離れて暮らしてる実父の話
歳もあって、年々弱ってたお父さん
食欲がなくなって
耳が聞こえなくなってきて
疲れやすくもなってた
歳だからかな?何か病気かな?
と思っても
大の病院嫌いのお父さんに病院行けとしつこく行っても行かない
無理やり連れてこうにも本人が動かないもの連れてけない
目に見えて具合が悪くなってきたのは今年に入ってから
ご飯が1食になり
大好きなお酒もやめて
仕事も休みがちになった
体が痒くて掻きむしったり
背中が痛くて湿布を貼りまくったり
便がなくて浣腸を買ったり
白目が黄色になったり
お母さんから心配だと何度も連絡来ていた
お父さんに病院いくよと電話するも
「しつこいぞ!俺は行かない!」と怒られてしまう
それが、ついに、本人も辛すぎて今月の20日以降に「病院行くわ」と呟いた
今がチャンスだと思ったが
我が家は娘が入院して私が腰痛だったので
お姉ちゃんにお願いして25日連れていってもらった
すると、お腹の上に大人のゲンコツくらいの大きなしこりがあるから、大きな病院行ってねと言われる
次の月曜日
お母さんとお父さん2人で大きい病院へ
そこで
膵臓がん
全身転移あり
余命2〜3ヶ月
と言われる
お母さんから泣きながら連絡もらった時は
頭真っ白になった
最初、膵臓がんだけ言われた時は
私は息子で知識があったので
やっぱりなとは思った
覚悟はしてた
でも、全身転移してて、余命宣告までされるとは正直驚いた
お父さんのことも心配だけど
そばに居るお母さんも心配🥺
2人暮らしだから
これからのこと
しっかりと決めるために
今、実家に帰って
私が主治医から話を聞いてくることにした
親族として
話を聞きに行くのはこれで二回目だ
正直、フラッシュバックも怖いな、、
でも私がしっかりしなきゃ!!
行ってきます!!
✄----------🧸🤎🧸🧡🧸---------‐✄
お母さんが
「もっと早く気付いてれば」
「もっと早く病院連れてけば」
と言っていた
私はお母さん側の気持ちが痛いほどわかる
でもね、
癌って結局いつ行っても後悔するんだと思う
結局、がんになる前にがんになるなんて知る人誰も居ないんだから
だったら、タイミングなんてどこで行っても後悔する
もちろん、早期発見はとてもとても大事!
でも病院に行ったそのタイミングが
その人にとっての発見のタイミングだったのだと思う
特にお父さんは病院嫌いだったから
いくら家族が後悔したって
本人が行かなかったものは仕方ない
お父さんに対して
悔いは残るけど
後悔はない
お父さんは昔から
「俺はもう死ぬ」
が口癖の人で
小さかった私は沢山心配したのを覚てる
だから、後悔がないように
お父さんとは関わってきたつもり
でもこれも絶対とは言えない
きっと後悔も残る
後悔はする
癌ってそういうものだもん、、、