【老衰から看取りへ】母がデイサービス通いを受け入れた理由 | 50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

50代主婦いよいよ実家じまいがやってきた

明治の初めから4代続いた実家が、いよいよ幕を閉じようとしています。決して円満とは言えない家族でした。でも今はただ、寂しいばかりです。

こんにちは。ちょびにっこりです。



83歳

実は精神疾患だったのかもしれない

認知症初期の母親

 

いざデイサービスに通い始めたら

それなりに馴染んで楽しみ

2年間

通い拒否は1度もありませんでした。

 

 


それは母が

 

ひもじい上に孤独だったから

 

ではないでしょうか。

 

 

 

コロナ禍が始まる前

 

私たち兄妹は

常軌を逸した言動をする母親を

長年疎んじていました。

 

そうは言っても

情が湧いて渋々世話をする私。


でも遠方住まいで

頻繁には帰れません。

 

兄は経済的にも身体的にも

援助は一切しませんでしたので

 

母は酷い栄養失調になっていました。

 

 

庭も荒れ放題、本人は不衛生

 

もはや母に近寄る人はなく


母は父亡き後3年間、

広々とした旧家屋でずっと一人でした。

 正確には猫のフジちゃんが一緒でしたが。

 


ひもじさと寂しさが

限界に来ていたからこそ

介護サービスを受け入れたのだと思います。

 

 

もし

 

私がもっと頻繁に

母の世話をしていたら

 

このタイミングで

デイサービスに通うことは

なかったでしょうし

 

母もそれなりに気分の波が出て

通い拒否をしていたと思います。

 

 

 

これが

母にとって良いことだったのかは

わからないのですが

 

 

少なくとも

私に母を思いやる気持ちを

思い起こさせてくれる流れとなったことは

確かです。



一口に介護と言っても

 

人それぞれ

親子それぞれ

家族それぞれ

 

何が理想で何が正解かなんて

 

そんなに簡単に

ジャッジできないですよね。

 😢



 達筆な母と一緒に楽しんだ

なぞり書きの本です


母の横顔が

懐かしい

🥹