナ。
治療法も不明だしましてやワクチンなんてなかった。
重症化する人も多かったし死亡する方も…。
当時は一年くらい在宅してたな。。。
著名人が次々亡くなったりして感染が本当に怖くて消毒薬やマスクが売り切れて高額転売されてたのも記憶に新しい。

 

日本で初めて感染が確認された豪華客船。
横浜に寄港し患者を診るために医療従事者が乗り込む。
患者を受け入れる病院は少なく、船内では陽性者と陰性者を隔離することも難しい。
乗客には部屋から出ないようにと通達される。
当然食事を配ったり世話をするクルーもいるし、下船の順番を決める人もいるし、治療にあたる医者や看護師もいる。
簡単には下船できないのもあるだろうけど、医療従事者なんかは感染の恐怖、そして世間の目にさらされながら必死で命を守ろうと戦い続ける。

そういえば医療従事者や、患者を受け入れた病院に対しての誹謗中傷もあったね。
ばい菌扱いされてた。
感謝すべきなのに外に出歩くな!みたいな。
治療にあたる本人だけじゃなくてその家族まで肩身の狭い想いしてたんだろうな。
彼らがいなかったら誰も治療を受けられないのにね。
この映画でも治療にあたる看護師や医者が差別を受ける。
看護師の子供が保育園に登園できなくなったり…。
未知のウイルスだし死亡者まで出てると自分の子供がもし感染したら…と怖がるのもわかる。
それでも医療従事者は自分の命を投げ出してまで治療してくれてるからね。
それがめちゃくちゃ心に刺さったわ。

 

厚労省の役人もさ、今回映画の中ではすっごく善人なのよ。
これ実話に基づいているわけだし本当に国民の命を最優先で考えてくれてた人がいるってことだよね。
これはなんか嬉しいわ。
まぁ美化されてるだろうし、厚労省のポジティブキャンペーンみたいなものもあるんだろうけど。
こういう官僚ばかりならな。
ていうか少数でも人の役に立ちたいと考えて省庁に就職するエリートがいてくれたら…。
少しは日本も救われるんだろうな。

現実にああやって未知のウイルスに感染した人たちを救ってくれた方たちが存在している。
そのことに感謝しかないし、人間も捨てたもんじゃないと信じられるね。
こういう映画もっと作って欲しいなぁ。
この時こんな人たちがいたんだよって。
実際私たちが目にするのはマスコミのニュースが多い。
偏向報道されていてもわからない。
まぁネットがあるから前よりかはマシだけど、ネットだって真実かどうか取捨選択しなきゃならない。
見ている部分だけが真実ではないし、少なくとも一つの情報だけで判断することはやめないとなと改めて思ったわ。

 

DMATという存在も初めて知ったわ。
報道されてたんだろうけど知らなかった。
こんな方たちがいるから日本に安心して住めるんじゃなかろうか。
感謝しかないです。
病院を提供してくれた方たち、治療にあたってくれた方たち、全てが良き映画でした。
そして最後に船を下りたのが船長だったというエピローグに涙したわ。
すごいなほんとに。感動。

 

にほんブログ村 映画ブログ 映画日記へ
にほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン

 

 

 

 

 

 

 

SF小説を久しぶりに読んだ
昔は大好きだったのでたくさん読んだけど
作家さんの知識によっても全然違うものになるね
ほんっとに面白い小説
人生の中でもベストに入るわ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

本「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」 
著者 アンディ・ウィアー

 

★★★★★ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

記憶を無くしたった一人で宇宙船の中で目を覚ました科学者であるグレース。
徐々に記憶を取り戻していくのだが、仲間の二人はすでに亡くなっていた。
一人で自分の使命を思い出しているときに他の宇宙船を見つける。
初めての異星人とのコンタクトに興奮し、それと徐々に交流を深めていく。

 

 

【めっちゃネタバレしてます未読の方は注意】

 

もうねそのファーストコンタクトがめちゃくちゃリアル。
これは読んでもらうほかないんだけど、実際に存在してるんちゃうかと思える。
生態とかも徐々にわかっていくんだけど、そこもね、もう凄いとしか言いようがなくて。
こんな異星人を詳しく語った小説ある?
ないと思うわ。
まるで見てきたかのように異星人の生態や行動、身体的特徴、生息する星の大気や重力等、そして彼らのコミュニケーション手段が説明されていく。
それが全部絵空事に思えないんよ。
ちゃんとどういう理由で彼らがそう進化してきたのか…まで説明されてて納得するもん。

 

その異星人もやっぱり自分の星がマクロファージにやられていて、解決策のために宇宙に来ていた。
その異星人とのまずは言語を解明するためにPCで翻訳できるものを作る。
もうこの辺もすごいとしか…。
当然こちらは酸素を必要とするけど、相手は違う。
コミュニケーションをとる手段も違う。
なにもかも違い、それを一から知っていく。
この作者さんの頭の中はどうなってるんやろか…。
もし本当に地球に異星人が来たら、この作者さんが交渉すればいいんちゃうやろか。

結果異星人とは相棒となり協力し合いそれぞれの自分たちの星を救う手段を解明すべく様々なことを行っていく。
それも、一つ成功すれば、一つ大きな問題が起こり、また解決したあとにはさらなる困難が襲ってくる…というジェットコースターに乗っているかのような気分にさせてくれる。
問題、解決、また問題、なんとか解決、更なる困難…とそりゃもう息継ぎもできないくらいの起伏っぷり。
それを彼らはお互いの知識や技術で補いあいながら考え行動し解決方法を導きだす。
とにかくあきらめない。
心が折れない。
そしてそんなときにもまだユーモアを忘れない。

 

主人公のグレースもそうだけど、相棒の異星人ロッキーもまたほんっとに素晴らしいキャラクター。
可愛いし愛すべき宇宙人なんよ。
二人を大好きになる。
とにかく平穏な日々がまったくなくて、次から次へと問題が起こり続ける。
だから読むのを止められない。
こんな最高のSF小説初めて読んだわ。
二人のキャラクターが最高だし、内容もわくわくどきどきはらはらだし、どういう頭脳してんのと思うくらいの科学知識が連なっていくし。
小難しいこと書かれてるけど、決してとっつきにくい説明ではないねん。
なんとな~くおぼろげにも理解できるように書かれてる。
だから退屈しない。

 

二人(?)はそれぞれのふるさとである星を救えるのか?!
もうラストまで興奮のるつぼだし、最高だし、友情に涙を抑えられないし、これ読まなかったら損すると断言できるほど面白かった。
どうかSF嫌いの方も理系苦手な方も読んでみて欲しい。
私は映画化を楽しみに待つわ。
どんな感じになるのかな。
どうかこの全編通してのユーモアは残っていますように。

どんな苦難も諦めずとことん考え突き詰めれば解決できないことなんてない!ということを教えてもらいました。
今年度読んだ本の中で不動の一位かもしれない。
感動と笑いと涙とどきどきはらはらわくわくをたくさん貰った。

 

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村 ←ポチって頂けるとめっちゃ嬉しいです

 

ダウンイベントごとの商品紹介してます。見に来てねダウン