本屋大賞受賞!
滋賀が舞台の小説で受賞されたのが嬉しい
出てくる地名が全て既知の場所
それだけでも楽しい
そして主人公が魅力的すぎる
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「成瀬は信じた道をいく」 著者 宮島 未奈

 

★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

滋賀県大津市膳所に住む京大生成瀬あかり。
郷土を愛し宣伝するためびわ湖観光大使になる。
今日も色々な人々に知らぬ間に影響を与える成瀬。

 

 


成瀬は京都大学に通う女子大生。
一風変わった性格をしているのだがいつのまにか周囲を巻き込み人々の人生を少しだけ変えていく。

第二弾の今回のお話のほうが好き!!
第一弾も良かったけども。
 

成瀬オタクの小学生、成瀬を心配する父親、びわ湖観光大使になるべく生きてきた女性、クレーマーの主婦、そして驚きのラストのお話。
どれも全て本当に面白くて夢中で読んでしまった。
滋賀に住んでいる私にとって出てくる場所がなじみ深いので楽しくて仕方ない。

今回のお話はどれも好きだけどクレームを止められない主婦は良かったなぁ。
これはおかしい…と思うことを言わずにはいられない主婦。
確かに外から見ればただのクレーマーでうっとおしくてうざい存在(そこまで言わんでも)。
でも成瀬にかかると、他の誰も気が付かない視点でそれをお店側に気付かせてくれるとても大切な存在となる。
クレームを言う自分に嫌悪感を持っていた主婦だけど、成瀬と出会うことにより世間を少し良い方向に変える役になっているのかも…と思えるようになる。
誰も言わなければ何も変わらないのは確か。
自分が短所だと思っている部分も視方を変えれば長所になりうる場合もあるんだよなぁ。

 

成瀬は信じた道をいく2

 

成瀬は自分の思うとおりに生きているだけなのに、成瀬と知り合う人間に少しの影響を気づきを与える。
彼女の生き方は少し難しくなかなか実践できないのだけど、もう少し楽に自分がやりたいと思うことを大事にしてもいいのかもしれんと思わせてくれる。
色々な条件を勝手に先に想像し新しい場所へと歩き出すことを怖がってしまう。
こんなことしたら恥ずかしい、誰かに知られたらいや、どうせ無理だし、等々自分で線引きをしてしまうことは多い。

成瀬はそんな自分に、ん?別に良くない?自分の人生なんだし、と教えてくれる。
 

小説を読んでいても、成瀬は次にどんなことをするのだろうとわくわくしてしまう。
かと言ってそこまで常識から逸脱しているわけではない。
破天荒ではあるけど、決して変なことをしているわけでもない。
でも成瀬の言動はやっぱり見ていて楽しくて自分だったらやらないだろうなぁというようなことをやってくれる。
最初からそんなん無理に決まってるという考えに凝り固まった自分を、やってみないとわからんやん、に変えてくれるのが成瀬。
ダメならダメでいいし、とりあえず思ったことはやってみようか…というほんの少し人生が楽しく思えるような生き方。
夢を持たなきゃだめ!とか、こうしなきゃだめという固定観念が成瀬にはない。
あ、無理かな~と思ったらそこで方向転換してもいい。
ただ自分が興味を持ったもの、好きなものを真ん中に置いて行動しているだけ。
これが難しいんだけどね。

 

成瀬も素敵だけど、周囲の人たちも本当に魅力的なのがいい。
幼馴染の島崎、成瀬ガチ勢の小学生、クレーマー主婦、その旦那、成瀬の父母、観光大使の相方、全員良い人。
成瀬の影響を受けて少し良い方向へと進んでいく。

やりたいようにやればいいよ、やらない理由はないよね?と成瀬に背中を押される人は多そう。
できれば続編読みたいなぁ。
成瀬が大人になったら就職はどうするんだろうって興味深いし。
恋愛は?とか。
とにかく成瀬が大好きになる。
実際に成瀬がいたら私は友達にはならないんだろうなぁ…。
なんせ常識と言われるものとか周囲の目とかを気にする私だし。
考えてみたらその常識ってあくまで私の中の常識であって、他の人はまた違った常識の中で生きてるだろうにね。

早く続きが読みたいです。
楽しみにしてます!

 

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観て良かった~と思う映画ってほんと拾い物。
期待しないで観たら、あら、意外と…というのがある
だから好き嫌いしないで色々観ないとね
中国映画って初めて観たんかな?
良かった!おすすめ!
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「素晴らしき眺め」 2022年106分中国映画

 

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ウエン・ムーイエ
出演者 ジャクソン・イー ティアン・ユー

 

青年ハオは病気の妹と二人暮らし。
父親は家族を捨てて逃げ、母親は病気で亡くなった。
6歳の妹は心臓に病気を抱えていて手術をしなければ助からない。
貧しい暮らしの中で何とかお金を工面しようとするハオ。
そして再生スマホに少ない財産を全て賭けるのだが、当局が違法取り締まりを強化し、どこにも売れなくなってしまう。
借金と品質不良のスマホを大量に抱えたハオは…。

素晴らしき眺め

【結末ネタバレしてます注意】

 

中国の貧困層の生活。
家賃を払うにも苦労しているハオは妹と二人暮らし。
スマホの修理を請け負いなんとか生活を送っている。
母親を病気で亡くし、大学を中退、働いて妹を養っている。
もうここらへんでなんていじらしい兄ちゃんなんや…と。
そして妹タンタンの可愛さ。
くりんくりんのお目目、貧しい生活にも黙って耐えているいじらしさ。
おばちゃんがご飯作ってあげよか?と言いたくなるわ。

 

なんかさ、日本も同じだけど一度貧困層に落ちるとそこから這い上がることは難しい。
貧しい者は貧しいまま、お金持ちはお金持ちのまま。
この現実の厳しさを突き付けられたわ。
ハオは才能あふれる青年なんだろうな。頭が良くて。
でも妹の手術代を稼ぐためには普通に働いていては大金は手に入らない。
そこで品質不良のスマホを大量に買い取り再生スマホとして売ることにする。
けれど、当局が取り締まりを強化したために不良在庫を大量に抱え借金も抱えどうしようもない状態に…。
そこでハオが考えたのは…。

 

妹の命のために必死なハオ。
そしてそんな彼を手助けをする人たち。
この仲間がいいんだよな~。
老人ホームの職員、車いすの老人、耳が悪い女性、ゲームで身を崩した男達、ボクサー崩れの男。
彼らは社会から見捨てられたような人たち。
でもハオをなんとか手伝おうと頑張る。

ハオも上手くいきそうになるとなんらか不遇な目に遭う。
ここがね~。もう胸が痛い。
そのたび妹の可憐さ、仲間の温かさに救われる。

いや、確かに話はありがちだし、うまく行き過ぎなんやけどね。
だって素人たちが直したスマホが品質検査通るとはちょっと思えないし。。
修理する工場もほこりまみれだったり、自室の部屋だったり。
まぁそういううまく行き過ぎ感はあるにしてもさ、このサクセスストーリーは胸がすっきりするのよ。

誰も不幸にならない。
ハッピーエンド。
心が温かくなるエンド。
必死に頑張れば幸せになれる…という安直なお話ではあるけれど、それでも応援してしまうし結末に嬉しくなるし観て良かったってなる。

 

あまり期待せずに観たせいかな。
これはなかなか拾い物の映画でした。
中国でもこういうハートウォーミングな映画作るんやねぇ(偏見)。

富裕層と貧困層。
本来なら社会主義の世界ではみんな平等のはず。
でも平等じゃないことはみんな知ってる。
北朝鮮でも貧富の差は歴然。
そして、当然日本やアメリカでも貧富の差が…。

普通ではありえないとわかってはいるけど、夢を見させてくれる映画はやっぱりいいね。
主人公の兄も妹もほんっとに可愛くていじらしくて応援したくなる。
こないうまく行くかいな…と醒めた目で観ずに温かい心で観て欲しいわ。

 

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色々考えさせられたなぁ
親としてあるべき姿ってなんだろう。
どうしてやれば子供に良いのだろう。
未だに私にはわかっていない
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本「母という呪縛 娘という牢獄」 著者 齊藤 彩

 

★★☆☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

滋賀県琵琶湖畔で女性のバラバラ死体が発見される。
犯人は実の娘だった。
どうして彼女は実母を殺害するに至ったのか…。

 

 

犯人である娘は母の意向により医学部を受験9浪もすることになる。
もともと優秀であった彼女だが、医学部に興味が持てず浪人することになった。
看護学科に進みたいという希望も母の助産師じゃないと許さないという意向により医学部を受験させられる。
9浪後ようやく受かった看護学科で看護師への道が開けたのに母はやっぱり許さなかった。

 

私にも娘が一人いる。
しかも優秀(自分で言うけど許して)なので他人事とは思えなかった。
うちの娘も大学進学への意欲は低く、やりたいこともなく勉強も嫌いだった。
それでも県下一の進学校に通学してたし周囲はみんな大学進学が当たり前だったので、自分も大学へは行かなくてはいけないと思っていた…ように思う。

それでも意欲はなかったのでどこでもいい行ける大学で…といった具合で塾も高2で辞めてしまった。
焦った私たち夫婦はなんとか彼女が行ける大学を探し右往左往した。
 

結局頭は良かったので国立大学に受かり希望してはいない学部(そもそも本人には希望がない)に合格。
共通テスト前も勉強せず、親が買った参考書も一切開かずにいた娘は親の不安をモノともせず国立に受かった。
たまたま娘は優秀だったおかげでそうなったけど、それまでに私は禿げるほど心配した。
塾は辞めるし家で勉強もしないし模試はすべてD判定だしでいける大学などない…と思い込んでた。
周囲はすべて国公立志望だったので共通テストを受けない選択肢はなかったため、滑り止めの私立大学を何校も受けさせた。
本人は受験に興味がなかったため親が全て準備した(この時点でモンスター親だと自覚あり)。
そもそも娘の学力を信用していなかった。
模試でDやC判定だったので受かると思ってなかった。

国立大学に受かったから良かったものの、全ての大学に落ちていたら…。
 

まぁいくらなんでも9浪はさせないけどこの本と似たような感じになってたかも。
つまりやる気のない娘を親の希望の大学を受験させる…この一点だけでも一緒。
勉強をしない娘を信頼せずにどの大学も落ちると思い込んでた。

この本は実際の事件を取材し拘置されている娘にも手記を依頼し書かれている。
なのでおそらく娘の気持ち行動等はこのまんまなのだろう。
ただ母は殺されているので実際の想いはわからない。
全て娘側の感じ方である。

この本を読んでいる限り母は明らかに病んでいるように思える。
頑なに娘を助産師にと、それ以外の選択肢を認めない。
最初は娘の将来を想ってのことだと思うけど、それがだんだん執着となり自分自身のためになっていた気がする。
 

私だって考えてみれば娘の将来のため大学には行かないと…という考えに固執していた。
大学行かなくても将来の選択肢はあるのに絶対に行かせる!行かせなければならない!と思ってた。
そのことがきっと娘を苦しめていたんだろうな。
だから勉強嫌いになったし塾も辞めてしまった。
思えば中学の頃から塾が嫌いで行きたくないと泣いていたのに、行かなければ勉強についていけないよと無理強いしていた。

 

母という呪縛娘という牢獄2
 

この母親となんの違いがあるのか。いや、ほぼ同じやん。
娘と対話することが難しかった。
気持ちを話してくれることがほぼほぼなかった。これは今でもそう。
そうさせたのは私なんだろうな。
親には本当の気持ちを言えなくなったんだろう。
いつから?…私にはわからない。これが問題なんだろうな。
今も親に対する感謝はないみたい。
感謝を強要するつもりはないけど、感謝がないのは他にも生きずらいことが起こる気がする。
できれば色んな事に感謝の気持ちを持って欲しいのだけれど。
娘への接し方を間違ってしまったと思う私と、この本の母親とは共通する部分がある。
それが怖い。
読んでいてそれが一番怖かった。

読んでいるとこの母親は鬼だな、もっと娘の気持ちを尊重すればいいのに…と思う。
けれど顧みてみれば自分も似たようなことをしてきた。
だから怖かった。
読んでいて娘をどれほど追い詰め苦しめてきたのだろうかと怖くなった。
決して娘から殺されることを恐れているのではなく、そこまで追い詰めることもありうるのだということが怖い。
娘をそこまで傷つけ苦しめ思いつめさせ自分の味方はどこにもいないと孤立させることが怖いと思った。

親は無条件に味方だと思って欲しい。
どんな時も後ろで見守っているから安心して外の世界へ飛び出し好きに楽しく幸せに生きて欲しい。
そう感じさせられたら…。
そう思うのに、接し方を間違えたのかもしれない。
親を味方だとは思っていない気がする。
いざという時にお金をだしてくれる、自分の望むことをしてくれる、生活の世話をしてくれる、それだけの存在になってしまった気がする。

いくら反省しても一度掛け違えたらなかなか修正できないのかもなぁ。
 

この本の娘は母親を手にかけるしかないほど追い詰められた。
ラスト近くには自分の味方は存在している…と知り母を殺めたことを反省しているように見える。
もっと他に相談できれば結末は違っていたのかもしれないと。

 

これは親としてあるべき姿を再度考えさせれるノンフィクションだ。
自分は子供の味方でいれているのか、子供は自分の現身ではなく一人の別の人間であることを深く認識しなければと思う。
自分の望むとおりに子供は動かないし、動かなくても良いのだと思う。
どうしても親は将来を心配してしまうけれど、それも自分で判断し、助けを求められたら答えればいいのだと思う。
自分からやらないからと全て手出ししてきた私には胸に痛い本だった。

子供を信頼し、あえて自分で判断させることが重要だったのだろうな。
当然だけど子育てに失敗したと親が思うこともまた娘を傷つけるのだし。
自分は失敗作なのだと思ってしまうと自己肯定感が低くなってしまう。
私の娘は自己肯定感が低い気がする。
自信を持つために色々やってるけど、結局また自分なんて…と凹んでしまうことがある。
 

とりあえずこの母も娘を愛してはいたんだろう…。
その愛は、自己愛と重ねられてしまい娘を追い詰めてしまったけれど。

親になるといういことはなんて難しいことなんだろう。
子供をただ愛し、大事に思い、幸せに生きていってほしいと願う…それだけなのにね。

 

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舞台ってハマると大変。
どれも観たくなる。やっぱり生で観るお芝居ってすごい
チケットも取れないし値段も高いし。。。
それでも推し舞台は絶対観るぞ!!
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舞台「桃源暗鬼」 2024年2月

 

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

原作 漆原侑来 週刊少年チャンピオン連載「桃源暗鬼」

脚本・演出 松崎史也

出演 一ノ瀬四季 阿部顕嵐
無駄野無人 立花裕大
皇后崎迅 高橋怜也
遊摺部従児 廣野凌大 他

東京 天王洲銀河劇場 

大阪 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

鬼と桃太郎の末裔たちは現代までずっと戦い続けていた。

父が桃太郎機関に殺され自分が鬼の末裔であると知った一ノ瀬四季。

彼は鬼の血を操るために無駄野無人に誘われ鬼の学園へと入学する。

そこには他にも鬼の血を引いたものたちが集まっていた。

舞台桃源暗記

 

この舞台があると知ってから桃源暗鬼の原作漫画を読んだ。

ふむふむ血を操って桃太郎と戦うのね、鬼側が主人公だからどうしても鬼に感情移入しちゃうよなぁ。

途中まで読んで大体のあらすじを掴んだうえで舞台鑑賞。

一体どうやってあの血の武器を舞台上で表現するのかと興味津々。

いや~すごいね。映像と実際の小道具でうまく表現してた。

なんつーか最近は舞台も色々な表現方法があるね。

 

主人公が鬼側なのでどうしても正義が鬼にあるような気がしてしまうんだけど、ストーリーがすすむにつれて徐々に感情が揺れ動くように。

それぞれの正義がある。

桃太郎側には桃太郎側の鬼側には鬼側の。

それぞれ長い戦いの間に両親を殺されたり大事な人を殺されたりして相手側に対し復讐の念を抱くようになる。

相手をせん滅せねばならないというその一心で戦く双方。

 

なんとかならんもんかと考えながら観てたけどさ、これ難しいよね。

鬼は血が暴走すると理性が吹き飛び人間をやみくもに殺してしまう。

それを止めるためには鬼に同情せず全て皆殺しにしなければ…と桃太郎側は考える。

鬼は平和に暮らしたいのだけれど桃太郎が襲ってくるから対峙しなければいけない。

じゃないと殺されるからね。

これはもうほんと平和への道ってなかなか考えられないよね。

鬼の血をしっかり平定できればいいんだろうけど。

信用できないよね、そりゃ。

人間を無差別に殺してしまう可能性がある限り鬼は殺さなければならない、桃太郎機関はあくまで人間側なんよね。
なら桃太郎側に引き寄せられるかといえばやっぱり鬼側に同情してしまう。
見る側によって正義は変わってくる。
どちらが正しいか…それぞれが自分の正義を元に相手を殺す。
なんか哀しい気持ちが…。

 

と色々考えさせられる内容なんだけど、それにつけてもそれぞれの役者さん、まるであてがきなのかと思うほどキャラにぴったり。

特に!!推しの立花裕大!

これが無駄野無人にもうもうもうそのまんまなのよ。
二次元から出てきたそのまんま。

無表情で強くて無駄を嫌うために常にローラーブレードで移動。
あの狭い舞台でローラーブレードて!

よほどの運動神経、体幹じゃないと無理じゃない?
それを軽々とこなす推し。
しかも動きながらセリフや殺陣をやる。

天才か!!

立花裕大はアイスホッケー経験者なのでもともとスケートは得意。
でもローラーブレードとは全然違うのでやっぱり練習したらしい。
いや、短期間であれだけ滑れるものなの?

その動きにもううっとりしたわ。
お顔も当然顔面国宝だけあって無駄野先生そのまんまだし。

普段、わりに明るいキャラが多いし本人もくしゃくしゃの笑顔で笑う人。
それが舞台でずっとずっと無表情はきつかっただろうな。
しかも隣で廣野が笑わせよう笑わせようとしてくるし。

カテコでようやく笑顔観れるけどそれもにやり程度だし。
役柄に入ってるんやねぇ。

 

まぁ推しは最高だとしても主人公役の阿部顕嵐!
すごかった。結構熱い役なので感情爆発させるシーンが多かった。
のどがつぶれるんじゃないかと心配になるほど。

なんかぴったりだったなぁ、一ノ瀬四季に。
単純だけど熱くて情に厚い男。
似合ってた。

他にも女性キャラもみんな合ってたなぁ。
俳優さんてすごいね。

ストーリーも動きも舞台上の表現も飽きさせないし、観た後も考えさせられるし面白い舞台だった。

推しが出てなくても観たくなる感じ。

映画になってもいいよね、これ。
大阪で観劇できたのもすんごく嬉しかった。
やっぱり東京だけってのが多いから。
関西に住んでると遠征代だけで3公演分はかかるもんなぁ。
東京に住みたい。

 

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ホラー大好き
映画はちょっと苦手かもだけど小説なら!
わくわくはらはらどきどきが最高
クーンツなんて怖いだけじゃないからね
字で読むとそんなに怖くないよ!(自分比)
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本「このホラーがすごい!2024年版」 
著者 このミス編集部編

 

★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

ホラーのプロが選ぶ本当に怖い傑作ベスト20
人気作家13人に聞いた「私の怖い話」
雨穴×梨×背筋三人による対談
スティーヴン・キングを語りつくせ
等々ホラー小説にまつわる色々なお話やランキング特集

 

 

面白かった~。
読みたい本がめちゃくちゃ増えた。
知らない本もあればすでに読了済の本も。
何より大好きなキングの「異能機関」がランクインしているのが嬉しかったな。
まだ読んでなくて積読になってるけども。
絶対面白いに決まってるからね。

 

昨今話題のモキュメンタリー・ホラーというジャンルの新進気鋭の作家さんたちの対談も面白かった。
「近畿地方のある場所について」とかめっちゃ面白かったし、雨穴さんのYouTube大好き。
梨さんを知らなかったので著作について調べなきゃ。
リアルにより近い感じのモキュメンタリーは好き。
本当に怖くなるもん。
それに比べたらまだこれは創作だとはっきりしてるホラー小説は…いや、やっぱり怖いな。
どっちも怖いのには違いない。

私が好きなのは結構怪物ものとかゾンビとか人間対人間じゃないものなんだけど、じわじわ怪異が襲ってくる系の心理的怖さのもいいね。
日本ものに多い気はする。
残穢とかね。リングとかね。

 

私は海外ホラーではキングを筆頭にクーンツとかマキャモンが大好き。
古い作品から新しいものまで追いかけて読んだわ。
吸血鬼ものでこんな面白いお話あるんだ!と感動したのがキングの「呪われた町」だった。
「クージョ」もすごかったな。映画とは結末が違っててほんとしばらく引きずるほどだった。
映画化されたものは全部観ているわけではないけど原作は読んでると思う。
どれもほんと面白い。

クーンツは一番最初は「狼の時」かな。
そのあと、怪物に追われたり宗教集団に追われたり、めちゃくちゃ可愛くて賢いゴールデンレトリーバーの話だったり夢中で読んだ。
マキャモンは「スワンソング」が一番好き。
ディストピアものでこれが一番面白かったと思うくらい私の人生で一番好き。
すぐあらすじ忘れる私なのにこれははっきり覚えてるもんなぁ。

 

海外ホラーから入った私だけど、日本にも怖いお話がいっぱいあると気が付いたのは小野不由美さんの「屍鬼」からかも。
まぁ角川ホラー文庫のおかげってこともあるな。
この文庫のおかげでホラー小説に飢えずに済んだ。
そして色んな作家さんを知ることになったし。
小林泰三さんとかデビュー作「玩具修理者」とか驚嘆したもん。

ホラー映画はちょっと苦手だけどホラー小説は大好き。
一番好きなジャンル。
小説ならどんなグロも平気だし怖いけど怖くない(?)
視覚に弱いんかな。映画だと音も怖いしね。

 

今回のホラー小説特集は読みごたえたっぷりだったし、新しい小説を知れてまた欲しい本が増えたし買って良かった。
これ毎年やってくれると助かるなぁ。

このホラーがすごい2024

 

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暑いねん、暑すぎる。
12月生まれのせいか暑さに弱い。
外出てむわぁとしただけで弱る。
誰か暖房切り忘れてる!!つーぐらい暑い。
年々体力無くなっていくなぁネガティブ
長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2長音記号2

映画「ボーン・アイデンティティ」 
2002年アメリカ映画119分

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 ダグ・リーマン
出演者 マット・ディモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー

 

背中を撃たれた男が漁船に助けられた。その男は記憶を失くしていた。身体に埋め込まれていたカプセルによりスイス銀行に貸金庫があることが判明。その中には様々な国籍で様々な名前のパスポート、大金、銃が入っていた。一体男は何者なのか?!
そして男は突然命を狙われ始める。一体誰が?

 

 


マットディモンって不思議やねぇ。男前じゃないのにさ、映画観てるうちにだんだんイケメンに見えてくるんよ。
ボーン@マットが工作員であることは割合最初に明かされるから安心して観てられる。
暗殺に失敗したから狙われてるんだけど、それじゃ凄腕とは言えないんじゃ…とずっと疑問やった。
まぁ映画のラスト近くでなんで暗殺を失敗したかが明かされるけどちょっと納得いかんね。
いくら家族がそばにいたからって暗殺しぶってるようじゃ、プロとは言えないんちゃうやろか(冷酷)。

しかし記憶がないのに喧嘩が強かったりなんかかっこええねぇ。
ヒロイン役の女の人は最初あんまり綺麗に思わなかったけど、髪が短くなったら可愛くなった感じ。スタイルもめっちゃいいし。
でも私だったらやっぱり警察行くな。
犯罪者になったら嫌やもん。
まぁあれがマットじゃなく、デップとかベッカムとかピットやったら考えなくもない。
一緒に逃げるのにやぶさかではない。

逃げてる時にさ、「あのトラックのダッシュボードには銃がある」「なんで俺はこんなことがわかってしまうんだ!!!」って言ってたけどさ。
あれはふつうわからんと思うわ。
いくら凄腕の工作員でもわからんと思うわ。
どんな訓練受けてんねん。
もういっそのこと、「あのウエイトレスのパンツは赤だ」「どうしてこんなことがわかってしまうんだ!」って言って欲しかったわ。
そんなことまで!!って驚くと思うわ。
「あのウエイトレスは左ききだ」とかさ、それは見たらわかるやん。

でも退屈しないでずっと観てたからわりに良かった。
思った以上には面白かったわ。

ボーンは工作員を辞めてっちゅーか、勝手に自己退職してあの女性と幸せに暮らしました…みたいなラストやけど、きっと退屈すると思うねん。
常に危険と隣り合わせやった生活を懐かしく思うと思うねん。
あれは別れると思うねん。
さて、続編も観ることにします。
でも絶対あのヒロインとは別れてると思うわ(下世話)

 

ボーンアイデンティティー

 

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お医者さまだって人間なんだよね。
それを忘れてしまう。
医者は何でも知ってて人格者だと思ってしまう。
逆らってはいけない…みたいな。
良いお医者さまに出会えるかどうか…は運なのかな
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本「全身麻酔」 著者 霧村 悠康

 

★★★☆☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)

 

国立O大医学部付属病院にて行われた全身麻酔手術。
患者の取り違え、教授の不手際、麻酔の不備、病理臓器のすり替え…すさまじい医療過誤と見えぬ悪意の渦巻く中とうとう死者が。
全身麻酔での手術中意識を取り戻した患者が聞いた恐るべきその一部始終とは。

 

 

手術中に意識があるのは…怖いね。
下半身麻酔でお腹開かれてる最中もずっと意識がある状態を二回ほど経験してるけどお医者さんの一言一言にええ~って思うし、痛みはなくても身体の中を触られてる感触ってほんと気持ち悪いもんです。
なんかぐいぐいひっぱられる感じとかあるし。
私のときは「ああ、このへん癒着してるね」「うん、でもどうせまた癒着するしね」「そのままにしとこうか」などの会話が聞こえてきたっけ。
私の意識がある事はわかってるから余計な事は言わないようにしてたんだろうけど。
「ここにあるほくろ、ついでに取って検査しとくね。良性だと思うけど念のため」も言われたなぁ。
まぁ私の話なんぞは誰も聞きたくないだろうがこの小説を読んで書きたくなった。
病気自慢って奴ですわ。
 

んで肝心の小説やけども、ちょっとご都合主義が多かったけど大学病院の教授と言えどもこんなもんかもなぁ、と思わされたわ。
なんか病院行くの怖いわ。
医者といえども神じゃない。
けど手術台に乗せられた患者はまな板の上の鯉なのだな。
 

医学用語もばんばん出てくるけど難解じゃなくすらすら読めます。
ちょっと誰に感情移入したらいいのかわからん感じが主題を曖昧にしている気がした。
でも続きが気になって一気に読めるのでまぁいいんじゃないかと(なにさまや!)

 

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スパイ映画も割と好き
ミッションインポッシブルとかね。
どきどきはらはらするから寿命が縮んでる気はする
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映画「ソルト」 2010年アメリカ映画105分

 

★★★☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

 

監督 フィリップ・ノイス
出演者 アンジェリーナ・ジョリー リーブ・シュレイバー 

 

イヴリン・ソルトはCIAの特殊工作員。二年前、北朝鮮に捕まり尋問を受けていたところを、恋人に助けられる。
その恋人マックスと結婚したソルトだったが、ある日ロシアから亡命希望の男が現れ、ソルトはロシアのスパイだと告げる。
CIAから追われるソルトは、訪米中のロシア大統領を襲撃する。
やはりソルトはロシア側のスパイだったのか?!

 

 


やっぱりアンジェリーナ・ジョリーは綺麗やねぇ。
血まみれでも綺麗ってどういうこと!
アクションも自然やし、かっこいいことこの上なし。
てっきりスパイ容疑をかけられて罠にはめられ…みたいな展開を予想してたら、あら意外。びっくり。
ラストまで気が抜けなくて、思ったよりも面白かったわ。
どんでん返しっぽい展開もあったしね。
まさか、あの人が?!みたいな。
しかし洗脳ってあんなに簡単に解けるもんなんかなぁ。
ちょっと疑問やね。
子供の頃からずっと洗脳され続けてたのにさ。
でもほんとビジュアルもいいし、アクションシーンも良かったし、意外性もあったし、ラストも好き。
 

ただ、あまりに突拍子もない内容かなぁとは思うね。
あんなに簡単に大統領に近づけるものかとか、核戦争勃発してどないするねん、とか。
ちょっと任務のスケールでかすぎてさ、ひくわ。
潜入している多くの同志が一斉蜂起してXデーを起こすみたいなこと言ってたけど、結局はほんの数人で動いてたし。
と、不満は多々あったけども、アンジェリーナ・ジョリーは綺麗やし、ほんとにロシアのスパイなんか?みたいなとこも面白かったし、まぁまぁいい感じの映画でした。

 

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サバイバルもの大好きなんよね
だからこの漫画もほんっとに面白かった
けどたった40名で未来つなげられるんかな。。
ちょっと少なくない?
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漫画「7SEEDS」全35巻 著者 田村 由美


★★★★☆ (個人評価 ★多めならおすすめ)


地球に隕石が落ち人類滅亡の危機が訪れる。
それを予測した政府は選ばれた男女7名ずつを、春・夏A・夏B・秋・冬のチームとしてそれぞれに1名のガイドを含めた8名ずつ、合計40名をタイムカプセルで冷凍し地球が住める状態になったら解凍され地上に放出されるよう設定。
目が覚めた各々は変化した環境に戸惑いながらもそれぞれが必死に生き延びようとする。

 

 


サバイバルもの大好きな私としてはもう面白くてしょうがなかった!
26巻まで一気読みですわ。
まぁあんな見たこともないような生物がいるってどんだけ未来やねん…とは思うけど。
人間関係も面白いし、各チームそれぞれキャラが激しいし、次々襲いかかる災厄とか、もう読んでて次が気になってしょうがない。
犬が出てくるともう泣けて泣けてしょうがないしさ~。
もーーーーーなんであんな忠誠心が強いんだよーーーーーー。
漫画だってわかってるのに、犬の可愛さとかその忠誠心とかもうもうたまらん。
確かに孤独でも犬がいたらきっとずいぶんマシになるんじゃないかな。
泣けるシーンはいくつかあるんだけど、私はその全部が犬シーンだった!!!!!!
あかんわ~思い出しても泣けるわ~。
猫を飼いだしてから猫派になったけど、犬もいいなぁ。

感動するし、自分だったらどうだろうとか、まるっきりのSFなのに自分に置き換えてしまう。
絵柄が昔の少女漫画風やし敬遠してたけど、とんでもなかったわ!
やはり漫画は絵は二の次やな。
ストーリーが面白ければどんな絵でもいい!
進撃の巨人もそうやし、DMCもやし、鈴木先生もそうやった。
読まず嫌いはあかんね。
サバイバル系大好きな私としてはもう垂涎ものの漫画やった。
 

しかし私やったら未来に送り込まれたくはないわ。
サバイバルして生き残る自信まったくない。
トイレが水洗じゃないとこでは生きていけないわ。
未来に送り込まれるためだけに育てられた子供たちの話も悲惨。
洗脳って怖い。
いろいろなアイデアが詰まってて、次々起こる問題とか、よくこんな話思いつくなぁと尊敬する。
これは男性にもおすすめできる漫画です!
サバイバル系好きな方、SF好きな方、恋愛要素はちょっとなんで読まず嫌いしないで読んでみて欲しいです。

 

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ミュージカル刀剣乱舞の魅力って語りつくせない
お芝居の面でも最高だけど、
二部のライブパートが最高
本来舞台俳優さんなんだけどまるでアイドル!
みんなにとりあえず一度観て欲しいわ
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舞台「ミュージカル刀剣乱舞~陸奥一蓮」 
2024年3月~5月

 

★★★★★(個人評価 ★多めならおすすめ)


演出 茅野イサム
脚本・作詞 浅井さやか
音楽監督 YOSHIZUMI

出演 三日月宗近 黒羽麻璃央

加州清光 佐藤流司

蜂須賀虎徹 高橋健介

鶴丸国永 岡宮来夢

水心子正秀 小西成弥

大包平 松島勇之介

山姥切国広 加藤大悟

 

東京会場 TOKYO DOME CITY HALL

大阪会場 箕面市立文化芸能劇場

 

今回の出陣は平安末期、陸奥の国。

朝廷と蝦夷の民が領地を巡り争っていた。

歴史改変者を阻止するため出陣した6振り。

そこで三日月宗近に出会う…。

 

陸奥一蓮

 

今回の舞台が発表されたときは激震が走ったね。

本編に、三日月や加州が出演。しかも6振りではなく7振り。

これは誰かが折れるんじゃないかと…嫌な予感が。

 

蓋を開けてみたらまぁ大丈夫だったんだけども。

ほんっと心臓に悪いわ。

 

6振りが出陣したのは平安末期。

朝廷から派遣された坂上田村麻呂がずっとその土地で暮らしてきた蝦夷と戦争の真っ最中

歴史改変者である時間遡行軍が朝廷側なのか蝦夷側なのかを調べるためそれぞれに潜入捜査を開始する。

 

圧倒的軍数の朝廷に抵抗する蝦夷たち。

自分たちの土地を守るため必死に戦うが劣勢になる。

蝦夷のリーダーである阿弖流為は平和を願い朝廷にその身柄を差し出す。

 

まぁ虐殺ものですが、パライソほどの悲惨さはなくどちらかというと、三日月と鶴丸の内面とか、本丸の歴史に触れる物語になっている印象。

あの本丸にいた刀のうちどれかが折れた…陸奥の国で。

その時いたのが三日月宗近、山姥切国広、鶴丸国永。

たぶんその折れた刀を探し三日月はずっとあの時代をさまよっている感じ。

違う世界線では折れずにいる世界もあるってことだろうか。

 

結局ラストも三日月は本丸には戻ってこない。

鶴丸はそれをさみしく感じている。

本丸に起こった悲劇を山姥切国広が今回の出陣刀たちに語り始めて終わる。

 

まだまだ真実は判明しない。

三日月がさまよって本丸を留守にしている理由。

どの刀が折れたのか。

でもまぁ良かった。三日月が折れるんじゃないかとはらはらしたからね。

 

今回歌うまが多かったこともあって、劇中歌とか聞きごたえがあったわ。

もちろん二部は言わずもがな。

ソロ曲が日替わりでしかもランダムっぽくてファンはきつかっただろうな。

それでなくてもチケット取れないのに、自分の推しがソロ歌うにもかかわらずその舞台が観れるかどうかわらかないんだもんな。

 

あと二部なんだけど脱ぎ曲が炎舞だったのは最高だったんだけども、脱がなかったね。

え?となったわ。

劇中で加州が重症になって真剣必殺したからいいのかな(良くない)。

あれは結構残念だった。

MCのわちゃわちゃはほんと可愛かったなぁ全員。

ああいう感じになったのは江のせいだなw

毎回違う遊びを取り入れて観てる方は楽しくて仕方ない。

みんなは役柄のまんまだからやりにくかったかもしれんけどもね。

ああいう仲良しっぷりを見られるのは本当に幸せ。

 

これからも三日月や加州が本編に出陣する可能性もしっかり残してくれたし、ほっとして嬉しい舞台だったわ。

毎回重いテーマを扱うのは刀だから仕方ないけど、そんなストーリーでも大包平の明るさとかで救われている部分があったな。

なんでこの6振りの出陣なんだろうと思ったけど、それぞれ適任だったんだろう。

 

刀ミュって本当に魅力的。

ハマる!!超おすすめ!

 

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