赤羽・十条を歩く! | ちゃちょのブログ

ちゃちょのブログ

実践している健康のことや近況

恵比寿からの1週間、夏日と真夏日が3日ずつでしたが、

今日は一日雨でダメかと思ったら、午前8時半から雨止んだ!

決行!ときおり小雨パラパラの20~25℃内の快適日でした。

東京23区の北辺、埼玉県と荒川で県境の北区の赤羽と十条を

歩きます!激安ショップ十条と、のんべえ横丁赤羽を

結ぶように、散策路には、自然公園や古刹が点在します。

ブログで言えば、7月29日の王子と、8月4日の浮間の間に

ある、北区の赤羽・十条です。

 

池袋から赤羽までは、埼京線・湘南新宿ラインでたった3駅9分。

 

今回は、赤羽から、京浜東北線で1駅行った東十条駅から

スタート。小さい字だけど、ほぼ下の十条から上(北)の

赤羽、さらに荒川河川敷まで行きます!


17.85km,952kcal,4h18m,27,910歩!紙吹雪が画面で

くす玉が割れて舞ったけど、数字がどんどんアップして

確定するまでに、ほとんど舞い散るのでした。

 

さあ、練馬区石神井公園駅9:29発急行池袋行き。9:38着。

池袋9:44発埼京線3駅(板橋・十条・赤羽)で赤羽9:53着。

赤羽9:58発京浜東北線10:00東十条に1駅で着。乗車20分。

 

曇り空で持ち堪えている東十条駅南口10:00着。

 

東へ坂道を2分下ると、和菓子の黒松本舗 草月があります.

黒松 (sogetsu.co.jp) 1952年創業。1958年から、黒松発売。

 

どら焼き(黒松)は東京三大どら焼きの一つとされ、スイーツ

TOKYO百名店2020にも選ばれています。東十条おみやげ定番

なのでした!

 


午前10時5分で雨だったから、開店5分後でまだ5人だけの列。

但し、ちゃちょの前の人は、なんと贈答用箱プラス60円で、

30個入りと20個入りを、前日予約した人でした。

 

ちゃちょは、自分用の5個(150円+税12円)×5=810円でした。

セロファン包みに紙袋。2018年までは1個100円。今年2月に120円から150円。

アベちゃんミクスと、ウクライナ戦争に端を発する原材料費高騰だね。

 

休日はこんなに並ぶこともあるみたい。(写真は借りました)

店内にはたくさんの店員さんがいる。バイト時給1100円。

 


大きさはやや小ぶりの直径8cm。生地は斑模様で黒糖と蜂蜜の香り。

ふんわりとした食感。中はつぶあんで、程よい甘さと小豆の素朴な風味。

いやあ、帰って食べたら、本当に美味しかった。一気でした。

 

ドラえもんになった気分。

 

東十条と、十条を結ぶ十条中央商店街です。

 

ここの商店街は、中ほどにある、篠原演芸場がメインで

あとは、割と閑散としたシャッター街でした。

 

 

 

1951年開業の地域に根付いた下町芝居小屋で、ミニショー、芝居、

舞踊ショーの3部構成+各種趣向(じゃんけん大会等)。大衆演劇なので、

贔屓の芸人に、ご祝儀OK。劇団双竜と劇団章が月替わりで行います。

 

大人1800円、小人1000円。昼12時~、夜17時半~。134席。

席は座布団・座椅子付き300円で事前予約できます。080-2017-8687

城内で炊いた手作りおにぎりは劇場名物。食べていいんだね。

 

5~6人のシニアが開演2時間前なのに、外の椅子で順番待ちしてました。

 

商店街の街路灯も、2つの劇団の座長の顔写真のエンブレムが

垂れ幕になって、ついています。

 

十条駅踏切手前の花屋さんは、一束300円の花がありました。

最近のスーパーより安いです。

 

十条駅は、まだ高架化されておらず、地面を埼京線や

湘南新宿ラインが通ります。その都度、踏切は閉まります。

 

十条駅前は、かなり質素。駅があるのみ。離れたところに

近所の東京家政大学行きのバス停がありました。

ちゃちょが初めてTOEICテスト受けたのも、この大学でした。

 

真ん前は、クレーンがいっぱい立って、再開発の真っ最中

でした。

 

まん前の道をまっすぐ少し行くと、左手に、味の大番。

一応、とんかつ屋さんなんだね。十条のソウルフード。

11時~14時半。17時~22時。水休。1964年開業。

 

大番とは、かつて獅子文六が、四国から東京に出てきて一旗揚げた

主人公を描いた小説名で、それにあやかって、世田谷区からだけど、

十条に出てきて、がんばるぞ、という意味です。

 

開店直前だったけど、準備中の札をどけておススメを

見ると、店の看板屋根にも書いてある「からし焼き」

850円ライス・みそ汁つき定食でした。

 

豚バラ肉や唐辛子、ニンニクの煮込み豆腐の上に、ネギや

キュウリ。甘辛風味はクセになりそうです(写真は借りました)。

 

店内は2021年にリニューアルし、80歳を超えた店主が直接

出せるように、L字型の7席に半減させました。長女が看板娘です。

生涯現役を目指しています。(写真は借りました)

 

十条駅に戻って、線路沿いの細い道を入ると、大衆酒場

斎藤があります。17時~23時30分。日休。1928年創業。

 

まだ、のれんだけ。断わっておくけど、ちゃちょは下戸

なので、お付き合いで雰囲気を楽しむだけです。でも、

東京を代表する大衆酒場は、あと赤羽にも1軒紹介します。

 

軽く飲むなら、千円あれば十分だね。

煮凝り、肉豆腐、ポテトサラダ、しめさば200~300円台。

清酒220円。サッポロ黒ビール大ジョッキ540円。

 

内部は、一枚板のテーブルで昭和ムード満点。

(写真はお借りしました)

 

大番と斎藤の紹介を終えて、いよいよ赤羽方面へ向かう

十条銀座へ入ります。840mに200店舗が連なります。

 

いろいろマップ上はお店があるように見えるけど、十条と

言えば、JR埼京線と並行して北上する、十条銀座がメイン。

行けば、すぐわかります。あとは点々とあるだけ。

 

ブログ7月29日で紹介した三ノ輪商店街400mは、やや陰りが

見えたけど、この十条商店街は11時前から活気にあふれて

いました。1日1万5千人が行きかうという調査結果も。

 

ここのマスコットは、北区をもじったキタニャン。

じゃあ、十条。ja ju jo。

 

この通りで一番、売れているのは、十条銀座を少し入った

右手の小道にある、鶏唐揚げ屋の、鳥大。

 

並んでいましたが、脇からパチリ。70品目以上の焼き鳥80円、

唐揚げ120円、串カツ100円、メンチ120円など、どれも激安。

 

中でも、驚いたのが、チキンボール10円。鶏ひき肉に

おからを混ぜて揚げたので、外はサクサク、中はしっとり柔らか。

作ったそばから、売り切れ状態でした。10時~20時。日休。

 

この通りは、中国人がかなり多く、日本語がなまっていました。

彼らの中華のお店は、どこも、テイクアウトも含め、すごく安いのです。

 

ここも1例ですが、左のサービスランチは全部680円で、写真の下は写し損ない

ましたが、どの店も「ライスは無料=お代わり自由」でした。

 

この通りの100均のダイソーも、すごく店舗が大きいです。

 

道1本超えて、続く、富士見銀座は、ちょっと、しょぼくれて

いました。

 

さらに、まっすぐ北上すると、清水坂公園がありました。

夏場を中心に人口の渓流に水を流し、子供たちが水浴びします。

2万㎡、うち芝生は4500㎡あります。

 

ここは、武蔵野台地の丘陵地の地形を生かし、52mの

ローラーコースターがあります。

 

奥に自然ふれあい情報室がありました。

 

写真では、良く見えないけど、イモリのくろちゃんか

もり子が、水のやや左に、藻より薄い緑色で半透明でいます。

 

ちゃちょの集めているのと同じ、セミの抜け殻を、ここでも

ごっそり貯めていました。アブラゼミは、手の関節が4つと1つ多く

ミンミンゼミは、お腹が少し大きいのだそうだけど、区別つかず。

 

裏手をさらに北上して歩いていくと、法真寺があります。

1573年開山。徳川家光から13石のご朱印を賜りました。

 

武蔵野台地の中腹にあり、うっそうと茂る木立の中に

本堂、客殿、鐘楼、三十番神堂があります。

ここらへんの、こんもり盛り上がった山は、全部、神社仏閣。

 

武蔵野台地の崖線が、昔の海の浸食で、あちこちに坂

を作っています。細めの道に坂ばかりです。

急にお墓が露出しているところもあります。

 

やや東にそれた北上ルートに、赤羽自然観察公園がありました。

手前は、スポーツグラウンドで、真ん中は、立ち入り禁止の

保護区域です。かつては、自衛隊十条駐屯地でした。54,020m2

 

植樹をした自然公園を、進んでいきます。ここで、

どんぐりの森の整備、田んぼの世話、草刈り、トンボ池そうじ、

などを、7月から3月までボランティアで体験学習します。

 

奥に江戸時代末期の農家・松沢家住宅が浮間から移築されています。

 

その農家の前に、長さ100mほどの3面に分かれた

田んぼがありました。もう十分稲穂が垂れてるね。

早稲田かな。9月下旬から10月上旬に稲刈りです。

 

ここから、西方向へ曲がり、赤羽駅を目指します。

すごく目立つのが、不法投棄への注意書き。高級住宅街とはいえない。

 

ちゃちょが迷った、突き当りの黄色い枯れ枝のバー。

人に聞くと、右へ行けという人と、左へ行けという人。

グーグルマップも、細かな折れ道に、近視眼的に右左の指示。

 

結局、すぐ脇の水車の坂を下りたんだけど(まっすぐが

赤羽駅だと思いこんでいた)、なんとこの坂を登ってバーに

戻ってきてしまいました。同じ坂だと思わなかった。

 

結局、子供連れの東南アジアの背の低い女性が流暢な日本語で、

一度右と言ったのを、叫んで、ちゃちょを呼び戻し、左側を行けば、

高架の東北・上越新幹線が見えると教えてくれました。

 

お子さんが生まれて、すごく幸せそうでした。ちゃちょは、子供と

バイバイをさせられました。ちゃちょが、土地勘がないと思い付いて

呼び戻してくれたんだね。

 

ここら辺は、急な崖沿いの道で、フェンスで下の家並みに

落ちないようにしてるけど、フェンスのある前は、どうして

いたんだろう。酔っぱらうと崖下転落?奥にまた、こんもり森が見えますね。

 

前にも使った図だけど、このように北区は、武蔵野台地が

大昔、海に接して侵食されてたところで、たくさん、貝塚や

縄文遺跡が、発掘されています。

 

やっと、JR沿いの大通りに出ました。本来ならば、12時前に

線路の反対側へ進んでいるところなのに、もう午後1時。

赤羽駅西側の高台にある稲付城址。1560年頃に太田道灌が築城。

 

この地点は、鎌倉時代から岩淵の宿が、室町時代には、関が

設けられて、街道上の主要地点でした。三方を丘陵に囲まれ、

江戸城と岩槻城を中継するために築かれました。東京都指定文化財。

 

この前に岩淵宿場が、門前町のようにあり、ブログ8月19日の

護国寺前みたいになっていました。後で、宿場町跡の碑を見ます。

 

1655年に太田道灌の子孫が、ここに静勝寺を建立。

急な石段を登った上に、寺があり、太田道灌坐像が

安置されています。

 

遠くに金色に光って見えるのが、ご本尊。

 

やっと、赤羽駅前に来ました。目の前に、戦艦大和の

ような巨大なイトーヨーカドー。田舎の田んぼの中に車で

乗りつける、モール並みの大きさです。

 

JR赤羽駅は、高架化され、6路線が集結しています。

東北・上越新幹線、京浜東北線、高崎線、埼京線、

湘南新宿ライン。

 

赤羽は、本当に住みやすい街大賞2019年1位。生活利便性と子育て。

でも、急な細い坂道ばかりだったように、老朽化と高齢化も顕著です。

 

駅前には、何路線ものバスターミナルがあります。

隣の十条駅前に、何もなかったのと、月とスッポンです。

 

駅の反対側に行くと、コロナ籠りで、急拡大したスマホ

1つで契約店の料理を自宅まで運搬するというUberEatsの

自転車配達員が、2人で、かがんで弁当を食べていました。

 

アジア系の人です。学生や無職の人も自転車1つでできるという

ので、一気に増えましたが、1回いくらから、何十回運んで一日

いくらに変えられたので、食べる暇もなく、夜遅くまでの激務です。

 

これから行く、赤羽駅東側の荒川方面の案内図です。

いろんなところで紹介のつもりで、つぶやいているけど、

字が小さすぎます。

 

まず、東京メトロの比較的新しい南北線、目黒駅から北上して来た

赤羽岩淵駅を通り過ぎます。この駅から、さいたま新都心線と

つながり、埼玉県東川口の先まで、交通路が過疎な地域を走ります。

 

先ほど、静勝寺の稲月城址で述べた通り、ここに

岩槻街道問屋場跡の碑があります。

 

さらに西北へ行くと、ブログ6月5日で川越をぐるりと

水運として囲んでいた、新河岸川に、まず出ます。

 

ちょっと小さな土手を越えると、荒川です。荒川は

昔、もっと埼玉の方を通っていました。それは、

これから行く、荒川知水資料館で、また見ます。

 

荒川の先は、埼玉県川口市です。参院議長も務めた

30年前の土屋知事時代に、肝いりで新都心として整備

されました。川一つで一気に地価が下がり、都心に近い。

 

荒川放水路が造られた際、隅田川への分流を行うために

設置された水門です。パナマ運河設計にも携わった青山士(あきら)

の設計で、関東大震災にも耐えました。

 

現在は下流に、新水門ができ、歴史的建造物です。周辺は公園です。

 

土手を下ると、荒川知水資料館アモア、です。国土交通省と

北区の共同運営です。無料。撮影OK。1998年開設。

 

 

 

荒川の生き物や、荒川の歴史を展示しています。月休。

 

フナ。昔は、石神井公園にもいたんだけどなあ。石神井川

自体には、川の水がきれいになったので、戻ってきています。

 

荒川は、下流になるほど、たくさんの電車が渡っています。

 

荒川の最上流は、長野県甲武信ヶ岳です。埼玉県最西端の

秩父を通り、川越を通り、だんだん、埼玉と東京の境となります。

 

ここで、先ほど触れた荒川が、昔(右)は、埼玉寄りを

下って行ったのが、下流の洪水がひどかったため、

今は、左の東京と埼玉の境に移された経緯を図にしています。

 

洪水で、2回、瀬替え工事を行い、水の流れは、利根川寄りから

東京寄りに、ずれていきました。

 

しかし、今は、岩淵水門破堤した場合、荒川下流の下町の

荒川区・足立区・江東区・江戸川区・葛飾区・台東区など

浸水想定区域は、47万戸、116万人、33兆円と言われています。

 

ブログ4月23日の浅草も、6月12日の北千住も、6月17日の柴又も

海抜ゼロメートル地帯の下流域に、含まれます。場所は、違うけど

7月8日の鎌倉・江の島もそうだね。

 

これは、武蔵野台地が西側にある(江戸時代の武家屋敷)

のに対して、東側の荒川下流域は、埋め立てて江戸にして

町民が住んだ場所だからです。

 

平常時の荒川岩淵水門付近の航空写真です。

 

2019年10月の台風で洪水したときの岩淵水門付近です。

 

さて、荒川を後にして、赤羽東口中央通りに戻ってきました。

両脇は、雑居ビルがたくさんあって、歩道も特別幅がありません。

 

ブログ9月1日の中目黒の新山手通りが、道の両脇に広い、

明るい色のレンガの歩道があって、商店街がびっしり並んでいた

のは、普通じゃなかったのです。地価が3~4倍する理由です。

 

赤羽駅付近に、1949年に誕生したカトリック教会があります。

聖堂は、広い空間とステンドグラスがはまったゴシック様式です。

開かれた教会で、隣に、幼稚園もあります。

 

ミサや結婚式のときは、外観のみの見学。

 

赤羽駅東口の北脇に、1番街という飲み屋街があります。

ブログ8月26日の新宿歌舞伎町とポジションが似ています。

また、客引きの誘いには乗るなという、同じような注意書きまで。

 

また、隣には、OK横丁という、似たような飲み屋街が

あります。

 

これらの飲み屋街のぐるっと裏手に回った所に、鯉とうなぎの

まるます屋があります。赤羽名物店で1950年創業。

コロナ前は朝9時から飲めましたが、今は11時~19時です。

 

但し、既に酔いの深い人には、3杯までしか出しません。

 

焼酎モヒートは、和風モヒートとして人気急上昇ですが、元祖は、ここ。

焼酎にライムと砂糖、ミントを混ぜて作るカクテル。1L、1100円。

キューバのモヒートは、蒸留酒のラム酒がベースです。

 

メニューは、100種類くらいあり、季節によって旬のもの

が変わります。

 

もちろん、本業のうな重も、テイクアウトで、2300円

と2800円。カブト焼きは、1本200円です。

 

さあ、赤羽駅から帰路へ。15:19発埼京線3駅目池袋15:28着。

西武池袋線池袋発準急15:31発、石神井公園15:41着。自宅15:51着。

 

気温は20~25℃内で推移しましたが、雨パラパラで湿度が高かった

ので、着ている物洗濯、シャワー。

文鳥さんと2時間、日没で巣箱に入れて暗幕で覆うまで、写真の整理をしました。

 

また、長めになっちゃったね。読んで下さり、ありがとうございます。

もう北海道は秋、本州は、この秋の空気団と南からの空気団が

せめぎ合って雲が発生しています。

 

皆、季節の変わり目に元気でね。じゃ、またね。

すぐ、ブログ更新が受け取れるように、「フォロー」してね!

そのときは、「新規更新を、受信する」にチェック忘れずにね!