スピリチュアルライフ ー 原水音のマザーアースカフェ -7ページ目

スピリチュアルライフ ー 原水音のマザーアースカフェ

アメリカ、屋久島を経て、熊野の自然のなかで暮らしています。四人の子どもを自宅出産、自然育児で。スピリチュアルでエコな体験をおしゃべりしちゃいます。

「聖地をたどる旅、熊野」好評発売中http://www.honzuki.jp/sp/2012/kumano/



四柱神社 (よはしらじんじゃ) 長野県松本市大手  松本駅から徒歩15分



原 水音のマザーアースカフェ



国津神様のお働きは、一国をつかさどり守ることです。


それに対して、日本各地に点在する神社は、それぞれの地区の守護を担当さ


れ、神社の周囲に住む氏子たちを守るお働きをなされます。



原 水音のマザーアースカフェ

国宝、松本城。別名、カラス城と呼ばれる白と黒のシックな色あいが雪に映えていた。



長野県のほぼ中央部にある松本市は、国宝松本城を有する城下町で、


文化レベルが高いことでも知られています。


わたしはこの街で生まれ育ちました。


先日、久方ぶりに故郷に帰ると、松本ではめずらしいほど雪が降り、翌日はぬ


けるような青空に真っ白な雪がはえて、すべての汚れが清められたかのような静


かな街を散策することができ、素晴らしい時間を過ごしました。



原 水音のマザーアースカフェ

お城の堀には、たくさんの水鳥たちにまじって白鳥もいます。



原 水音のマザーアースカフェ


松本駅から松本城へ向かう道すじにあるのが、市の中心的な位置に建つ、四


柱神社です。


地元の人は、よはしら神社とは呼ばず、親しみをこめて、「しんとう」または「しん


と」と呼んでいました。


ご祭神が、天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・天照大神の四柱であるこ


とから四柱神社となりました。


願い事や縁結びの神様としても知られています。この日も、雪道を歩いて来た


若い女性たちが、神様の前で熱心に手をあわせている姿をみかけました。




原 水音のマザーアースカフェ


わたしの父母はこの神社で結婚式を挙げ、わたしは生まれてすぐに母に抱か


れてお宮参りをした後、七五三のお宮参りもここでしました。


昔は、毎年、夏の夕方になると、四柱神社をとりまく商店街に住む少女たち


が、浴衣姿で手にはろうそくをともした桃色の小さなちょうちんを提げ、「ぼんぼ


ん」の唄をうたいながら町内を練り歩いては、四柱神社へ向かい、神様にお参


りしたものです。


原 水音のマザーアースカフェ


松本や安曇野には、道祖神が多くみられる。男女が手に手をとる姿は優しいきもちにさせられる。


ぼんぼんとても 今日明日ばかり

あさってはおよめのしだれ草

しだれた草をやぐらにのせて

下からお見ればぼたんの花

ぼたんの花は散っても咲くが

情けのお花は今日ばかり

情けのお花 ホイホイ


八百屋の前でなすの皮ひろった

御岳さんもおいで大松さんもおいで

ままごとをするで みなおいで

ままごとしましょ ホイホイ



暮れかけた夏の夕暮れどきに幼い女の子たちの歌声が流れて、


淡い桃色のちょうちんの灯りがゆらゆらと揺れながら


神社を目指していく姿は、子ども心にも美しくも哀しい風景に映ったものです。



神社で手をあわせながら、遠い昔の思い出が浮かんできました。


秋にはここで盛大なお祭りが催され、菊人形がかざられ、


それが子どものわたしにはうす気味わるく、


さらに境内には、見世物小屋が建ち、「蛇女」と書かれたその小屋に


怖いながらも入って見たくてたまらなかった。


なぜか真っ赤に熟れたザクロと、赤い鬼灯が売られていたことや、


江戸時代の装束をした七味唐辛子売りの男の人や


飴細工を売るおじさん、ガマの油を売るつるつる頭のおじさんの顔まで


浮かんできて、くすりと笑ってしまいました。


人生に、みじんも不安を抱いていなかった子どもの頃のわたし


いつの間にか、背負う荷物がひとつ、ふたつと増えて


その重さにくじけそうになることもあって、


それでもこの旅を続けていくしかない。


そんな思いを胸に、神様に手をあわせたのです。



四柱神社の大神様、いつもわたしを見守っていてくださったことに


深く感謝いたします


目をつむって手をあわせていると、感謝の思いで胸がいっぱいになってきて、


ふわりと体が軽くなって、あたたかな見えない腕で


抱かれているような心地になりました。


ああ、ずっとここにいたい


そんな気持ちになって、白い雪のなかにしばし佇んで、それではと、本殿に背を


向け歩きはじめたとき、


「守りにまもる」


という言葉が胸に響いてきました。


はっとして振り向きました。


氏神様の、なんとありがたいお言葉。


もう一度、深々と頭を下げて祈りを捧げ、神社を後にしました。



子どもの頃にはわからなかったけれど、


遠く離れた土地に住んでみてはじめて、故郷の波動がどれほど自分にとって


やわらかく優しく、まるで母なるゆりかごのようであることかがわかりました。


そして、氏神様がどれほど自分を慈しんでくださっているのかを、今日、雪のな


かで、しっかりと感じることができました。




四柱神社を出て、目の前の流れる女鳥羽川(めとばがわ)を渡り、蔵の町、中


町商店街を歩き、松本らしい雰囲気を味わいながら家族にお土産を買って、駅


へと向かいました。





原 水音のマザーアースカフェ
  

中町蔵シック館



原 水音のマザーアースカフェ

信州産のわさびを酒かすに漬けた「わさび漬け」は、みずしろのものが一番美味しい!



原 水音のマザーアースカフェ








和菓子本舗、翁堂の「御殿餅」は絶品です。黒あんと白あんがあります。




原 水音のマザーアースカフェ

市内を流れる女鳥川。四柱神社はこの川すじに建っています。











原 水音のマザーアースカフェ

九鬼湾は、鬼と恐れられた熊野水軍、九鬼氏の本拠地、


三重県尾鷲市九鬼(くき)町の九木(くき)神社には、不思議な石が祀られ


ています。


古代から、熊野は自然信仰の聖地であり、特に巨石や石を祀った聖地


数多く、三重県熊野市の丹倉神社(あかぐら神社)のように今でも岩をご神


体として崇め、社をもたない神社もあるのです。


この神社は巨石信仰の場ではないと思いますが、熊野らしい自然信仰


を感じさせる石たちに出会える神社です。


原 水音のマザーアースカフェ




九鬼湾を見下ろす小高い場所に建つ九木神社。



ここは天下にその名を轟かせた勇猛な熊野水軍である九鬼水軍の本拠地。


紀伊続風土記によると、九木神社は天満天神社の名で、九鬼氏が住んでいた


城の西北側に創建した神社、とあります。




原 水音のマザーアースカフェ

そうか、海を見下ろす高台になぜ神社が建っているのかがわかりました。


鎌倉時代には、海の海賊と恐れられていた九鬼水軍。常に見張りが海上に


目を光らせていたことでしょう。


源平の合戦では、壇ノ浦で平氏を沈め源氏を勝利に導くほどの活躍をした


水軍ですから、戦に出るときには、この神社で勝利を祈り、


女たちは、高台から男たちの乗りこんだ船を見送りながら、愛する男の無事を


神に祈ったにちがいありません。



原 水音のマザーアースカフェ

原 水音のマザーアースカフェ

どこか琉球のシーサーを思わせる狛犬さん。 イイネ!って言ってるみたい


湾のすぐわきから石段を上っていくと、小さいけれど清々しい気が流れる社殿


が見えてきました。御祭神はなぜか菅原道真。そのせいですか、社の左右に


は牛の像が鎮座しています。



原 水音のマザーアースカフェ

境内には、竜宮の使者、亀として祭られている石があります。


みごとなまでの陰陽石。リアルですねえ!


熊野の海岸線は、南方系海洋民族が住み着いた土地ではないかといわれて


います。南の海のおおらかさが伝わってくるようです。



原 水音のマザーアースカフェ




原 水音のマザーアースカフェ


亀の尾とされていますが、、、。



原 水音のマザーアースカフェ


恵比寿様と大黒様として祭られている石 。大漁祈願のシンボル。






不思議石の圧巻は、丸石を冠した石塔です。


丸石には神霊がこもりやすいとされ、古代人は神前に丸石、玉石をたむけてき


ました。イザナミノミコトを祀る熊野市有馬の花の窟(はなのいわや)神社にも


大きな玉石が鎮座しています。




原 水音のマザーアースカフェ




国の天然記念物に指定されている九木神社の樹叢は、ゆたかな暖帯性の植


物によって形成されています。神社から少し上った場所で、素晴らしい巨樹に出会いました。



原 水音のマザーアースカフェ

 





原 水音のマザーアースカフェ


岬の先端にある岬神社をめざして、さらに道を登ると、


はなやかな椿の木が道の両脇から腕をのばしている小道に出ます。


その先の三思ヶ丘公園にはベンチも置かれ、天気の良い日には


ここに座って、ありし日の熊野水軍を思いながらゆったり海を眺めてみたい


気持ちにさせられます。


原 水音のマザーアースカフェ

三思ヶ丘公園から海をながめる。暖地性植物のシダが繁茂している。




原 水音のマザーアースカフェ

石垣が波にくずされているのか、木の根が石垣をかばっているのか、神社の先はすぐ九鬼の海









原 水音のマザーアースカフェ


知られざる熊野の魅力、自然の聖地、パワースポットを紹介した「聖地をたどる旅、熊野 」
アールズ出版より好評発売中です。
http://www.honzuki.jp/sp/2012/kumano/






九木神社・岬神社  ( 三重県尾鷲市九鬼町)


交通機関 JR九鬼駅から九鬼町行きバスで5分。終点下車、徒歩5分。




原 水音のマザーアースカフェ

熊野市波多須町。こんもりとした樹にいだかれて建つのは、徐福の宮。

ここもおだやかなエネルギーが流れるスポット。




新春から熊野の神社めぐりをしてきました。


熊野の魅力は、熊野三山と熊野古道ばかりではありません。


古代から大自然の聖地とあがめられ、原始自然信仰が今も


残る熊野には、巨石や巨樹のパワーがみなぎる聖地が多くあります。


今回は海の熊野の神社をご紹介します。




原 水音のマザーアースカフェ


三重県熊野市から伊勢志摩へとつらなる熊野灘は、


美しいリアス式海岸で形成され、海岸線を走る道路からは


冬なお太陽の光かがやかな青い海が満喫できます。



熊野市から波多須町(はだす)、新鹿海岸(あたしか)を越えて、


尾鷲市曽根町(そね)の飛鳥神社に参拝してきました。


原 水音のマザーアースカフェ


曽根は漁業の町


原 水音のマザーアースカフェ



飛鳥神社は、海のすぐそばに建つ神社で、ひかえめな社と


対照的に鎮守の杜には樹齢1000年を越える巨樹がたちならぶ


パワースポット。


鎮守の杜を形成する植物群は亜熱帯性と温帯性の木々が混じった


ゆたかな杜です。


原 水音のマザーアースカフェ


かわいい狛犬さん


原 水音のマザーアースカフェ

境内裏手の大楠の巨樹は、三重県第三位の巨木。樹齢は1000年と推定されています。


千年の時を生きてきた木といえば、聖老人と呼んでもいいくらいなのですが


不思議とこの巨樹には、若々しい息吹のようなエネルギーを感じ、わたしは


熊野の数ある巨樹のなかでも、この楠の木が大好き!


乾いた幹に顔をうずめ、両手を太い幹にまわして木に抱かれていると


こずえで野鳥が歌ってくれました。


あたたかい波動が流れてきて、安らかな気持ちになります。


明治時代に政府が出した神社合祀令によって、全国で多くの神社がなくなりました。


なかでも三重県は全国一多くの神社が破壊されたのです。


神社がなくなるということは、鎮守の杜が消えてしまうことであり、


ご神木をはじめとする巨樹たちや、貴重な生態系が失われるということ。


海のすぐ近く、台風の雨風も激しいこの地で、


人間の手による伐採ものがれて


ここに生きていてくれる巨樹に


わたしは感謝の祈りを捧げずにおられませんでした。



原 水音のマザーアースカフェ

海のそばにある神社は大きな玉石を石垣にしています。丸い石をつかい前後左右を安定したかたちで組あげていくのは高い技術が必要です。





原 水音のマザーアースカフェ

神社裏手はもう海。境内から伸びた木々の枝が水面にゆれて美しい



知られざる熊野の魅力、自然の聖地、パワースポットを紹介した「聖地をたどる旅、熊野 」
アールズ出版より好評発売中です。
http://www.honzuki.jp/sp/2012/kumano/






原 水音のマザーアースカフェ



インド留学中の娘が、蚊が媒介する伝染病、デング熱にかかり入院したため、私もかの地へ飛び、退院後も様子を見守りながら、母なるガンジス河のほとりの街、ヒンデュー教徒の聖地、バラナシに約三週間滞在してきました。


雨季の終わりのガンガ(ガンジス河)はあふれんばかりの水をたたえ、そのまわりには多くの寺院が建ち並んでいます。

信心深い人々は、朝に夕に寺院におまいりをかかさず、朝日を浴びた河で沐浴する人たちで河辺のガートはにぎわっていました。



原 水音のマザーアースカフェ


ヒンデュー教徒の女性は、結婚すると基本的に自由に外出することが許されていません。

バラナシでお世話になったゲストハウス、ジョティカフェの若嫁も、お寺におまいりに行くときしか外の空気を吸えないこともあってか、普段着を華やかなサリーに着替えていそいそとお寺参りに向かいます。





原 水音のマザーアースカフェ

神様にお供えする花やココナツの実を買い求め、寺院のなかへ。



原 水音のマザーアースカフェ

マザー・ガンガ ( ガンガ マタ ) に祈る人々 



原 水音のマザーアースカフェ

建ち並ぶ寺院 数千年の時を越えた祈りの街、バラナシ




原 水音のマザーアースカフェ    熊野本宮大社旧社地、大斎原

このところ、熊野を中心に神社へお参りして、光のエネルギーをいただいています。
「聖地をたどる旅 熊野」を出版してから、今までよりもさらに深く聖地との交流のたいせつさを知りました。
聖地とは、天と地をむすぶ巨大なエネルギー装置。
その装置が正しく発動するためには、聖地に足をはこび、清らかな心で、宇宙、自然、神々への感謝の祈りを捧げる人の存在が必要です。
わたしたち人間の生命エネルギーを通してはじめて、天からのエネルギーが地に降ろされるのです。

先日も東京と名古屋からこられた方をお連れして
本宮大社旧社地、大斎原へ。
ここは120年前に起こった明治の大水害で社殿がすべて流され、今はなにも建物が無い空間。
高台に移された本宮大社も素晴らしい場所ですが、もともと聖地に定められた場所には、自然がおりなす精妙なエネルギーが流れています。
水エネルギーが高い川の中州にあり、熊野の子宮のようなここは、おだやかな清らかな波動に満ちています。
「なにもないけれど、無のなかに暖かな大きなエネルギーがある」訪れた方はそう言って感動されていました。


原 水音のマザーアースカフェ  

熊野の山奥の名も無い聖地は、祈りをまっている


先週は、奈良県桜井市の大神神社へ二度も行きました。
山頂のイワクラで祈りを捧げていると、なぜかアメリカ大陸の風を感じました。
アリゾナ、ホピの集落で見せていただいたとうもろこしの豊作を祈る儀式、中米、エルサルバドルの小さな集落で火をかこんでお祈りした儀式、あのとき感じた大地への感謝と天への、グレイトスピリットへのおさえきれないほどの愛を思い出しました。

聖地はつながっている。
日本の聖地、神社に祈りを捧げることが、ひいては世界各地の聖地を活性化することにつながる。そう信じています!

「聖地をたどる旅 熊野」 たましいを癒す旅のガイドブック。好評発売中!

原 水音のマザーアースカフェ
和歌山県北山村 北山川でやすらぐ鳥


原 水音のマザーアースカフェ




従来の熊野のガイドブックとは異なる視点で、大自然の聖地、熊野を紹介する本を書きました。


熊野古道や熊野三山だけでなく、今までほとんど人に知れれていなかったコアな熊野の聖地や


巨樹などを、熊野に住んでいる私の視点で取り上げています。


今、熊野には心の底から平安を求め、また日本の、そして地球の平和を求めて


祈りを捧げにくる方が増えています。


聖地とは、天と地をむすぶ強力な磁場。


でも、聖地がエネルギー装置として発動するためには、


その場を訪れて、心から祈りを捧げる人間の力が必要なのです。


熊野は、古代から大自然の聖地として


人々の祈りを集めてきた場所。


陸の孤島、熊野は今でも交通が不便な場所です。


でも、だからこそ守られてきた自然があり、


人知れず祈りの光を待つ聖地が存在します。


混迷を深めている今だからこそ、


ひとりでも多くの方が熊野を訪れ、


自然のエネルギーを浴びて


聖地の光をその身に、心に、たましいに響かせ、


エネルギー装置としての聖地を発動させてほしい。


それが、ひいては


この星の未来を持続可能なものにしていくのではないかと信じています。




古代から聖なる気が満ちている熊野。強烈な太陽、陽光を照り返す照葉樹の森、圧倒的な迫力で迫る清冽な滝、さまざまな波動を感じる巨岩。大いなる自然にあふれるこの地には、大自然を敬い、感謝する自然崇拝の理念が深く根ざしている。いにしえから人々が祈りを捧げてきた熊野には、今もなおスピリチュアルなエネルギーを感じさせるスポットがたくさん。世界遺産の熊野を、スピリチュアルな目線でガイドする、まったく新しい一冊。

著者プロフィール 原水音(はら みお)

スピリチュアルバースアドバイザー、歌手。熊野の山奥で三男一女の母親として、持続可能な未来を目指し自然と共存するシンプルな暮らしを実践中。知られざる熊野のスピリチュアルスポットや滝、川などの自然を巡る旅を企画し、夫婦ふたりで旅のガイドを行っている。著書:「地球のまわる音を聞きながら」(光文社)

1600円  オールカラー

問い合わせ先・版元

株式会社アールズ出版

113-0033東京都文京区本郷1-33-6へミニスⅡビル4F

Tell03(5805)1781  Fax03(5805)1780

(担当・小野寺)onodera@rs-shuppan.co.jp



セントヴィンセントからバスを乗り継ぎ、フェリスへ。

ここには中世に建てられた美しい古城、フェリス城が!



原 水音のマザーアースカフェ

丘の上の城はいくつもの塔をもち、まるで童話の世界に入り込んだような気分にさせてくれます。


抜けるように青い空とすぐ近くにそびえるアルプスの高い山。


城のなかは当時をしのぶ家具などが展示されていて、イタリア人のガイドつきで見学できます。


自由にうろうろ見学することは許されないので、イタリア語のわからない私にはちょっと退屈だったが、古城の室内から窓ごしに見える雪をかぶった山の絶景は忘れがたいものがあります。



子爵ゴッドフリード2世をはじめとする、この地を治めていた当主たちの館であった城には、当時使われていた台所の巨大なオーブンや、儀式を行って火をたいた暖炉などが残されています。



なんといっても、圧巻は、中庭から見えるフレスコ画!


原 水音のマザーアースカフェ



白馬にまたがってドラゴンを退治しているのは、聖ジョージ。


聖ジョージは、ローマ帝国の軍人でしたが、キリスト教に帰依して聖人となった人物でドラゴン退治で有名です。


勇猛果敢は人物であることから、

旅の安全を守護してくれる聖人とされ崇められたそうです。


ホントはこのフレスコ画は撮影禁止!

イタリア語のわからない私は知らずにパチリ。後でしっかり叱られました。


でも、素晴らしい絵です。これを見るだけでもここに来た甲斐があった!



原 水音のマザーアースカフェ

半円状の階段と木製のバルコニーを彩る鮮やかなフレスコ画


キリスト教の賢者と預言者、そして聖ジョージの姿が生き生きと描かれています。


東側の壁には、受胎告知と聖クリストファーが描かれています。


原 水音のマザーアースカフェ


バスを降りてから歩いてきた道わきに、なんか見慣れた野草が?!


こっ、これはイタドリ?!


熊野地方では「ゴンパチ」と呼ばれる春の山菜ではないか。


ウソ?イタリアにゴンパチが生えてるなんて。


ポキンと折って、かじってみましたら、日本のものより酸味が少なかったです。


イタリア料理の本でしらべてみたら、イタリアではサラダで食べるみたいね。


なんだか、うれしくなりました。




原 水音のマザーアースカフェ



原 水音のマザーアースカフェ

イタリアに三週間滞在してきました。三度目のイタリアですが、今回は仕事で出かけたため長期滞在に。あいまを縫って美術館や遺跡巡りもでき、イタリアーノともふれあい、あらためてイタリアの奥深さを知りました。



歴史に名だたるローマ大帝国の末裔たちは、今でもイタリアという国に誇りをもっていて、歴史と伝統美をしっかり守っている。


日本が捨ててしまった自国への愛情とプライドについて考えさせられた旅でした。


旅のはじまりは、スイス国境にほど近い、北イタリアのヴィッラアオスタ州、アオスタ渓谷の町、セント・ヴィンセントから。






原 水音のマザーアースカフェ

町の名前になったキリスト教の聖人、聖ヴィンセントの像。花が捧げられていた



ミラノから車で2時間近く、湖沼地帯を抜けて北上して行くと、川をはさんで左右に岩山が聳え立つ、壮大なアオスタ渓谷が広がります。


岩山のあちこちからは、雪解け水が滝になって流れ落ち、山の峰みねには古い教会や城が点在しています。


岩山にはりつくように建ち並ぶ家々、その山の向こうには白銀をいただいたアルプスの山々が、まるでパノラマのように迫ってきて、息をのむような美しさ!


夏は避暑地として、また山登りのメッカとして、冬はスキー客でにぎわうリゾート地。




原 水音のマザーアースカフェ


アオスタ渓谷は、先史以前には、ケルト系リグーリア族が支配していました。

だから、山の奥にはケルト時代の巨石文明の遺物が残されています。


北方からの異民族の侵略も多かったこの地は、古代ローマ時代にはアルプス・グライエス地方の県庁所在地となり、ローマ帝国にとっても重要な土地であったのです。


そのため、重厚な城や教会が多くみられ、歴史的にも遺産の多い場所。

大自然の美しさと歴史的価値のある建物や美術品にもふれられる素晴らしい場所です。







原 水音のマザーアースカフェ


カラスに守られた聖人 セントヴィンセント


セントヴィンセントは、アルプスに抱かれた、こじんまりと美しくおだやかな町。


アオスタ渓谷には聖人の名前を冠した町がたくさんありますが、聖ビンセントは、4世紀、大ローマ帝国の属州であった、スペインはヴァレンシアに住んでいた神父さまでした。


統治者であるダシアノは残忍な男で、ローマ兵に命じてヴィンセント神父を拷問しつくし、ついには殺してしまいます。


ダシアノは神父のなきがらをハゲタカのエサにと放置しますが、彼がエサを与え慈しんできたカラスたちがヴィンセントの体を守ったのです。


激怒したダシアノは神父のなきがらを海に投げ込むよう命じました。

しかし、またもやカラスたちがあらわれて、くちばしで遺体を引き上げ、海岸まで運んだのでした。


彼の遺体は弟子たちの手で手厚く埋葬されたそうです。
原 水音のマザーアースカフェ

町中にあるセントヴィンセント教会の聖ヴィンセントの像。なんと、カラスが二羽止まっていました
原 水音のマザーアースカフェ

あの山の向こうは、もうスイス!













原 水音のマザーアースカフェ






 ちごら石 (和歌山県田辺市熊野川町)


アクセスJR新宮駅から熊野交通バスで1時間15分、本宮大社前バス停下車、徒歩10分


熊野本宮大社の裏手を音無川に沿って歩いて行くと、ちごの谷に出る。


その谷に乳子大師・子安弘法と呼ばれる石仏が安置されている場所がある。石仏の上を見上げると、驚くことに岩壁に二つのまるい乳房のような形の石が!



これが、乳古良石(ちごらいし)と呼ばれる石だ。

乳の出が乏しい母親たちがこの石の前で祈ると、

お乳が良く出るといわれ 昔から信仰されてきた。


今でも、ここは安産・子育ての神として地元の人々から信仰されている。

 


 このような民間信仰はかなり古代から続いてきたものだろう。


熊野は、陸の孤島で、けわしい山に囲まれた地形のため、

縄文文化が遅くまで残った場所だ。


だから石に祈りを捧げ、願いを聞き届けていただく、という古代信仰のかたちがいまだに残っているのだろう。



 

わたしは、岩が病気を治してくれるのではなく、祈りの依代、器としての岩がある場所に、

同じような強い思いのエネルギーが集積していくと、

その場所がエネルギーの共磁場となり、エネルギーが共鳴しやすくなる。


結果、ちちさまに祈ってお乳の出が良くなった女たちの喜び、安心感は

波動となってその場にとどまり、後に参った女に伝播して安心感を与える。


その安心感と、信じる力がまた次なる癒しを生み、

そうやって信仰による奇跡が連鎖していったのではないのだろうか。


癒しの奇跡で有名なルルドの泉でも、そこへたどり着いただけで、

歩けなかった人が立てるようになったり、

病が癒されたりという奇跡が起こっている。

 

ドラッグストアで夜中でも粉ミルクがすぐ手に入る現代とちがって、

昔は乳が出ないということは赤ん坊の死を意味していた。

母親たちはどんな思いでこのちちさまに祈りを捧げたのだろう。

わたしも四人の子をおっぱいだけで育ててきたから、

その思いが痛いほどわかるよ。


ちごら石とお太子さまの優しいお顔は、今も変わらずに





だいじょうぶ


だいじょうぶ


きっと、すべてはうまくいくよ



そんなエネルギーを放ってくれている。

 


原 水音のマザーアースカフェ



原 水音のマザーアースカフェ

我が家も大ファン!和歌山の星、坂本冬実さんと!


マジシャンの原大樹が和歌山県の文化に貢献した人に与えられる、栄えある文化賞の文化奨励賞を最年少でいただきました!

昨日、1月17日に和歌山県庁にて授賞式は行われました。

大賞は、和歌山出身で歌手の坂本冬実さん。

テレビと変わらず美しい坂本さんは、

昨年秋に和歌山県南部を襲った台風の後、被災地を訪れて県民のみなさんを励まされました。

http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/022100/hyosho/hyousyou.html



原 水音のマザーアースカフェ
和歌山県知事とマスコットの紀州犬、きしゅうくんと